東京農業大学(北海道オホーツクキャンパス)の学部・学科・コース・専攻

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東京農業大学(北海道オホーツクキャンパス)の学部・学科(就職)

学部・学科

生物産業学部

北方圏農学科

基本情報
募集人数91名
概要■大自然、生産現場に学ぶ
北海道の豊かな環境に身を置き、農学、畜産学、生態学、生命科学などを総合的に学びます。研究フィールドは広大な自然と現実の生産現場。大学のみならず、森や牧場・畑までもがキャンパスです。森林や湿原で行う実習を通じて生態系の仕組みを探究し、保全・再生策を模索します。実績として、エゾシカの生態データや千羽を超えるエミュー飼育の発展など、本学科にしかない研究成果が多くあります。

■生産者や地域の人も先生になる
農業生産、畜産、環境保全への携わりを志向する学生にとって、学びの可能性は無限に広がります。農業者や地域住民との協働作業も多く、そうした交流から得られる知識も研究を進める上で大きな役割を果たします。地域振興や環境保全を実行するために必要な行動力や独立心を養うことで、卒業後リーダーとして事業や活動をけん引することができる力を身につけることができるでしょう。
学費について初年度納付金:1,538,800円
 入学金270,000円を含む
■網走寒冷地農場
営農・教育・研究三位一体の実学主義を具現化
北海道網走市音根内の約21haの地で他の大学農場にはみられない農場運営方式を導入。地元営農集団組織の一員として、農業機械・施設の共同所有・利用、生産物販売等の共同経営を行う。農場は、実習場であると同時に地域に生じる生産現場の課題を解決するための、産官学連携の試験・研究場としての役割も果たしている。
就職・進路
生産技術/ビオトープ管理士/農業技術者/農業研究者/農業/農家/畜産研究/畜産技術者/酪農家

【主な進路先】
[農林・畜産関連企業]
日本ホワイトファーム、東京動物協会、日新丸紅飼料、丹波屋、日本中央競馬会、トキタ種苗、丸玉木材、ヤンマーアグリジャパン、北海道クボタ、井関農機、ヤマタネ、トップファーム

[食品関連企業]
日清食品、伊藤園、日本食研ホールディングス、マルハニチロ、ニチレイフーズ、横浜丸中青果、山崎製パン、ユーシーシーフードサービスシステムズ、ミツハシ、筑波乳業、北海道糖業、満天屋ストア、雪国まいたけ、石屋製菓、ヤクルト、理研ビタミン、グルメデリカ

[医療]
生殖医療機関(ファティリティクリニック東京、神戸ARTレディスクリニックなど)

[環境コンサルタント、環境・保全NPO]
建設環境研究所、サロベツ・エコ・ネットワーク、環境テクニカルサービス、特種東海フォレスト

[公務員・教員]
北海道庁・普及職員(農業)、林業職(北海道庁、青森県庁、群馬県庁、秩父市)、福島県庁、警視庁、南相馬市役所、八丈町役場、埼玉県羽生実業高等学校、静岡県立磐田農業高等学校

[農協・団体]
全国農業協同組合連合会、全国酪農業協同組合連合会、ホクレン農業協同組合連合会、各農業協同組合(JAオホーツク網走、JAしれとこ斜里など)、農畜産業振興機構、北海道立総合研究機構

[その他の企業]
京葉銀行、農林中央金庫、東日本旅客鉄道、ツムラ、コメリ、DCMホールディングス、星野リゾート

学べる学問
環境科学/獣医学/畜産学/森林科学/農学/生命科学/生物学

海洋水産学科

基本情報
募集人数91名
概要■オホーツク水圏の豊かな生態系を理解する(水圏共生分野)
水圏共生分野では、自然の深い理解とともに人がどのように自然に関わるべきかを考えます。学びのための教科書や材料は、すべてオホーツクの海、川、湖沼などの自然豊かなフィールドにあります。冷水性魚類や海棲哺乳類、エビ・カニ類、二枚貝や巻貝類、動植物プランクトンなどの多様な生物や生態系に触れ、そして活発な漁業活動を実感しながら、豊かな生態系と海洋環境との関わりを学びます。

