岐阜聖徳学園大学の学部・学科(就職)
学部・学科
教育学部

概要 | ☆学部の特徴☆ 01.「10専修紹介」 幼児から高校生まで幅広い世代を対象とした専門知識の保有と豊かな人間性の育成を目標としています。 02.「クリスタルプラン」 教職体験科目群と子ども理解科目群をとおして、教育現場で必要とされるノウハウを養います。 03.「教職教育センター」 教育実習相談や就職サポートなど教職員一丸となって支援します。 |
学費について | 初年度合計 1,360,000円 ※後援会費・学友会費を別途納入/理科・音楽専修は別途実習納入費有り |
〇独自の教員養成システムにより専門性を深め、高い就職率を実現
2025年3月の卒業生352人中、284人が教員(正規採用・臨時採用・非常勤を含む)の夢を掴んでいます。
※詳しくは大学HPまで
〇資質向上のための授業
建学の精神を理解し、人間力の向上を目指します。教員への資質向上のための授業が豊富です。即戦力として知識と技能を身につけます。
- 学べる学問
- 宗教学/教育学
- 目標とする資格
- 幼稚園教諭免許状<国>/学校図書館司書教諭資格<国>/中学校教諭免許状<国>/高等学校教諭免許状<国>/小学校教諭免許状<国>
国語専修

年限 | 国語専修では、将来、小学校・中学校・高等学校の教員になることを目指して、日本語の語・文法等の体系や変化を解き明かす国語学、上代から現代に至る国文学、日本の言語文化の底流にある漢文学、言語活動を重視した国語科教育法の各分野を幅広く学びます。さら、学生自身の関心領域を専門的に掘り下げながら、文学の魅力を味わい、現代社会における言葉の役割や言葉と人間形成との関わりを考えていきます。国語教育の実践現場で指導力に加え、日本語・日本文化についての深い理解と関心を持ち、国語で正確に理解、豊かに表現・伝達する能力、言語感覚を備えた人材の育成を目指しています |
言うまでもなく、国語力はすべての学力の基盤です。問題文を理解できなければ、答えることはできません。外国語の習得も母語の力が前提となります。「読む・書く・話す」力=リテラシーは、社会生活を送るための基本能力であるだけでなく、より良い未来を切り開く重要な原動力となります。私の授業では、小学校での「国語の授業の作り方」を学び、考えます。小学1・2年生は週に9時間も国語の授業がありますので、国語嫌いは学校嫌いに直結してしまいます。どうしたら子どもたちが国語に興味を持ってもらえるか。文章を読み解く方法を身につけ、漢字という手強い壁をこえてもらえるか。教育現場で培われてきた処方や理論を学んだ上で、では自分はどうするか、模擬授業を繰り返しながら模索していきます。小学校の授業では、子どもたちの言動の背景に気を配ることも大切です。小声で自信のない子。乱暴な言い方をする子。「なぜそうなのか?」を考え、担任としてきめ細かなサポートを行う方法も学びます。子どもたちの土台を築く、意義ある役割に挑んでいきましょう。
社会専修
年限 | 私たちが生活する社会の成り立ちと仕組みについて基礎知識を身に付け、多角的な視点から事象を捉え、考察する力を養います。社会のあり方は実に多様で、答えが1つであるとは限りません。社会的事象には立場や見方によって異なる側面があることを理解し、自自身の考え方を持ちながらも、児童、生徒などの様々な価値観を尊重できる地理・歴史・公民科目を専門とする教育者を育てます。さらに本専修では、社会という専門分野の導力だけではなく、学生が将来、主体的に考え行動し、広く社会で活躍できる力の獲得を目指しています。 |
