酪農学園大学の大学進学情報
基本情報
北海道のフィールドを活かし、「農・食・環境・生命」を学べる総合大学です。
札幌市から電車で約15分、1,350,000㎡の広大なキャンパスは東京ドーム約28個分以上の広さ。
約170頭の乳牛を敷地内で飼育する酪農生産ステーションや、診療件数が日本トップクラスの附属動物医療センターのほか、生体を使わずに、シミュレーターで獣医療の臨床手技を習得するスキルスラボ棟。乳・肉製品の製造実習室など、充実した施設が整っており、実学教育を展開しています。
酪農学園大学ならではの規模と専門的な設備は、現場に強い実践力を身に付けることができ、あなたの可能性を広げます。
お知らせ「NETを活用した情報収集」
■酪農学園大学YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCKaKV-gMpHlkuHgAc9hvtFA
■公式サイト
https://www.rakuno.ac.jp/
■受験生サイト
https://nyushi.rakuno.ac.jp/
■LINE公式アカウント、Instagram
登録(フォロー)は受験生サイトから
部活・サークル
酪農学園大学ならではのクラブ・サークルが元気に活動しています。
スポーツ系・文化系あわせて約70のクラブ・サークルがあり、酪農学園大学ならではの乳牛研究会、肉牛研究会、中小家畜研究会、北海道のフィールドを生かした熱気球愛好会、野生動物生態研究会などが元気に活動しています。
寮・下宿
遠隔地出身の学生が経済的・精神的に安心して学業に専念できるよう、男子寮と女子寮を大学のキャンパス内に設置しています。学生寮は、寮生委員会を中心に自主的に共同生活が展開されています。
学費
学部・学科の学費
循環農学類 | 初年度納入金 1,584,000円 | 入学金200,000円込み |
食と健康学類 | 初年度納入金 1,584,000円 | 入学金200,000円込み |
環境共生学類 | 初年度納入金 1,589,000円 | 入学金200,000円込み |
農環境情報学類 ※2026年度開設予定 | 初年度納入金 1,584,000円 | 入学金200,000円込み |
獣医学類 | 初年度納入金 2,664,000円 | 入学金300,000円込み |
獣医保健看護学類 | 初年度納入金 1,669,000円 | 入学金200,000円込み |
オープンキャンパス
オープンキャンパス in 酪農学園大学
2025年6月の日程 | 28(土) |
2025年7月の日程 | 26(土)/27(日) |
2025年9月の日程 | 27(土) |
説明 | 講義や体験、見学を通して酪農学園大学ならではの学びを体感することができます。 【開催日】 <2025年度> 第1回:6月28日(土) 第2回:7月26日(土)27日(日) 第3回:9月27日(土) 第4回:3月28日(土) ※開催日の1か月前頃より申し込み受付を開始する予定です。 【開催時間】10:00~15:40(受付時間 9:30~) 【開催場所】酪農学園大学 【プログラム】※予定 ●オープニングイベント 学生によるオープニングイベント、本日のオープンキャンパスについての説明を実施いたします。 ●学類イベント 講義や体験、見学を通して学類の学びを体感することができます。 過去のオープンキャンパスではやっていないプログラムもご用意しています。 各学類2回実施、気になる学類のプログラムを最大2つ参加が可能です。 また、環境共生学類による「研究室紹介」、食と健康学類による「ポスター展示」も実施しています。 ●RGUツアー 酪農学園大学ならではの施設をご案内します! ・学生と行くキャンパスツアー(随時、受付) ・附属動物医療センター※ ・作物生産ステーション※ ・肉畜生産ステーション(肉牛・中小家畜)※ ※印は事前予約者のみ ●進学ガイダンス(入試・費用・奨学金) 2025年度入試のスケジュールや各選抜の特徴に加え、大学進学に係る費用や奨学金について説明いたします。 ●新設学類紹介(高1・2年生対象) 2026年度より農環境情報学類が開設予定です。どのような学びがあるのか、概要について説明いたします。 ●学生企画イベント 学生が主体となって企画したイベントです。 志望学類関係なく、沢山のご参加をお待ちしています。 ●RGUカフェ 学生とお話ができる休憩コーナーです!パネル展示もあるのでぜひご覧ください。 無料ドリンクや大学で作っているチーズ、牛乳、アイス等をご用意しています。 スタンプラリーを実施!すべてコンプリートされた方には、抽選で酪農学園オリジナルギフトをプレゼント! 7個コンプリートされた方には、オリジナルのトートバッグorお弁当バッグをプレゼントいたします。 ●学類紹介コーナー ポスターや学類に関する展示をしています。気になるブースへお気軽にお越しください。 ●個別相談コーナー 入試、奨学金、一人暮らし、学生寮に関する相談もでき、見学も可能です。 ●無料学食体験 学生に人気のメニューはなんでしょうか!? オープンキャンパススタッフと一緒に食べながらお話をしましょう。 【お申し込み・詳細はこちらから】 オープンキャンパスin酪農学園大学 https://nyushi.rakuno.ac.jp/event/opencampus.html ※事前申し込みが必要になります。 |
地図・アクセス
アクセス
学校所在地
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地
交通アクセス
JR 函館本線江別・岩見沢方面行で大麻駅下車、大麻駅南口から徒歩約15分。
学部・学科
農食環境学群
循環農学類
年限 | 動物科学領域 | 植物生産学領域 |
概要 | 【人の生命を育む農畜産物の生産と、土や水などの環境との密接な関係を探求】 実験・実習を多く取り入れた実学教育によって、社会が求める永続的な農業を担うための幅広い知識と技術の習得を目指す。時代とともに変化する「農学」をバランスのとれた「循環農学」として探求していくために2つの領域を設置。 |
学費について | 初年度納入金 1,584,000円 入学金200,000円込み |
- 就職・進路
- 生産技術/企画・調査/商品バイヤー/販売(企業)/営業(企業)/農業技術者/農業研究者/農業/農家/畜産研究/畜産技術者/家畜人工授精師/畜産技術者/酪農家/動物飼育係/動物園/食品衛生監視員/地方公務員/国家公務員/高校教諭/中学校教諭
- 学べる学問
- 農学/生物学/経済学
- 取得可能な資格
- 食品衛生監視員任用資格<国>/食品衛生管理者<国>/食品衛生責任者/中学校教諭免許状<国>/高等学校教諭免許状<国>/家畜人工授精師<国>
食と健康学類
年限 | 食品科学領域 | 管理栄養士コース |
概要 | 【食のシステムに関する幅広い知識の習得を目指す】 本学の立地と環境を活かした食料生産に関する講義・実習を通して食の生産、加工・製造、流通、健康などの総合的な食のシステムを理解する。食品の機能、開発・製造と流通の専門家、管理栄養士の養成を目的に領域・コースを設置。 |
学費について | 初年度納入金 1,584,000円 入学金200,000円込み |
- 就職・進路
- 企画・調査/商品企画・開発(食品・飲料)/商品バイヤー/販売(企業)/営業(企業)/一般事務/スーパーバイザー/食品衛生監視員/食品研究/食品技術者/管理栄養士/栄養士/地方公務員/国家公務員/高校教諭/中学校教諭
- 学べる学問
- 栄養学/食物学
- 取得可能な資格
- 管理栄養士<国>/食品衛生監視員任用資格<国>/食品衛生管理者<国>/食品衛生責任者/栄養士<国>/中学校教諭免許状<国>/高等学校教諭免許状<国>
環境共生学類
年限 | 野生動物学領域 | 地球環境学領域 |
