東海大学 札幌キャンパスの卒業生からの評判

  1. 進学ナビ
  2. 大学
  3. 東海大学 札幌キャンパス
  4. 評判(卒業生)

東海大学 札幌キャンパスの評判(卒業生)

卒業生の声

辻 清乃

地域創造学科
2019年度卒業
札幌市立常盤中学校 教員
つねに志を高く持ち 人に何かを伝えられる教師を目指しています
教師の仕事は授業以外にもさまざまな業務があり、着任当初は戸惑うこともありました。生徒の呼び方を「さん」にするか「くん」にするかといった細かいことに悩んだりしましたが、生徒一人ひとりの意見を聞いてみんなで決めました。教師が自分の知識や考えを一方的に伝えるのではなく、生徒の目線で一緒に考え、自分自身も成長できる教師になりたいと思います。人としてつねに志を高く持ち、生徒から尊敬される存在になることが目標です。
地域創造学科はスポーツに集中できる環境が整っており、ボランティアや地域活動、社会との関わりを学ぶカリキュラムも豊富にあります。スポーツのジャンルも多彩で、他のスポーツをやっている人たちと交流できることも大きな魅力のひとつだと思います。

竹下 恋

国際コミュニケーション学科
2018年度卒業
北海道遠軽高等学校 教員
何度でも失敗できるのが学生時代 生徒たちも安心してチャレンジしてほしい
大学時代には2度留学しました。1度目の時はあまり積極的になれずにやり残したことが多かったので、2度目のハワイ留学の時はできるだけ地元の人と触れ合うように心がけ、現地の人たちとラグビーチームを創設しました。教職課程を取っていると3~4年次は長期留学が難しいので、1~2年のうちに行っておいた方がよいと先生からアドバイスをいただいたことは、本当にありがたかったですね。
現在は道立高校で英語を教えています。英語に親しんでもらうため、自分の留学体験や海外旅行で使える英語などを盛り込んだ授業を工夫しています。自分がそうだったように、学生時代は何度失敗してもやり直しができるので、生徒たちにも安心していろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

上村 夏美

国際コミュニケーション学科
2016年度卒業
PT. Okamura Chitose Indonesia
大学で学びながら国際交流を体験 Open-Mindedを養うことができました
大学時代に授業でインドネシアについて学ぶ機会があり、急速に発展する様子にとても興味を持ちました。それがきっかけとなり、卒業後はインドネシアの首都ジャカルタで働いています。ジャカルタは東南アジアの中でも特に日本人が多く在住し、日本人向けの事業が充実している都市で、私は現地の日本企業向けにオフィスの開設・改修にともなう家具や内装を提案する仕事に就いています。
国際コミュニケーション学科は、アジアや欧米のネイティブの先生に学んだり、世界各国からの留学生と交流できるなど、大学にいながら留学しているような経験ができます。国際交流を楽しみながらオープンマインドを身につけることができ、その経験が海外にチャレンジする勇気をくれたのだと思います。

栗山 大輝

生物学科
2015年度卒業
千葉黎明高等学校 教員
時間が経ってから理解できる それを見守ることが教師だと思います
大学時代は鳥類の研究をしていました。フィールドワークや調査は大変でしたが、今になって振り返ると楽しい日々だったと思います。生物学科には植物や昆虫などいろいろな生き物に興味を持つ学生が集まり、自分の知らない世界を知ることができました。
現在は千葉県の私立高校で理科の教員をしています。生徒は一人ひとり違うので、同じことを教えるにも言い方や伝え方を変えなければなりません。ちゃんと伝わったかどうかもその時点では分からないのですが、卒業した生徒が訪ねてきて「高校時代に先生に言われたことが今になって分かりました」と言ってくれたときは本当に嬉しいですね。これからも生徒に寄り添い、成長する姿を見守ることができる教師になりたいと思います。

宮澤 萌

海洋生物科学科
2019年度卒業
公益財団法人 下関海洋科学アカデミー 市立しものせき水族館「海響館」
学芸員過程で学んだことを生かし お客さまに楽しんでいただけるような展示を
小学生の頃から水族館で働きたいと思い、海洋生物科学科へ進学しました。海の生物以外にも、海の環境や川の生き物など幅広い分野について学び、卒業研究ではアオウミガメの遺伝子について研究しました。学芸員過程で展示方法や解説の作り方、標本保存の大切さなどを学んだことは、現在の仕事にとても役立っています。
水族館の仕事は、飼育のほか水槽の掃除やレイアウト、お客さまに楽しんでいただくためのイベントなど、多くの業務があります。どの展示も多くのお客さまに見ていただきたいので、足を止めてもらうためにいろいろと工夫しています。展示だけでなく、魚類の研究活動にも力を入れているところも魅力を感じていて、私も自分なりのテーマを見つけて探求したいと思っています。

小川 隆彰

海洋生物科学科
2020年度卒業
堅田漁業協同組合
マダイの養殖や販売を担当し 商品の魅力をお客さまに伝えることの大切さを実感
北海道・苫小牧の漁協でインターンシップを経験したとき、漁協の仕事に興味を持ちました。海洋生物化学科には水産業や食の流通に関する授業があり、自分の学んだことが社会でどう役立つのかを具体的にイメージすることができました。
和歌山県の堅田漁業協同組合は、マダイの養殖をはじめ魚介類の販売、海上釣堀、屋形船など多彩な事業を展開しています。私はマダイの養殖・加工と市場での販売を担当。生産と販売の両方を担当することは貴重な経験です。特に販売の場面では、自分たちの商品をただ宣伝するだけでは不十分で、魚を美味しく食べてもらうための情報提供への取り組みや、お客さまへのニーズをキャッチすることが必要とされます。お客さまへより良い魚を販売するために、自分で魚を料理して味や食べ方の研究も行っています。