高校時代まで、みなさんは歴史、地理、公民など、便宜上、各分野ごとに社会を学んできたことと思います。しかし社会は本来、分野や科目に分けられるものではなく、人間社会全体をカバーする学問です。それぞれの分野や科目は密接に結びついていますから、常に人間社会の全体像を念頭におきながら各分野を学んで欲しいと思います。また単に教科書をなぞり、年号や単語を教えることに意味はありません。ある事象や概念について教える時、その事象或いはその概念の形成に至った過去や背景を子どもに考えさせることが、社会の教員に必要な資質だと思います。そうやって、物事が生じるパターンや文脈を自らの力で考えることで、子どもは人間やそのまとまりとしての社会の本質を見抜く力を身に付けていきます。それはやがて、社会に存在する問題や課題に対処する技量、子どもが社会を生き抜く力へとつながっていきます。社会という教科を通じて、これらの力を育ませることの出来る教員になることを期待しています。
数学専修
年限 | 小学校・中学校・高等学校の教員として算数・数学の教育を実践する力を養うため、数学と教育法について十分に学べるカリキュラムを組んでいます。具体的には、算数・数学の教内容の基礎(初等算数、代数学、幾何学、解析学、コンピュータ、確率統計)及び算数・数学の教育法(教科教育法初等/中等)を学習します。そこで得た力は、児童、生徒にとって、将来社会で必要となる数学的論理力などを獲得する上で、支えとなるものです。また、本専修での学びに基づいて、教員になってからも自己研鑽を続け、数学的思考や教育法を活かせる社会人になってもらうことも意義があると考えています。 |
小学校1年生の問題です。[おかしが7こあります。こどもが5人いたので、1人に1こおかしをあげました。おかしはなんこのこっているでしょうか?]。「7-5」で「2個」は大人なら誰でも答えられます。しかし、児童から「おかしから人をひくって、なんだか、へんだな。」と質問されたら、どのように答えますか?「7-5=2」という式と答えは間違っていません。7はお菓子の個数、5は5人のこどもに1人1個あげたお菓子の個数です。「問題を解くこと=算数・数学を教えることができる」ではありません。よりよく教えるためには、問題の背景にある数学的事実、そこに至る論理、思考過程を知り、分析して、分かりやすく伝える力が必要です。一方で、数学では常に新しい発見がされています。社会の変化や要望により教える内容も変わっています。自分で学び、それを分かりやすく教える力も必要となります。これらの力を私たちと一緒に身に付けていきましょう。
理科専修
年限 | 理科専修では、物理・化学・生物・地学を専門とする4名の教員が、大学レベルの専門教育担当し、理科教育を専門とする2名の教員が、指導法や指導理論、教材論などを担当しています。小・中・高の学校現場を経験している教員が多く、理論だけでなく、授業の設計や指導技術など細かなところまで学べることが本専修の強みの一つです。近年学校現場では、教授型の授業から子どもの学びを支援するファシリテータ型の授業へと、新しい授業観に基づく授業が求められています。時代の変化に応じて、新たな授業スタイルや教育方法などを自らが取り入れ,成長し続けられる教員を輩出したいと考えています。 |
身近にある不思議を教員が実験や観察を通じて、児童・生徒に見せることが、理科に興味を持つ動機付けになります。私が専門とする地学の領域でも、本専修の学生に対し、月食や虹、鉱物など実物を見せ、体験してもらうようにしています。クワガタを探したことのない人は、クワガタを見つけられないように、体験の有無は学びの中で重要な役割を担います。その上で学生には、世の中は複雑で原因と結果がシンプルに一致しないことを伝えいます。例えば恐竜。恐竜だけを調べていても、絶滅した理由は分かりません。隕石の落下いう異質なものを組み合わせた時、新しい仮説が生まれ、解明に至ります。理科教える時、違う角度からの見方を提示することは、理科の興味深さを伝えることにつながります。そのためには、広く深く知り引き出しを持つことが大切です。体験を大事にして、引き出しを増やし、自分の得意分野をつくる。それができれば“子どもの心”をつかむ魅力的な教員へ成長できるはずです。
音楽専修