概要 | 【国内外のフィールドを対象とした実習・実験・演習と総合的なカリキュラムを実施】 自然と調和する社会の形成に貢献するため、フィールドワークを通じて地球環境、社会環境を科学的に分析する力を習得する。幅広い環境問題に対応可能な知識と技能を会得。 |
学費について | 初年度納入金 1,589,000円 入学金200,000円込み |
- 就職・進路
- 公害防止管理者/企画・調査/商品バイヤー/販売(企業)/営業(企業)/一般事務/ビオトープ管理士/気象予報士/環境コンサルタント/環境アセスメント調査員/環境保全エンジニア/ネイチャーガイド/レンジャー/自然保護官/野生動物調査/地方公務員/国家公務員/高校教諭/中学校教諭
- 学べる学問
- 環境科学/生物学
- 取得可能な資格
- 食品衛生責任者/中学校教諭免許状<国>/高等学校教諭免許状<国>/生物分類技能検定/気象予報士<国>/ビオトープ管理士(R)/公害防止管理者<国>
農環境情報学類 ※2026年度開設予定
年限 | アグリデザイン領域 | 地域データサイエンス領域 |
学費について | 初年度納入金 1,584,000円 入学金200,000円込み |
- 就職・進路
- 農業技術者/農業研究者
獣医学群
獣医学類
概要 | 【高度な知識と技術の習得により、幅広い分野で活躍する人材を輩出】 獣医学およびその関連分野における高度な知識・技術と解決・実践能力を身につけた産業動物医療伴侶動物医療ならびに公衆衛生分野の獣医師養成教育を通して、食の安全や人と動物の福祉、さらに生命科学分野での先端的研究をリードできる人材を育成する。 |
学費について | 初年度納入金 2,664,000円 入学金300,000円込み |
- 就職・進路
- 動物園/獣医学/畜産学研究者/獣医師/食品衛生監視員/地方公務員/国家公務員
- 学べる学問
- 獣医学/畜産学/生物学
- 取得可能な資格
- 食品衛生監視員任用資格<国>/食品衛生管理者<国>/食品衛生責任者/環境衛生監視委員<国>/獣医師<国>
獣医保健看護学類
概要 | 【獣医保健看護領域で幅広く活躍できる人材を育成】 獣医学に関する基礎的知識と動物看護学に関する専門知識を身につけ、獣医保健看護の分野を担う人材を育成する。また、専攻分野においては動物栄養学、動物行動学および動物理学療法学に関する高度な教育を展開し、それぞれのスペシャリストを養成する。 |
学費について | 初年度納入金 1,669,000円 入学金200,000円込み |
- 就職・進路
- ペットケアアドバイザー/家畜人工授精師/ドッグトレーナー/ペットショップ/動物看護師/地方公務員/国家公務員
- 学べる学問
- 生物学
- 取得可能な資格
- 食品衛生責任者/動物看護師/ドッグトレーナー/愛玩動物飼養管理士/家畜人工授精師<国>/ペット栄養管理士
奨学金
奨学金制度
特待生制度
【形態】給付
【金額】年額240,000円
【応募資格】1年以上在学した次の条件に該当する者 1.学業成績・人物ともに優れた者/2.課外活動において優秀な成績を収め、学業と両立し人物ともに優れた者
授業料免除制度
【形態】免除
【金額】授業料の半額
【期間】1年間
【応募資格】学資負担者が次の場合 1.死亡または生別/2.失職/3.病気または事故等で著しく収入が減少/4.火災、風水害等の災害を受けた場合
奨学金制度
勉学を続けていく上で、経済的理由により就学が困難な学生に対し、奨学金の貸与や給付をする制度があります。 本学で、取り扱っている主な奨学金制度は次のとおりです。
■日本学生支援機構
詳細は日本学生支援機構のホームページをご覧ください。
https://www.jasso.go.jp/
おすすめポイント
酪農学園のココがスゴイ!!東京ドーム28個分以上!敷地面積135ha
キャンパスは、北海道札幌市の隣にある江別市文京台。その総面積は約135ha。実に東京ドーム約28個分!
