酪農学園大学の学生からの評判

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酪農学園大学の評判(学生)

学生の声

谷川 未菜さん

農食環境学群 循環農学類 畜産学コース
トータルに畜産の知識を身につけ、畜産業界に貢献できる人材に
私は高校時代から学びの中で但馬牛の繁殖・肥育一貫経営を行うなど、和牛に触れる機会がある環境で過ごしていました。和牛についての学びをより深めたいという思いから、酪農学園大学への進学を決めました。
循環農学類の最も良いところは、実践的な学びです。学内や元野幌農場で飼育している和牛の頭数も多く、実習を通して専門的に体験しながら技能を身につけることができるのは、北海道という畜産大国をフィールドに持つからこそできる学びだと感じます。また、先生方や同じ目標を持つ仲間たちをはじめ、実習先の方、搾乳アルバイトの従業員の方々など、多くの人との出会いを通じて成長できる機会があるのも本学の魅力です。
今後はこの大学で学んだ知識を最大限に活かして、畜産業界に貢献したいと考えています。そしていつかは地元に戻り、兵庫県の畜産を活性化させていきたいです。

酒井 春菜さん

農食環境学群 食と健康学類 食品流通開発学コース
「おいしさ」という曖昧な概念を物理で考え数値化する挑戦が楽しい
高校時代に食品について学び、パウンドケーキやレトルト食品、ラム肉のソーセージなど実際に加工・販売し、作物や家畜が食品として加工され消費者の手にわたっていくところに面白さを感じました。商品開発の経験をきっかけに、「おいしさとは何だろう?その要因を研究したい」と思うようになり、食と健康学類にある食品物理学研究室の「おいしさを物理で考える」というキャッチコピーに魅かれて本学に進学を決めました。
「おいしさ」はとても複雑な概念で数値化することが難しいとされていますが、食品物理学研究室では物理の指標を使って「おいしさ」を数値で表すことを試みています。曖昧な概念をどこまですっきりと数字で説明できるか、という挑戦が楽しいです。
私は食品原料等を製造している企業に就職することが決まりました。大学で得た知識や研究に取り組む基本姿勢を仕事に活かしながら、営業や品質管理などさまざまな業務にマルチに挑戦し、会社にとって不可欠な存在になることが目標です。

新木 ゆうさん

農食環境学群 食と健康学類 管理栄養士コース
栄養管理のプロとして、人々の健康をサポートしていく
管理栄養士コースは、1年生から管理栄養士になるための専門科目を学ぶことができ、健土建民入門実習や食品加工の実習を通して食べ物のありがたさを身近に感じながら管理栄養士になれる素敵な環境です。
本学の多様な学びの中でも、学生で班を作り約80食の大量調理を行った3年次の給食管理実習Ⅰは印象に残っています。給食経営管理論等で学んだ知識や大量調理施設衛生管理マニュアルの内容を実践で活用していくのですが、はじめは中々うまくいかないことが多かったです。班員同士で何度もディスカッションを重ね、メンバーからの意見やアドバイスを聞いて試行錯誤しながら改善していくことができました。本番では予定よりもスムーズに調理が進んで時間通りの提供を行うことができ、達成感を味わいました。また、この実習を通して、食材の下処理作業をする人、調理作業する人など様々な視点から学ぶことができるので、管理栄養士として考えなければならないことがよく理解できたと感じます。
管理栄養士コースは少人数クラスのため、先生方も学生が理解できるまで丁寧に教えてくれます。就職活動などの相談にものってくれますし、先生方との距離が近いことも特長です。本格的な設備も整備されていて、管理栄養士を目指す人にとって魅力的な環境です。本学で身につけた知識や経験を生かし、栄養を通してさまざまな方の健康をサポートできる管理栄養士になりたいと思っています。

青木 彗斗さん

農食環境学群 環境共生学類 野生動物学コース
密なコミュニケーションを通じて、調査・研究は成果を得られる
高校時代の私は教員の道を目指すとともに、野生動物に関する研究にも関心があり、どちらについても学べることから本学への入学を決めました。
環境共生学類では自分と同じ分野に興味を持つ友人と出会い、共に行う様々なフィールドワークを通じて、確かな知識と実践力を身につけることができます。研究室は和気あいあいとした雰囲気で、先生・学生の枠にとらわれない意見交換が活発な環境です。楽しく充実した日々を過ごしています。
卒業後は大学院への進学を希望しています。大学院で教育についてより深く学びつつ、今よりもさらに多くの人と関わっていきたいです。コミュニケーション能力に磨きをかけ、将来は様々な人の気持ちに立ち物事を考えることができる教員になりたいと思います。

村上 美里さん

獣医学群 獣医学類 獣医臨床病理学ユニット
伴侶動物・生産動物ともに幅広く学び、多角的な視点を養う
実家で飼っていた犬が動物病院にかかった際、素人ではわからない症状を判断し治療してくださる先生の姿が強く印象に残りました。それが獣医師という職業に憧れを持つようになったきっかけです。獣医師を目指すなかで、酪農学園大学は伴侶動物・生産動物の両方を幅広く学べることを知りました。子どもの頃から馬が好きで、祖父母宅の近くにある牧場によく馬を見に行っていたこともあり、馬産業の盛んな北海道で獣医学を学べることに魅力を感じ、入学を決めました。
所属している獣医臨床病理学ユニットでは、呼吸器の超音波検査など、牛のエコー診断について研究しています。入学当初はそれほど牛に興味がなかったのですが、群れで管理するという考え方が面白く、今では楽しんで研究しています。授業では馬・中小家畜臨床学が興味深く、もともと好きだった馬の特徴、起こりやすい疾患、それに対する対応・治療法・予防法などを学ぶことができています。
私は興味がある馬や牛の治療のため、産業動物獣医師になりたいと考えており、国家試験に向けて勉強する日々を送っています。本学では二次診療施設である附属動物医療センターで最新の治療も学ぶことができ、獣医師を目指す上では最高の環境だと思います。動物だけではなくその飼い主にも寄り添うことができる獣医師になるために、これからも頑張っていきます。

外崎 百合香さん

獣医学群 獣医保健看護学類 動物生命科学ユニット
知識と技術を身につけ、信頼される家畜人口授精師になりたい
幼少期から動物飼育員を目指していたものの倍率が非常に高く、高校時代には動物に関する資格を取得したら夢に近づけるのでは、と考えていました。高校3年生のときに国家資格となった愛玩動物看護師、さらに人数は限られますが家畜人工授精師の資格を取得できるため、酪農学園大学への進学を決めました。
入学後にいろいろと学んだ中で、印象的だったのが犬のお世話です。犬を飼ったことがなく最初は不安でしたが、グループのみんなと相談しながらしつけの仕方などを実践的に学ぶことができました。本学では伴侶動物だけでなく生産動物にも関わることができ、獣医学類の先生も授業を行ってくれるため、より深く知識を身につけることができます。先生との距離も近いので相談しやすく、質問すれば丁寧に教えていただけます。
酪農学園大学にはいくつもの質の高い授業があり、たくさんの選択肢があります。気になったことには挑戦し、積極的に行動して色々な経験をしてみてください。ぜひ多くの人と関わり、充実した4年間を過ごしてほしいです。