年限 | 音楽専修では、音楽の専門性を高めると共に、音楽指導者としての基礎知識、技術、指導法を学びます。声楽、ピアノ、管打楽器などの演奏実践や作曲、指揮に必要な基礎知識、技術を各専門教員のもとで学びながら、豊かな表現力を身に付けます。ただ演奏するだけでなく、作曲家が作品に込めた想いを読み取り、鑑賞する力・表現する力を磨く過程で、他者理解・自己表現を深めます。4年次には4年間の集大成として、学外のホールでの卒業研究発表会を開催するなど、多くの演奏・舞台経験を積み、教育を始め幅広い音楽シーンで活躍できる人材の育成を目指します。 |
音楽は、言葉では表せない感情やイメージ、自分の思いを伝えることができる、人間の根源的な表現方法です。合唱、合奏など、みんなで一緒に演奏することの楽しさや、新しいものを生み出す感動があります。音楽の授業では、教員も子どもたちと歌ったり、演奏したりして、お互いの心を感じあえるという、音楽ならではの良さがあります。長い歴史を通して人間の暮らしには常に音楽がありました。音楽を学ぶことは、これまで先人が作り上げてきた文化を知り、それを次世代につなげていくことになります。本専修では、知識、技術のみならず、この感情豊かな、人間味あふれる音楽文化を愛し、その素晴らしさを伝えられる人材の育成を目指しています。技術の進歩により、世界の人々と簡単に「つながれる」
今を生きる私たちですが、みなさんには、喜びや悲しみ、そして感動を共に感じることができる音楽を、「心でつながりあえる」文化として継承し、わかりやすく伝える担い手となってもらえることを願っています。
体育専修
年限 | 運動・スポーツは、〈する、みる、支える、知る〉などの多様な関わり方があり、障がいの有無や年齢、性別、国籍などを問わない共生社会を実現するためのユニバーサル・コンテンツとしての期待が高まっています。体育専修では、体育学に関する専門領域(8領域)、実技(12種)について最新の理論及び指導法を学びます。同時に、個性豊かな子どもたちが、多様な運動・スポーツに挑戦し、“できる喜び”を味わい、生涯にわたって積極的に運動・スポーツに親しむ資質・能力を育む力も身に付けます。小学校・中学校・高等学校(保健体育)の免許状を取得し、各校種で活躍する教員を養成します。 |
体育の授業で児童・生徒を指導する場合、発達に応じた身体活動を教えなければなりません。ーバーワークはケガにつながります。活動量が足りないと、次への成長につながりませんそれぞれの力を見抜く観察力が必要です。その上で、いかに体を使うべきかコツを教え、パフォーマンスを発揮できるよう具体的に教えることが大切です。また体育は〈できる・でない〉の二極化が進んでいます。できる児童・生徒が評価される風潮がありますが、教員は“できる子”ではなく“挑戦する子をほめるべきです。挑戦はやがて自立につながります。挑戦した結果、できるようになった時、児童・生徒は満面の笑顔を見せてくれます。れは教員にとって、何よりの喜びです。その風景に何度でも出会えるよう、日々の学びの中で観察力、具体的に指導できる能力、挑戦をほめる力を養ってください。そして安心・安全な授業をベースに、体育は楽しいものであることを伝えるために、本専修でまずは自自身、体育の楽しさを理解しましょう。
英語専修
年限 | 小学校教諭、中・高等学校の英語教諭を目指し、自身の英語運用能力を高めながら、英語学、第二言語習得論、英語教育学などの専門的な知識を身に付け、効果的な授業ができるよう英語教育法を学びます。学校現場からの要請〈学校のカリキュラムでは教科の学習が大きな学びの機会になっているため、教員に高い英語力が不可欠であること〉〈授業が児童・生徒にとって学びやすいものとなるよう「技」「術」が求められていること〉〈教員として児童・生徒と一緒になって学校生活を送れるよう専門的に知識や力量を備えること〉などを念頭に置き、分かりやすく教えられる実践的な指導力の獲得を目指します。 |