この中に講義棟をはじめフィールド教育センターや附属動物医療センター、研究施設、課外活動施設などさまざまな施設があります。
酪農学園のココがスゴイ!!えっ!これが大学のキャンパス?~酪農の最先端を見てみよう~
自然のサイクルや環境を壊すことなく持続的に資源を利用できるシステムづくりをめざすのが酪農学園大学が掲げる「循環農法」。
異なるシステムの牛舎があり、インテリジェント牛舎は、循環農法型の先進施設。また、牛が自由に行動できるフリーストール牛舎、良質な乳牛を育てる繋ぎ飼い牛舎など、様々な酪農形態を学ぶことができます。
酪農学園のココがスゴイ!!診療件数は年間45,300件 酪農王国・北海道を支える獣医療の拠点がキャンパス内にあります
キャンパス内に設置されている酪農学園大学附属動物医療センターの診療件数は、年間45,300件。犬や猫などの伴侶動物は約8,900件で、酪農王国・北海道らしく牛や馬などの産業動物が約36,400件にものぼるのが特徴です。
病院本館にはCTやMRIなど最新設備が配置され、幅広い動物診療の実際を体験しながら獣医臨床分野教育と学術研究を実施しています。
また、診療施設、入院棟、教育研究施設などからなる建物群の施設規模は、日本国内の獣医師養成大学の中で最大規模を誇ります。
生体を使わずに、シミュレーターで獣医療の臨床手技を習得するスキルスラボ棟。ここは、動物診療はもとより、動物の疾病予防・健康増進等の指導、獣医師の卒業後教育、地域社会の動物愛護運動の啓発・協力などに積極的に取り組む獣医療の拠点です。
酪農学園のココがスゴイ!!酪農学園大学ブランド 作ろう!食べよう!メイドイン酪農学園
ソーセージやハム、ベーコンなどの製造過程を一から実践的に学べる本格的な実験実習設備を完備。実習のあとは作ったものをその場で試食したり、持ち帰ったりでき、これを心待ちにしている家族もいるそう。ここで製造される製品は、「酪農学園大学ブランド」として、学内の大学生協に委託し販売しています。
乳製品製造実験実習室では、酪農学園大学内の農場で生産した新鮮な生乳を使って、牛乳やチーズ、バター、アイスクリームなどの本格的な乳製品づくりを学びます。ここで作られた乳製品は肉製品と同様に、「酪農学園大学ブランド」として学内でも人気です。
酪農学園のココがスゴイ!!健身館・健音館・トレーニングセンター・緑音館 盛んな部活・サークル活動を支える充実施設
■3つの武道場、30の部室などを完備
「健身館」は柔道や剣道など格技系のための4階建てのサークル施設。1階から3階の中心には3つの武道場を備え、各階には体育系サークル専用部室を配置。酪農学園大学の活発なスポーツ活動を支えています。もちろんロッカールームやシャワー室、洗濯スペースなども完備。練習に熱中できる環境が整っています。
■音を気にせず熱中できる
音楽・演劇サークルの課外活動拠点が鉄筋コンクリート2階建ての「健音館」。部室やライブスペースをはじめ、気兼ねなく練習できる防音室、よさこいソーランや演劇の練習ができる3つの練習場、ピアノ練習室等を備えています。ちなみに、しっかり食べてよく学ぶ「健康」から一文字とって『健音館』と名づけられました。
個別相談
学内見学
酪農学園大学の魅力が分かる!
学内見学
※5月中旬~10月末
※感染症等により、受入条件が変更となる場合があります。
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酪農学園大学では、学内見学を実施しています。職員がキャンパスを実際にご案内し、大学の特色や歴史を説明します。また、施設やキャンパスライフなど、みなさまの「知りたいこと」にお答えします。お一人でも参加OK!お気軽にお申込みください
見学時間 9:00~16:00 ※土曜・日曜・祝日除く、都合によりご希望の日時で対応できない場合があります。
お申込方法
あらかじめ予約が必要です。下記の中からお選びください。
○メールで申し込む
○電話で申し込む
○FAXで申し込む
○ハガキで申し込む
【必要(記入)事項】※下記1~8の内容をお知らせください
1:お名前
2:ご連絡先(電話番号またはメールアドレス)
3:ご連絡先2(当日につながる携帯電話など)
4:希望の学類
5:見学希望日および大学到着予定時刻
6:学年および在籍(出身)高校名
7:同伴者の人数
8:見学希望施設(ご希望に添えない場合もございます)
(その他ご要望等がございましたらご記入ください)
電話番号 0120-771-663(フリーダイヤル)
FAX番号 011-388-4157
メールアドレス koho@rakuno.ac.jp
住所・部署 069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地
酪農学園大学 入試広報センター
高校生の方へ
【受験生のための入試Q&A】推薦入試について
Q 推薦入学試験(総合型選抜・学校推薦型選抜)の“専願”とはどのような意味でしょうか?
