神戸製菓専門学校の先生からのメッセージ
先生からのメッセージ
松田 慎介先生
製菓本科(昼2年制)学科長
学生の光る才能を見出してくれる先生!

●製菓の道へ進まれた理由を教えて下さい。
学生時代は、勉強することより何かを作ったりすることの方が好きでした。
お菓子を作ってみたら楽しかったので、この道に行こうと思いました。
●お店で働いていた時の印象に残っているエピソードを教えて下さい。
①小さな女の子が小銭を握りしめて母の日のプレゼントを買いに来てくれたこと。
以前にもお母さんと一緒に来店してくれたいた子で、一緒にラッピングなどを考えました!
②クリームチーズを使用したコンテストで賞を頂いたこと。
500以上の作品の中から書類選考、東京での本選(実技)を行い、焼き菓子の部門賞に選ばれました。
お菓子の道に入って10年目ぐらいの時で、色々な仕事を任されていましたが、自分が作るお菓子がお客様にどのように思われているのか、
美味しいのか悩んだ時期でもあったので高い評価を頂いたことで自分の作るお菓子は間違いではないんだ、美味しいんだ!!と、とても自信になりました。
●パティシエにはどのような人が向いていると思いますか?
食べることが好きな人、そして人の笑顔が見たい人は向いていると思います。
スイーツが好きな方は、オープンキャンパスで一緒に体験を通してパティシエを知ってほしいです。
南田 正博
学科長

●パンの道へ進まれた理由を教えて下さい。
高校時代にやっていた飲食店のアルバイトがきっかけで、食の道へ進みたいと思うようになりました。
パンを作っていたらとても楽しく、また人に喜んでもらえることの喜びとやりがいを深く感じたからです。
●今までどのようなところで働かれていましたか。
パンの企業、工場、個人店…と色々なところでお世話になりました。
粉から製造を行っているベーカリーや冷凍生地を扱うベーカリーで勤務した経験もあります。
製造だけでなく店舗のリーダーとして、チーム作りも経験してきました。
●お店で働いていた時の印象に残っているエピソードを教えて下さい。
ある企業で店長を任されていた頃、入社3年目で自分の店舗がモデル店に選ばれたことです。
売上、衛生、サービス面のすべてを評価していただきました。
スタッフ一丸となって良いお店をめざしてやってきたことなので、決して自分1人の力では成し遂げることはできなかったことです。
「パン」という共通のものを通じて、従業員みんなが同じ意識で協力してくれたことはとても嬉しかったですし、自信に繋がりました。
●「製パン本科のここがすごい!」どのようなところですか?
入学から卒業まで、ほとんどの先生と授業で関わるかと思います。
いい意味でこじんまりとした、一人ひとりに目が行き届くアットホームな学校です。
あとはやっぱり、学科専任の教員が見ているので、自然と学生との距離も縮まると思います。
毎日授業で会っているからこそ、就職活動の面接練習などでも一人ひとりにあったサポートができているのだと思います。
●パン職人の道を考えている方へ応援メッセージをお願いします!
「パン生地は嘘をつかない」ということを学生にもよく伝えています。
パン生地と上手に付き合い、材料1つひとつの意味や役割を理解すること。そしてどんなパンを作るのか考え、想い、焼き上げていくことはとても面白いです。
日々、新たな製法や材料が出てくる中で、新しいものを生み出し続けられるこの仕事は、楽しみも可能性も無限大!
ぜひ目指してほしいと思います。