新潟デザイン専門学校の評判(卒業生)
卒業生の声
長濱 恵
グラフィックデザイナー
(株)フレーム

デザインとは誰かを想うことで生まれるものだと思います
イラストを生かしたデザインが得意で、アメコミ風、浮世絵、水彩、レトロなシャビーシック調など様々なジャンルを手掛けています。やりがいを感じるのは、クライアントの気持ちを汲んで試行錯誤しながら想いをカタチに出来た時です。また、新規店舗を立ち上げるお手伝いでロゴを作った時、その場所の風景の一部になっているのを見ると「デザインの身近さ」を実感しますね。デザインは単なるものづくりではなく、コミュニケーションツールでもあって誰かを想うことで生まれるものだと考えています。絵を描きたい!という思いからスタートしたデザイナー人生において、デザインとイラストの組み合わせが私自身の強みであり、それが自信に繋がっています。
加藤 文子
フリーランス

空間の雰囲気づくりで、さりげないお手伝いをしています
飲食店や企業のオフィスなど様々な場所で絵を描かせてもらっています。なるべく求められるものを最大限に表現しようと努めていますが、「自分が描きやすい表現に逃げないこと」を心がけています。すぐに手を動かさず、頭の中にイメージや情報を詰め込んだ上でアイデアを出しています。壁画の良いところは絵画と違って空間の雰囲気を作る要素の一つだということ。無かったら寂しいけれど、あると賑やかになる様なさりげない変化を生むお手伝いを出来ていることが嬉しいです。お店に訪れた人が自分の描いた壁画を目に留めてくれたり、写真を撮ってSNSに載せてくれたものを見ると、人の生活に何かしらの良い影響を与えることが出来ているのかなと思います。
ガゥ
イラストレーター
フリーランス