A 専願とは、合格した場合に必ず本学へ入学することを前提として出願することです。推薦入学試験(総合型選抜)の「自己推薦入試(Ⅲ期)」を除き、推薦入学試験は専願の扱いとなります。第2志望学類として循環農学類、食と健康学類(管理栄養士コースを除く)、環境共生学類を選択できる入学試験がありますが、出願時に第2志望学類を選択し第2志望学類に合格した場合も専願となりますので、ご留意ください。
Q 推薦入学試験の“総合型選抜”と“学校推薦型選抜”の主な違いを教えてください。
A 出願資格における主な違いは、総合型選抜では出身高校の推薦が不要であり、そのほかの出願資格を満たしていれば自分自身の意思で出願することが可能です。一方で、学校推薦型選抜ではその名のとおり出身高校の推薦が必要です。
選抜方法における主な違いは、総合型選抜では2025年度入試から選抜項目の1つとして「プレゼンテーション」が導入され、「小論文」と「プレゼンテーション」のどちらか1つを選択できるようになりました。日程における主な違いは、総合型選抜は10月に実施され、学校推薦型選抜は11月に実施されます。
※ただし、総合型選抜の自己推薦(Ⅱ期)は2月、自己推薦(Ⅲ期)は3月に実施されます。
Q 複数の入学試験の出願資格を満たしている場合、どの試験を受験したらいいでしょうか?
A 複数の入学試験の出願資格を満たしている場合、どの試験を出願するか選択していただくことが可能です。学類や試験の種類によって選抜項目(「小論文」「面接」等)や配点が異なりますので、各試験の選抜項目や配点を今一度ご確認いただき、よりご自身の状況に合う試験をお選びください。
【受験生のための入試Q&A】学力入試について
Q 学力入学試験で2つの学類の試験を受験することはできますか?
また、1つの学類においても、複数の試験を受験したいと考えていますが、併願することはできますか?
A 選択する入学試験によって、2つの学類の試験を受験すること、また、複数の試験を併願することができます。併願できる入学試験の組み合わせについては、受験ガイド(P18〜P19)もしくは受験生サイトを参考にしてください。また、学力入試や学力・共通テスト併用型入試は、第2志望学類として循環農学類、食と健康学類(管理栄養士コースを除く)、環境共生学類を選択することも可能です(共通テスト利用入試は第2志望学類を選択することができません)。
Q 北海道に住んでいますが、東京会場で受験することはできますか?
また、会場の建物名や住所など詳しい情報は何を見たら分かりますか?
A 受験できます。試験会場は現在の居住地に関わらず自由に選択することが可能です。ただし、本学会場でのみ実施する試験がありますので、ご注意ください。試験会場は出願時に選択する必要がありますので、Web出願登録の際に間違いのないよう選択・登録してください。また、出願受付後に発行される受験票に選択した試験会場が記載されているか必ずご確認ください。なお、試験会場に関する詳細は、「2025入学試験要項」で確認することができます(2025入学試験要項は、2024年6月中旬に受験サイトにて公表予定です)。
願書・入試
詳細は、以下の受験生サイトから「2025年度 入試要項」をご確認ください。
受験生サイト
https://nyushi.rakuno.ac.jp/guidance/guidance-webentry.html
本学の大学入学者選抜の制度は以下のとおりです。
■推薦入学試験(総合型選抜)
自己推薦(Ⅰ~Ⅲ期)
産業振興特別推薦
環境共生貢献推薦
■推薦入学試験(学校推薦型選抜)
指定校推薦
一般推薦
アグリマイスター推薦
生産動物医療推薦
動物病院後継者育成推薦
農業高校および農業大学校推薦
学士等推薦
生産動物看護推薦
日本学校農業クラブ活動特別推薦
■一般選抜
第1期学力入試
第2期学力入試
第1期学力・共通テスト併用型入試
第2期学力・共通テスト併用型入試
共通テスト利用入試(前期)
共通テスト利用入試(後期)
学生の声
谷川 未菜さん
トータルに畜産の知識を身につけ、畜産業界に貢献できる人材に
私は高校時代から学びの中で但馬牛の繁殖・肥育一貫経営を行うなど、和牛に触れる機会がある環境で過ごしていました。和牛についての学びをより深めたいという思いから、酪農学園大学への進学を決めました。