■水産資源の持続的な利用を目指す(水圏フードシステム分野)
水圏フードシステム分野では、どのように水産資源を守り、増やすか、また、いかにすれば水産物を安心・安全で安定的に多くの消費者に提供できるかを考えます。オホーツク海をはじめとした自然豊かなフィールドでの調査研究とオホーツク臨海研究センター等の室内施設での試験研究を併せ考えることで、今ある資源を活かし利用し続ける方法を学びます。
学費について初年度納入金:1,573,800円
入学金270,000円を含む
■オホーツク臨海研究センター
「海」を体験しながら水産や水圏環境を研究
生物産業学部の学生の臨海実習を目的に、キャンパスから車で20分ほどの距離にあるオホーツク海沿岸に設置。様々な魚介類にふれながら実習を行えるよう工夫されており、臨海施設であればこその「海」を体験できる。学部生・院生の卒業研究の場としても活用される他、地域の小・中・高校の生徒や漁業関係者にも広く利用されている。
就職・進路
営業(企業)/一般事務/水産研究/水産技術者/漁業/農業/農家/野生動物調査/水族館/学芸員/高校教諭/中学校教諭

【主な進路先】
[水産関連企業・サービス]
常呂漁業協同組合、紀文食品、海洋エンジニアリング、中島水産、全国漁業協同組合連合会、北海道漁業協同組合連合会、角上魚類ホールディングス、横浜魚類、東都水産、東洋水産、ホクモウ、マルハニチロリテールサービス、横浜冷凍、日清丸紅飼料

[その他(農産業関)企業]
よつ葉乳業、全国農業協同組合、ホクト、はが野農業協同組合、市原市農業協同組合、宇都宮農業協同組合、上都賀農業協同組合、オハヨー乳業、東京青果、富士食品工業、ヤンマーアグリジャパン

[その他企業]
ライオン事務器、柳月、日本電設工業、サンデリカ、きらぼし銀行、三和化学研究所、林兼産業、テルモ、マルハニチロ物流、アルビオン、クロレラ工業、北海道ガス、上新電機、東芝、Mizkan、第四銀行、神戸電鉄、協和企業、日立物流首都圏

[動物園・水族館関係]
京都水族館、レゴランドジャパン、南知多ビーチランド、札幌副都心開発公社(サンピアザ水族館)、アクアワールド茨城県大洗水族館、おたる水族館、神戸市立須磨海浜水族園、宇都宮動物園、日本動物園水族館協会、オリックス水族館

学べる学問
環境科学/水産学/森林科学/農学/生命科学/生物学

食香粧化学科

基本情報
募集人数91名
概要■生物資源の付加価値を高めるために
食香粧化学科は、日本で初めて、食品、香料そして化粧品の開発・加工を基礎から応用まで学ぶ学科として誕生しました。生物資源には、様々な機能性があり、これらを活かすことで、食品、香料、化粧品、トイレタリーなどの製品を産み出すことができます。ハーブや薬草などの生物資源を栽培・収穫するなどの体験実習、生物資源の機能性を解析するための実験、食品や香粧品を製造するための実習など、ここでしかできない体験を中心に食品、香料、化粧品に関する知識を学ぶことができます。

■資源に恵まれたラボに身を置く
生物資源の宝庫である北海道オホーツクキャンパスにあることで、常に原料資源の本物に触れられる環境で学ぶことができます。原料特性や機能性、生化学的特性、品質管理のための衛生学など、化学物質の本質をとらえる知識を身につけるほか、食品や香粧品を作っている企業による講義や実習も豊富です。企業との共同研究なども多く、実践的な学びを体験できることも魅力のひとつです。
学費について初年度納入金:1,613,800円
 入学金270,000円を含む
■食品加工技術センター
食品加工実習を行うほか市民にも開かれた施設
東京農大では食品加工技術センターを各キャンパスに設置。世田谷キャンパスでは、応用生物科学部の共通施設として食品加工に関わる実践的教育・研究を行う。厚木キャンパスでは、食肉加工および乳加工の実習設備を備え、オープンカレッジ講座の体験実習にも利用。北海道オホーツクキャンパスでは、食品製造実習や卒論研究をはじめ、市民参加の実習などに利用されている。いずれのキャンパスも保健所の営業許可を受けている。
就職・進路
危険物取扱者/商品企画・開発(食品・飲料)/商品企画・開発(化粧品)/食品衛生監視員/食品研究/食品技術者/フードスペシャリスト

【主な進路先】
[食品関連]
赤城乳業、六花亭、LeTAO、タカナシ乳業、三栄源エフエフアイ、久原本家、よつ葉乳業、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、雪印メグミルク、ダイドードリンコ、アヲハタ、日本食研ホールディングス、はごろもフーズ、日本ハム総菜、B-R サーティワンアイスクリーム、ドトールコーヒー、敷島製パン、デリカフーズ、マルコメ、ニッセーデリカ、マルハニチロ、角上魚類ホールディングス、新進、三菱食品、東ハト、シャトレーゼ、八海山、コメダ

