町田調理師専門学校の卒業生からの評判

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町田調理師専門学校の評判(卒業生)

卒業生の声

青木 定治

昭和63年度卒業
SADAHARU AOKI PARIS 主宰
基本を大切にするからこそ、オリジナリティは発揮されるのだ・・・
私がパティシエになろうと思ったのは、お菓子を食べることが好きだったから。10年前にアトリエを立ち上げてから、ずっとパリで活動しています。フランスでは菓子屋として認められる為には、「基本中の基本がきちんとできること」が、絶対不可欠な条件になっています。日本人という言い訳は通用しませんね。ですから、ミルフィイーユやエクレアといった、どこの店にも必ず置いてある当たり前の商品は、確実に作れるということを示さなくてはなりません。その上で、作った菓子に、自分のオリジナリティを盛り込んでいくようにしています。漸く、この私の考え方が、パリの人たちにも認められ始めているみたいです。最近では、フランスで修業をする日本の若いパテシィエの方々も増えてきているようですね。ですが、現在のパリのパティスリー状況は非常に難しいものがあります。
フランスのエキスを全て受け入れることも大切なことですが、良い面・悪い面を見極める目を持つことも非常に重要だと思います。
これからパティシエを目指す皆さんには、そういうことも知っておいていただきたいですね。

関本 豊

上級調理師科
調理師
明治記念館 洋食部
何事にも積極的に取り組む姿勢が重要です。
「いい後輩になれ。」これは私が在学中に先生方から言われて一番印象に残っている言葉です。とは言っても、当時は正直意味を全然理解していませんでしたけどね(笑)。ただ、こうして実際に自分が料理人として現場に立ち、ようやくその意味が分かりつつあるんです。今の私が考える“いい後輩”の条件とは噛み砕いて言うと「よく気が利き」「自分から質問をしに行き」「常にやる気を持っている」人のこと。これは料理人の仕事に限ったことではないでしょうが、黙っていても教えてもらえる学生時代とは違い、自分から積極的に覚えにいかないといけないんだと思うんです。だからこそ、身の回りの些細なことにも気を配り、自分から聞きにいく姿勢が大事なんです。
私は入社してもうすぐ10年になりますが、毎日勉強の日々であることに何の変わりもありません。新しい知識を吸収することは料理人である自分にとって、とても楽しいことです。しかし、お客様からお金を頂いている以上、得た知識や技術はお客様の満足に繋げなくてはなりません。そのことが大変であり、自分の努力の源にもなっていますね。
「入学資格は食いしん坊である」こと。これって町調のキャッチコピーですよね。料理人を目指す皆さんに、これは必要なことだと思います。美味しいものを作るには、やはり美味しいものを食べないと。これは学生時代から心掛けておくべきです。皆さんも貴重な学生時代ですから、何事にも積極的に取り組む姿勢を持って過ごして下さい。