循環農学類の最も良いところは、実践的な学びです。学内や元野幌農場で飼育している和牛の頭数も多く、実習を通して専門的に体験しながら技能を身につけることができるのは、北海道という畜産大国をフィールドに持つからこそできる学びだと感じます。また、先生方や同じ目標を持つ仲間たちをはじめ、実習先の方、搾乳アルバイトの従業員の方々など、多くの人との出会いを通じて成長できる機会があるのも本学の魅力です。
今後はこの大学で学んだ知識を最大限に活かして、畜産業界に貢献したいと考えています。そしていつかは地元に戻り、兵庫県の畜産を活性化させていきたいです。
酒井 春菜さん
「おいしさ」という曖昧な概念を物理で考え数値化する挑戦が楽しい
高校時代に食品について学び、パウンドケーキやレトルト食品、ラム肉のソーセージなど実際に加工・販売し、作物や家畜が食品として加工され消費者の手にわたっていくところに面白さを感じました。商品開発の経験をきっかけに、「おいしさとは何だろう?その要因を研究したい」と思うようになり、食と健康学類にある食品物理学研究室の「おいしさを物理で考える」というキャッチコピーに魅かれて本学に進学を決めました。
「おいしさ」はとても複雑な概念で数値化することが難しいとされていますが、食品物理学研究室では物理の指標を使って「おいしさ」を数値で表すことを試みています。曖昧な概念をどこまですっきりと数字で説明できるか、という挑戦が楽しいです。
私は食品原料等を製造している企業に就職することが決まりました。大学で得た知識や研究に取り組む基本姿勢を仕事に活かしながら、営業や品質管理などさまざまな業務にマルチに挑戦し、会社にとって不可欠な存在になることが目標です。
新木 ゆうさん
栄養管理のプロとして、人々の健康をサポートしていく
管理栄養士コースは、1年生から管理栄養士になるための専門科目を学ぶことができ、健土建民入門実習や食品加工の実習を通して食べ物のありがたさを身近に感じながら管理栄養士になれる素敵な環境です。
本学の多様な学びの中でも、学生で班を作り約80食の大量調理を行った3年次の給食管理実習Ⅰは印象に残っています。給食経営管理論等で学んだ知識や大量調理施設衛生管理マニュアルの内容を実践で活用していくのですが、はじめは中々うまくいかないことが多かったです。班員同士で何度もディスカッションを重ね、メンバーからの意見やアドバイスを聞いて試行錯誤しながら改善していくことができました。本番では予定よりもスムーズに調理が進んで時間通りの提供を行うことができ、達成感を味わいました。また、この実習を通して、食材の下処理作業をする人、調理作業する人など様々な視点から学ぶことができるので、管理栄養士として考えなければならないことがよく理解できたと感じます。
管理栄養士コースは少人数クラスのため、先生方も学生が理解できるまで丁寧に教えてくれます。就職活動などの相談にものってくれますし、先生方との距離が近いことも特長です。本格的な設備も整備されていて、管理栄養士を目指す人にとって魅力的な環境です。本学で身につけた知識や経験を生かし、栄養を通してさまざまな方の健康をサポートできる管理栄養士になりたいと思っています。
青木 彗斗さん
密なコミュニケーションを通じて、調査・研究は成果を得られる
高校時代の私は教員の道を目指すとともに、野生動物に関する研究にも関心があり、どちらについても学べることから本学への入学を決めました。
環境共生学類では自分と同じ分野に興味を持つ友人と出会い、共に行う様々なフィールドワークを通じて、確かな知識と実践力を身につけることができます。研究室は和気あいあいとした雰囲気で、先生・学生の枠にとらわれない意見交換が活発な環境です。楽しく充実した日々を過ごしています。
卒業後は大学院への進学を希望しています。大学院で教育についてより深く学びつつ、今よりもさらに多くの人と関わっていきたいです。コミュニケーション能力に磨きをかけ、将来は様々な人の気持ちに立ち物事を考えることができる教員になりたいと思います。
村上 美里さん
伴侶動物・生産動物ともに幅広く学び、多角的な視点を養う