英語は世界の共通言語。そのため日本人が海外の人とやりとりする際にも、英語を使うことが多くあります。児童・生徒が英語を学ぶことは、将来、英語が日常的に使われる世界に入っていくための第一歩。海外の人とコミュニケーションを図ったり、今まで知らなかった海外の文化に触れたりするなど、視野が広がり、より豊かに生きることにもつながっていきます。学校の英語の教員は、「聞く・読む・話す・書く」という4技能を教え、生徒の英語力を向上させる授業を担います。その時、大切にしてほしいのは、“英語で通じた!”という喜び。コミュニケーションする際、自分のことを伝え、相手を理解し、お互いに分かり合うことは、楽しいものです。その体験を積み重ねられるよう、教員は児童・生徒が何につまずいているかに気づき、手を差し伸べ、適切なアドバイスをする必要があります。本専修で、英語を教えるための確かな理論や指導力、幅広い知識を身に付け、生徒が新しい世界を知るきっかけとなる教員を目指してほしいと思います。
保育初等教育専修
年限 | 哲学者ロバート・フルガムは自著において「人生に必要な知識はすべて幼稚園の砂場で学と語っているように、子どもの発達において、一見すると遊んでばかりにみえる幼期こそ、その後の人生の礎を築く最も大切な時期だと言えます。本専修では、少人数よる講義や演習、実習を通じて、さまざまな知見に触れ、経験を積み重ねながら教育や保育を多面的に捉え、〈真〉と〈新〉が織りなす保育実践力の獲得を促します。ま本専修には、本学看護学部との合同演習があり、多職種連携の基礎を学べることも大きな特徴の一つです。 |
幼児教育は、生涯を自分の力で生き抜く基盤を築く重要なものです。ノーベル経済学賞を受賞したJ・ヘックマンは、長年の研究から「5歳までの教育が、人の一生を左右する」と結論しました。幼児期の学びは、遊びの中にあります。たとえば泥だんごを作るとき、どうしたらまん丸になるか、ピカピカに光らせるにはどうすべきか、子どもたちは全力で考え、ほかの子を観察し、相談し、工夫し、手を動かします。教員の役割は、短期的な結果や成果を求めずに、まず子どもたちが「やりたい」と思うことを思う存分にやらせることです。大人にはイタズラや悪さに見える行為にも、必ず意味があります。「こうしなさい」と強制したり、あるいは叱ったり禁止するのでなく、「なぜそうしたのか?」を理解し、好奇心を肯定してあげると、子どもはグンと伸びていきます。私自身、小学校の教員をしていた際に「学力以前の根源的な教育があるのでは?」と大学院で学直し、幼稚園教諭となりました。幼児教育は、すべての教育の“原風景”。教員を目指す全学生に学んでほしいと思います。
特別支援教育専修
年限 | 特別支援教育専修では、特別支援学校及び小中学校等において、特別支援教育に携わる教員を養成します。現在、すべての学校種において特別支援教育が推進される中、一人ひりの子どもが抱える困難さを深く理解し、必要な指導支援を計画、実践できる人材が求られています。そこで本専修では、障がいのある子どもの療育・教育に対する知識と実践力を養い、ボランティアやインターンシップを通して、実際に障がいや疾患のある子も、そのご家族と関わっていきます。また4年次には、本学看護学部と合同で、医療的ケアを切り口に、多職種連携のあり方を学ぶ機会も設けています。 |
私が特別支援学校で校長を務めていた時のことです。それまでなぐり書きしかできなかった子どもが、○を書けるようになった瞬間に出会いました。子ども自身にとって、大きな喜びとなったことはもちろんですが、保護者、先生方、そして私も感動し、みんなで喜びを分かち合いました。すべての子どもは、成長するにあたって課題を持っています。特に支援を必要としている子どもは、障がいや疾患学びにくさなど、努力では超えられない課題を抱えています。特別支援に携わる教員は、子どもが困っていること、苦しんでいることに気づき、それを軽減させ、本来持っている実力を発揮できるようにする力が求められます。本専修の学生は、学びを重ねるごとに、温かい気持ちで接しよう、困っていることに気づこうという成長を見せてくれます。そして違いがある社会が“ふつう”なのだ、一人ひとりがもっと自信を持ってよいのだ、ということを理解します。そんな心を持った教員が、一人でも増えることを願っています。