[化粧品・トイレタリー関連]
資生堂、アルビオン、ロクシタンジャポン、NSファーファ・ジャパン、花王グループカスタマーマーケティング、ドクターシーラボ、ソフィーナビューティーカウンセリング、シャンソン化粧品、東洋ビューティ、岩瀬コスファ、LUSHジャパン、ノエビア、日光ケミカルズ、日本コルマー、ナリス化粧品、ピアス

[香料・製薬・化学関連]
高田香料、富士香料化工、大塚製薬、科研製薬、仙波糖化工業、常磐植物化学研究所、鶴見製紙、シンジェンタジャパン、高砂香料、長岡香料、ミヨシ油脂、片倉コープアグリ、小川香料

[サービス・その他企業]
井関農機、ANAケータリングサービス、東急電鉄、イトーヨーカ堂、JALスカイ、ボーネルンド、さくらウィメンズクリニック、ザ・ホテリエグループ ANAインターコンチネンタル、八十二銀行、三井金属エンジニアリング、NTTデータ アイ、東洋冷蔵

[団体]
日本細菌検査、全国酪農業協同組合連合会、北海道漁業協同組合連合会、生活協同組合コープにいがた、県庁職員、教員

[大学院進学]
東京農業大学大学院

学べる学問
農学/生命科学/応用化学/化学/健康科学/栄養学/食物学

自然資源経営学科

基本情報
募集人数90名
概要■地域のリーダー、経営者になる
地域において産業の活性化につながる人材を育てることを目的にした学科です。基礎から実践的応用まで経営学を学び、その知識をベースに、地域資源を有効活用させるきっかけを見出す着眼力や事業化するための企画立案力、調整力などを養い、マネジメント能力を身につけます。少人数制のゼミナール形式で議論し、自らの言葉でコミュニケーションする能力を高める授業が特徴です。

■冷静な判断力と熱い行動力
ディスカッションする経験を積み重ねることで、客観的に物事を見つめる能力が身につきます。一方で、町おこしイベントなど地域住民と協働で取り組む機会も多く、率先して行動するアクティブさや企画力が求められます。多くの人との関わりから生まれる結びつきも、地域復興にとって大切な要素です。目的意識をもって取り組むことで得られる経験は将来にとってかけがえのないものです。
学費について初年度納入金:1,396,800円
 入学金270,000円を含む
オホーツク地域そのものが巨大な教育研究「施設」

自然資源経営学科自慢の教育研究「施設」― それはオホーツク地域の豊かな大自然、そして多様な地場産業と地域社会そのものです。キャンパス内の充実した教育・研究設備は言うまでもなく、網走を中心としたオホーツク地域の農林水産業、観光業、環境保護活動、町おこし運動など、ありとあらゆる社会経済活動が学生の体験と研究のフィールドになっているのです。さらに、学生が地域活性化ビジネスを体験するためのベンチャー企業(株)東京農大バイオインダストリーもキャンパスに併設されていますし、インターンシップでは札幌など道央圏まで活躍の場が広がっていきます。この巨大な「施設」を使いたおそう!
就職・進路
販売(企業)/営業(企業)/一般事務/ショップ経営者/店経営者/ショップオーナー/農業/農家/銀行員/高校教諭/中学校教諭

【主な進路先】
[企業]
AIRDO、ANA沖縄空港、大田花き、カネカ食品、サラダクラブ、国分グループ本社、セブンイレブン・ジャパン、ゼンショーホールディングス、はままつフラワーパーク、東日本旅客鉄道、フジッコ、税理士法人北翔会計、本田技研工業、ヤンマーアグリジャパン、三菱UFJインフォメーションテクノロジー、山崎製パン、ローソン、わらべや日洋ホールディングス、ニトリ、SMBC日興証券、星野リゾート、シェラトン都ホテル東京、ベクトル、日本農業新聞、名古屋銀行、千葉信用金庫、湘南信用金庫、四国旅客鉄道、西日本電信電話、フォーバル、大東建託パートナーズ、カネカ食品、デリカフーズ

[農協・団体]
全国農業協同組合連合会、全国酪農業協同組合連合会、鹿児島県農業協同組合連合会、静岡県経済農業協同組合連合会、長野県農協直販、東京むさし農業協同組合、オホーツク網走農業協同組合、オホーツク農業共済組合、北海道漁業協同組合連合会、生活協同組合あいコープみやぎ、秋田信用組合、天竜森林組合、東海大学、成蹊大学

[教員]
岐阜県瑞穂市立中学校

[公務員]
警視庁、兵庫県庁、大島町役場、高崎市役所、川口市役所、地域おこし協力隊

学べる学問
環境科学/農学/社会学/商学/経営学/経済学