実家で飼っていた犬が動物病院にかかった際、素人ではわからない症状を判断し治療してくださる先生の姿が強く印象に残りました。それが獣医師という職業に憧れを持つようになったきっかけです。獣医師を目指すなかで、酪農学園大学は伴侶動物・生産動物の両方を幅広く学べることを知りました。子どもの頃から馬が好きで、祖父母宅の近くにある牧場によく馬を見に行っていたこともあり、馬産業の盛んな北海道で獣医学を学べることに魅力を感じ、入学を決めました。
所属している獣医臨床病理学ユニットでは、呼吸器の超音波検査など、牛のエコー診断について研究しています。入学当初はそれほど牛に興味がなかったのですが、群れで管理するという考え方が面白く、今では楽しんで研究しています。授業では馬・中小家畜臨床学が興味深く、もともと好きだった馬の特徴、起こりやすい疾患、それに対する対応・治療法・予防法などを学ぶことができています。
私は興味がある馬や牛の治療のため、産業動物獣医師になりたいと考えており、国家試験に向けて勉強する日々を送っています。本学では二次診療施設である附属動物医療センターで最新の治療も学ぶことができ、獣医師を目指す上では最高の環境だと思います。動物だけではなくその飼い主にも寄り添うことができる獣医師になるために、これからも頑張っていきます。
外崎 百合香さん
知識と技術を身につけ、信頼される家畜人口授精師になりたい
幼少期から動物飼育員を目指していたものの倍率が非常に高く、高校時代には動物に関する資格を取得したら夢に近づけるのでは、と考えていました。高校3年生のときに国家資格となった愛玩動物看護師、さらに人数は限られますが家畜人工授精師の資格を取得できるため、酪農学園大学への進学を決めました。
入学後にいろいろと学んだ中で、印象的だったのが犬のお世話です。犬を飼ったことがなく最初は不安でしたが、グループのみんなと相談しながらしつけの仕方などを実践的に学ぶことができました。本学では伴侶動物だけでなく生産動物にも関わることができ、獣医学類の先生も授業を行ってくれるため、より深く知識を身につけることができます。先生との距離も近いので相談しやすく、質問すれば丁寧に教えていただけます。
酪農学園大学にはいくつもの質の高い授業があり、たくさんの選択肢があります。気になったことには挑戦し、積極的に行動して色々な経験をしてみてください。ぜひ多くの人と関わり、充実した4年間を過ごしてほしいです。
卒業生の声
須藤 由貴さん
2019年卒業
青森県 農林水産部畜産課
農家の方の声を聞き、畜産の現場に還元していく
現在は青森県における畜産業の振興が仕事で、酪農・養豚・養鶏を担当しています。乳用牛の能力検定や乳質のデータを、酪農家が活用するための体制を構築したり、地鶏である「青森シャモロック」の品質を保つためのブランドの管理などの業務を行ったりしています。
酪農学園大学は学生の意欲に一生懸命に応えてくださる先生ばかりで、たくさんの知識・技術を学びました。研究室の森田教授からは、「現場で学び、現場に還す」を教わっていたため、今でも地域の現状を知るために現場に足を運ぶことを常に心がけています。実際に農家の方と話すことで、統計などの数学だけでは見えない課題が抽出でき、施策の検討へ繋げることができています。大学2年生のとき浜中町で行った酪農実習では、素人の私でも搾乳や子牛の世話を経験させていただき、丁寧な搾乳作業を身につけることができました。そこで学んだ現場の感覚は農家の方と共有できるため、聞き取りなどの業務で大いに役立っています。研究室の活動で全国の畜産農家を訪問したことも、他県の畜産環境を知ることが出来るありがたい経験でした。
「行政は農家のために何かしてあげるという目線ではなく、一緒に作っていくという目線が大事。」という先輩からの言葉は今でも意識しています。何年経っても農家の方の声を聞き、現場を見ることを継続していくつもりです。
太田 悠介さん
2021年卒業
公益財団法人 オホーツク財団
食品の課題解決への取り組みに大学での食に関わる学びが活かされている
私はオホーツクの農畜水産物の付加価値化の研究をはじめ、加工食品の開発・製造技術の改良に関する独自の研究や企業との共同研究、お客様の委託に基づく受託研究を行っています。その他にも研究だけでなく、オホーツクブランド認定制度の運営も行っており、オホーツク産の加工食品の魅力を消費者に知らせ、農畜水産資源を活用した加工食品の販路拡大を図る事業にも携わっています。