学校心理専修
年限 | 学校心理専修では、教員になるための学習と心理学の学習を並行して進めます。また、科目を教える専門性の獲得とともに、教育の前提となる人間についての理解を深めます。そして、児童・生徒一人ひとりの特徴を把握し、児童・生徒が抱える課題に適切に関わる教員を目指します。心理学の研究方法やデータの分析方法を修得することは、課題を発見し、エビデンスに基づいて解決を進める能力へとつながります。心理学は、相手の心情に寄り添い、周囲とも協力し、誤解を招かない十分なコミュニケーションを図りながら問題の解決を目指す道しるべのひとつ。この力は、教育現場に限らず、社会人としても大いに役立つはずです。 |
教員の仕事は、教科を教えるだけではありません。いじめ、不登校、人間関係など学力以外の子どもの悩みにも対応します。また教科を教える場合、教えられる子どもは、何を考えていのか、話を聞いている時、頭の中でどのようなことが起きているのか、について知り、学ぶ人を理解することも大切です。教員になるための学習と並行して学ぶ心理学は、子どもの心に寄り添うための、ひとつのヒントになります。本専修では、子どもから話を聞く姿勢、話の引き出し方、声のかけ方、関係の築き方など、プロのカウンセラーが気をけるポイントを学べます。また、心理学はデータを集め、統計的に分析する学問でもあります。エビデンスから論理的に結論を導き出す力は、エビンスを重視するようになった教育現場で大いに役立ちます。大人と違う子どもの特徴を理解し、上手に関わる。それができる教員は、子どもにとって“心強い味方”になるはずです。頼りになる教員を目指して、教科+αの力を身に付けましょう。
人文学部
概要 | ☆学部の特徴☆ 01.AI時代に人間と文化を学ぶ 急速に技術の発展を遂げる現代だからこそ問われる社会課題と向き合います。 02.多様性と寛容性を力にする 異なる価値観や文化を受け入れる多文化共生社会への対応力を身につけていきます。 03.地域創生を現場で学ぶ 地域の課題解決の方法を学びます。3専攻共通の「地域創生探求」では地域を創るスペシャリストから実践的に学ぶ機会があります。 |
学費について | 初年度合計 1,360,000円 ※後援会費・学友会費を別途納入 |
〇人間と文化の多様性を学ぶ3専攻
人文学部には、世界の文化と多様性を学ぶ「英語英米文化専攻」、日本を深掘りする「日本語日本文化専攻」、未来を考え、前進する力を養う「歴史地理専攻」の3専攻を設置。学びの内容に応じて、教員免許状取得も可能です。
〇可能性を広げる就職支援
人文学部で育んだ人間力や多様な価値観は、あらゆる業界で必要とされます。2年次から始まるインターンシップ、講義と実習や、4年間の個別就職サポートなど支援が徹底されています。
- 学べる学問
- 人間科学/心理学/宗教学
- 目標とする資格
- 中学校教諭免許状(英・国・社)<国>/高等学校教諭免許状(英・国・地理歴史)<国>/学芸員<国>/学校図書館司書教諭資格<国>
英語英米文化専攻
年限 | 英米文学、英米文化、時事問題研究をとおして、世界の文化と多様性を学びます。また「英語スキル教育(TOEIC)」や「ALL English授業」などによって英語の活用能力を磨きます。 業種分野を問わず、AIの最先端技術を社会で実装する中で欠かせないのが、コミュニケーションの理解です。そのために役立つ学問が言語学や文学、メディア学、地域研究など人文学的な領域です。英語英米文化専攻では実用的英語運用能力を磨きながら、人間のコミュニケーションを深く理解し、生涯役立つ専門性を身につけます。英語運用能力は基礎から応用までレベル別少人数クラスで、どのレベルからも無理なく段階的に力を伸ばしていきます。All Englishクラスを選択すれば、英語だけを使い、日本にいながら海外と同じ環境で学びに没頭できます。発音やディスカッションなど実用性に磨きをかける一方、人文学的な領域を深め、多様な舞台でコミュニケーションを実践できる力を育てます。 |
〇世界の多様な文化を学ぶCulture 英米の文化を足がかりに世界の多様性を理解。そのリアルな世界と対比させ、国境のないデジタル空間を実感します。
〇国境を越えて学ぶCommunication 英語をツールとして出身国や人種の違いを越えた対話を進め、他者理解や相互共感がもたらす感動を体験します。
〇言葉と文化の追究から将来役立つ力を養うCareer レシテーションコンテストやTOEIC、免許、資格の取得に主体的に取り組み、自覚できる成長を成し遂げます。
日本語日本文化専攻
年限 | 日本語、日本文化、日本文学、知っているつもりでも、実はよく知らない「あたりまえ」を追究すると、新しい世界が見えてきます。日本を深掘りし、グローバルを考えていきます。 人間には、AIには真似できない感性や視点があります。人々は、地域の風土のなかで五感を研ぎ澄ましながら、多様な芸術・文学・ことば(方言)を生み出してきました。日本もその例外ではありません。実は、これらのとなって立ち現れた文化の背後には、長い歴史のなかで育まれた、普段私たちが意識することのない「見えない文化」があるのです。日本語日本文化専攻では、「地域の伝統文化を体験する」「小説の舞台となっている岐阜の地を訪れる」「岐阜の方言を調査する」等のフィールドワークを行うとともに、日本文化・文学、日本語、さらに「外国語としての日本語」についての学びを深めます。今、日本語日本文化を専攻することは、単に語を学ぶだけでなく、自身が育った日本の、豊かな文化を深く理解することを意味します。日本語日本文化の知識は、多様化する現代のキャリア形成において新たな価値を創造する人材として不可欠です。 |
〇日本語:読み・書きなどの基礎から日本語や文化について学ぶ 外国語との比較や国内の地域性において日本語を理解し、コミュニケーションのツールとして使いこなす力を高めます。
〇日本文化:岐阜文化を体感的に学び、日本の文化、世界の文化への視野を広める 多文化共生の起点となる日本文化、特に地域(岐阜)の文化を学び、異文化を深く理解し、尊重する精神を養います。
歴史地理専攻
年限 | 歴史や地理を学ぶことは、「時間」と「空間」の大きな連続性を学ぶこと。今、目の前にあるものの背景にあるさまざまば出来事を学ぶことで、未来を考え、前進する力を養います。 AIや仮想空間の新しい議論は「人間とは何か」という問いにつながります。そのヒントは、未来に目を向けるだけでなく人間が積み重ねてきた知恵の蓄積、すなわち歴史と文化にこそあります。新しい技術の時代には、歴史学と地理学の知見が必要とされています。キャリア形成のため、現実社会を生き抜くための専門性になります。史地理専攻では、歴史学と地理学の二つの学問分野を中心に学んでいきます。歴史学では、さまざまな史資料に基づいて東海地方や日本、さらには世界の国々や地域の歴史について理解を深めます。地理学では、特定の場所や空間に焦点を当て、人間の生活や活動について考察します。このように、歴史地理専攻では現代社会と人間について、時間と空間とのかかわりか学ぶことができます。 |
〇歴史:東海地方や日本、世界の国々や地域の歴史への理解を深める 史資料を深く読み解く力を養い、地域の歴史を観光資源とし、地域活性につなげる公務員や専門分野の教職の道も開けます。
〇地理:場所や空間に焦点をあて、人間の生活や活動について学ぶ 特定の地点や空間の特徴と人間の営みとの関係をICTを駆使して考える力は、地域を活性化させる原動力になります。
経済情報学部