私は普段の仕事で、食品の加工から開発、衛生技術と幅広く各事業者さんの課題と向き合っていますが、酪農学園大学での食に関わる学びの全てが活かされていると感じています。企業の抱える課題感を大学生のうちから知ることができた経験は、とても貴重な機会だったと感じています。
宮武 希衣さん
2018年卒業
北海道保健福祉部 健康安全局地域保健課
地域住民の健康意識を高める行政栄養士という存在
現在、私は道庁で行政栄養士として働いています。仕事内容は、地域社会の健康増進に関わるもの全般です。地域の健康増進に向けたイベントやキャンペーンの企画・運営をはじめ、食品表示(栄養成分表示)に関しての助言や啓発活動、管理栄養士養成校の臨地実習の受け入れ調整、調理師養成施設の実地指導など多岐にわたります。
食事を通じて健康で笑顔になれる喜びを発信する取り組みには、大学生活での「酪農アスリートめしプロジェクト(RAMプロ)」の取り組みや、料理レシピコンクールで審査員特別賞を受賞した「筋肉焼売」を冬季アジア札幌大学の選手宿舎で提供した経験も活かされていると感じます。健康や栄養に関する情報を提供することで、地域住民の健康意識を高める役割を果たせることに、この仕事のやりがいを感じています。これからも分かりやすく、興味を引くコンテンツを提供できるように工夫を凝らして、行政としての取り組みを推進していきます。
久郷 真治さん
2020年卒業
北海道日高振興局 保健環境部環境生活課
今後はさらに北海道のためになる業務をしていきたい
現在の業務は農林業被害防止としてのエゾシカ対策が中心で、数を管理する捕獲事業や肉処理施設認証関係のほか、現地調査や関係機関との調整事務等を行っています。本学では生物多様性保全研究室に所属し、研究テーマは人と動物との軋轢、特にシカに関してと、今の業務に直結する内容でした。在学中に得た専門的な知識と、身をもって学んだ現場の実情は、行政的な考えに偏りすぎない施策や方法に活かされています。
本学では、普段経験できない特殊な機会に巡り会えるチャンスが多く、知見を広げ専門性を高めたい方にはとてもおすすめです。専門性はその分野ではもちろん役立ちますが、多様な役割・職域の方が働く行政職の中ではより強力な武器になります。ぜひ機会があれば、将来の選択肢として道職員も考えてみてください。
井出 雅春さん
2019年卒業
奈良動物医療センター
人や動物と触れ合いながら基礎系科目を学ぶことができた
私が勤務する奈良動物医療センターは地域動物医療の中核病院として、高度医療を提供しています。CT、MRI、Cアーム、血液浄化装置、人工呼吸器など多数の高度医療機器を揃えています。患者様を必ず救うという意識・技術の高さ、設備の充実が学生の自分にとって非常に魅力的で、就職を決めました。
酪農学園大学在学中は基礎系と言われる科目が好きで、生理学、生化学、解剖学、組織学などの教科に興味を持って取り組んでいました。広大な大地・自然の中で、人や動物と触れ合いながらこれらの学問を学べることが酪農学園大学の最大の魅力であり、今の私にとって大きな財産になっています。ぜひ皆さんも本学で、雄大な自然やかわいい動物たちと共に獣医学を学んでほしいと思います。
鎌田 祐奈さん
2016年卒業
札幌市円山動物園
野生動物の調査や研究が飼育員を目指す動機に
私は現在、円山動物園の動物専門員として、主にアジアゾウの飼育業務を担当しています。給餌や掃除はもちろん、ゾウの健康を管理するために必要な削蹄や採血、来園者への解説、解説板の作成、事務仕事など、飼育員の仕事は多岐にわたります。酪農学園大学で学んだのは主に伴侶動物の動物看護の知識でしたが、動物園での飼育においても役立っていると感じることも多いです。
動物専門員として働く中で、お客様へ動物について解説をした際に「知らなかった!」「そうなんだ!」と新たな発見に繋げられた時に、仕事のやりがいや喜びを感じます。来園者のみなさんが動物を見て、「かわいい!かっこいい!」と思うだけではなく、解説や展示を通じて、野生動物の現状や生息環境について考えるきっかけになれればと思いながら取り組んでいます。
先生からのメッセージ
岩野 英和
人生を学び続ける意味を、実践的な学びの中にて掴み取って欲しい