概要 | ☆学部の特徴☆ 01.「多彩な選択カリキュラム」 自由度の高い履修制度で専門性を見極められます。 02.「社会人基礎力向上プログラム」 職業理解やビジネスマナー講座など1年次から大学卒業後の準備ができます! 03.「最先端科目」 データサイエンスなどのDX教育をとおして、幅広い業界で活躍できる人材を育成します。 |
学費について | 初年度合計 1,360,000円 ※後援会費・学友会費を別途納入 |
〇カリキュラムを刷新、幅広い教員免許状取得を目指せる学び
経済・経営・情報を横断的に学ぶ強みを活かして、「広く社会を知る」教員をめざせます。全学部の教員志望者を支援する「教職教育センター」のサポートを受け、夢の実現を図ります。
〇AIの仕組みと活用方法を学び、デジタル社会を生き抜く人材を育成
現代社会においてDX化を推進できる人材は常に求められています。経済情報学部は、今までの研究体制や履修科目を見直し、新しい学びの場を提供します。基礎から着実にノウハウを吸収して、夢をつかむための力を養います。
○英語・アジア圏への留学制度を新設し、海外で経済情報を学ぶ
1年次から生の経済情報と語学を現場で学ぶ留学制度を整備。グローバル化する地域経済を担う力を養います。
- 学べる学問
- 情報科学
- 目標とする資格
- 高等学校教諭免許状(公民・商業・情報)<国>/学校図書館司書教諭資格<国>
経済情報学科
年限 | 「経済」は世の中のしくみ、「経営」は会社のしくみ、「情報」は情報技術のしくみを学びます。れら3つの領域を統合的に学ぶことで、生活や仕事に欠かすことのできないしくみが理解でき、中から将来にわたり、自身の夢を実現するための力を身に付けられます。 |
ポイント2:VUCAの時代を読み解く能力 経済や経営の原則と、最先端の情報技術、そして移ろいやすい人の心理を学び、どの時代でも活きる自己を確立する。
看護学部
概要 | ☆学部の特徴☆ 01.「多職種への理解と連携」 教育学部生との合同演習の中で、コミュニケーション力を養います。看護職自身の専門性・独自性を明確にした上で、実践演習をとおして、多職種連携に必要な知識や技術の統合を目指します。 02.「目標に合わせて選べる自由な履修制度」 小児から老年まで幅広い看護領域を学び、専門性を身に付けます。 03.高性能シミュレータが充実した学びの環境 専門領域に特化した施設や高性能シミュレーターで、実践をリアルに体験します。 |
学費について | 初年度合計 1,900,000円 ※後援会費・学友会費を別途納入 |
〇養護教諭一種免許の取得
「看護」「養護」「教職」をバランスよく学ぶことが出来るのは本学部の特徴です。
〇3.4年生を対象とした海外研修
海外の医療施設見学や現地の看護学部生との交流等を体験できます。
2023年度にはマレーシアの首都クアラルンプールでの研修が開催されました。
- 学べる学問
- 看護学/福祉学/宗教学
- 目標とする資格
- 看護師国家試験受験資格<国>/保健師国家資格受験資格<国>/養護学校教諭免許状<国>/養護教諭免許状<国>(二種)※/第一種衛生管理者<国>※
※「養護教諭免許状<国>(二種)」「第一種衛生管理者<国>」は保健師取得後、申請により取得できます
看護学科
臨床におけるさまざまな状況や患者さんの状態を大学内で体験できるよう、9号館の4階には、小児、母性、成人、老年、在宅など各領域の実習室を設置ています。実際の入院病室や家の居室を忠実に再現しているため、現場さながらの看護の場面を体験できます。また、生体反応の確認や開腹術後24時間の援助など、実践的な看護ケア技術の向上に役立つ高性能シミュレーターモデルは、大人や子ども、妊婦や高齢者などラインナップが豊富。保有数は東海地方屈指を誇ります。充実したAV機器により、映像などによる応用学習や演習などの振り返り、ディスカッションを通じたディブリーフィングも随時行われています。