自分の絵柄を大切にオンラインコンテンツへ貢献したいです
最近はリモートやYouTubeなど様々な「オンラインコンテンツ」が幅広く普及されていおり、バーチャルでアバターを使って活動する人が増えたと思います。その中でキャラクター分野は特に需要が高まっていることを、お仕事の依頼を通して実感していますね。ほんの数年前よりはキャラクターデザインの分野を身近に感じています。最近はVTuberデザインや動画配信の絵仕事を主に行っていますが、その他にもゲーム原画や雑誌掲載といった1枚イラストの仕事もあります。心掛けているのは「自分の絵柄」を大切にすること。私の絵柄を好きになってくれてご依頼いただくことが多いので、これを軸に制作しています。
阿部 忍
(株)ドットコム・マーケティング
Webサイトは人と同じで第一印象を意識してデザインしています
Webサイトは完成がゴールではなく、そこからがスタート。ユーザー様がサイトを見て問い合わせをしてくれる等の効果に繋がることがゴールだと思っています。使いやすさはもちろん、特にトップページはユーザー様が最初に見る場所なので「第一印象」を重視してデザインしています。私たちも普段、人と話すときは第一印象が強く残ると思いますが、それと同じ感覚ですね。今は学生時代に関わりのあった企業のサイト制作に携わることが出来ており、とても感慨深い気持ちです。Webデザイナーの仕事は自分でデザインからコーディングまで担当することが多いので、今後は目に見える部分(フロントエンド)とシステム関連(バックエンド)の両方を今まで以上に自分の強みにしていきたいです。
沖 拓也
3DCGデザイナー
株式会社オー・エル・エム・デジタル
携わった作品が視聴者の活力になってくれたら嬉しいです
TV番組やCMやアニメ映画など案件によってニーズは異なりますが、お客様と視聴者の目線に立って制作することを心がけています。作品によっては原画がラフなものもあるので、それを基に自分で空間をイメージし再設計した上でCG制作しています。この場合ある程度の自由があるので、自分の作品として0から作れることにやりがいを感じています。デザインの意図を汲み取り、実際にはどう見えるかを意識して正しく作るのと、絵として見栄えする、見た人の印象に残るように意識することでクオリティの高い作品に繋がっています。また、CGデザイナーの醍醐味は作品のエンドロールに自分の名前が載ることだと思います。ファンタジー要素のある作品制作は考えることが多くありますが、観てくれる子供の成長に関われたり、親御さんや視聴者の方から反響があるとやりがいを感じます。
いのまた ももこ
イラストレーター
フリーランス
子供時代の目線でみた世界をモチーフに表現しています
立体も平面も両方好きなので、その時々で自分が表現したいと思った方法で制作しています。造形作品ではなかなか思い通りにならず難しさがありますが、完成までの過程を考えること自体も楽しみつつ自分の想像以上に面白いものが出来た時は嬉しいです。意識しているのは、ちょっと不思議で不気味だけど温かみのある作品にするということです。ファンタジーで物語性のある作品の中で「不思議なことに出会う面白さ」を感じて頂けたらと思います。悩みながら制作した作品が完成した瞬間や、見てくれた人に伝わった時は作ってよかったと本当に嬉しくなります。皆さんも是非、自分にはこれしか無いと決めつけず色々なことに挑戦してほしいです!
凍咲 しいな
イラストレーター
フリーランス
「可愛い」を追求した作風で1つ1つ真摯に向き合っています
絵のお仕事はSNSを通して依頼いただくことが多く、中でもTwitterは私にとってポートフォリオのようなもの。自分が得意な作風を発信し、それを目に留めてくれたクライアントはニーズが合うと絵仕事を依頼してくれます。しかしSNS上には膨大な数の絵が溢れているので、その中で自分が埋もれてしまわないよう描いて発信し続けています。また、作品にはその時の自分が出来る全力を尽くすようにしています。せっかく広いネット世界で自分を選んでくれたのだから喜んでほしいという気持ちが大きく、依頼内容に関わらず1つ1つ真摯に向き合っています。「可愛い」を追求しており、自分がコンセプトとしている作風を褒めてもらえることが何よりも嬉しいですね。
土田 宗
フォトグラファー
(株)アマナフォトグラフィ
写真で初めて人に負けたくないと思いました
料理写真で「美味しそう!」にフォーカスした直球の表現を得意としています。特に肉料理はシズル感(食欲が刺激される感覚)の代名詞のようなものです。近年、オシャレな雰囲気の写真が好まれていますが、あえて真逆で王道のシズル写真で勝負しています。私はアシスタント歴が長く、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。その中で学んだのは、どこにいるかより何をするか。そして、限られた要素の中でアイデアを引き出し何を撮るか。なりたい職業を目指す上で「何をしたいか」を明確にすることで、気持ちの面で折れずに頑張れるのだと思います。今後は自分がフォトグラファーとして撮った作品が世に出ることが楽しみです。
伏見 祐莉子
ジュエリー職人
(株)三雄工芸
挑戦の積み重ねが仕事へのモチベーションになっています
ジュエリーは出来上がるまでに沢山の工程があって、それぞれの担当者が自分の役割を全うしてリレーのように繋いでいきます。連携できていないと良い商品が作れないので、チームワークや職人同士のコミュニケーションを大切にしています。1日に数百個も磨くことがありますが、学生時代は自分が作りたいものを時間をかけて制作していたので最初はそのギャップに慣れることが大変でした。仕事で大切にしているのはモチベーションを維持すること。上手くいかなかった日は翌日どうリベンジするかを考えることで日々新しい目標を見出しています。沢山の人が関わることで1つの商品が出来上がり、それが店頭に並んだり身に付けてくれる人がいることが嬉しいです。
増井 千里
糸作家
フリーランス(活動名:sen)
仕事をする上で心がけていることは?
作品に自分の“好き”を入れるようにしています。
オーダーメイドで作る際は、打ち合わせをしてお客様の希望を伺います。
もちろん、その希望は制作時に取り入れていくのですが、
それだけだと「sen」である意味がなくなってしまいます。
なので、完成した作品を自分自身が“好きか”“欲しいと思えるか”を
お客様へお渡しする前に必ず確認しています。
自分らしく自身を持って、「sen」だからこその作品づくりができるよう、
これからもたくさんの方に作品を届けていきたいと思います。
竹田 一紀
画家
フリーランス
仕事をする上で心がけていることは?
最善を尽くすことにこだわって、作品制作に取り組んでいます。
何を作るか考え、下準備をし、制作をし、納期に間に合わせる。
そして、今の自分の実力で最高のものを作るには、どう時間を使えばよいか―。
最善を見えやすくするためには、自分に有るものと無いものを
常に自覚しておくことが大切ですね。
社会人になると、こうやって自分で決めて実行することが圧倒的に多くなります。
逆に学生の間は、誰かが決めたことをやる機会が多い。
見方を変えれば、嫌なことや面倒なこと、苦手なことにも向き合えるチャンスなので、
やらないことは辞めて、ぜひ様々な経験をしてください。
五十嵐 恭輔
映像クリエイター
(株)プロメディア新潟
仕事をする上で心がけていることは?
自分が良いと納得できる作品づくりにこだわっています。
その気持ちがあるからこそ、自信を持って取り組めますし、
アイディアがわいてきやすくなります。
そして、最終的にはその自信が必ずクライアントへ伝わり、
納得のいく作品を届けることが可能に。
また、上質な作品を制作するために、必ず意図を持って制作することも大切にしています。
「なんとなくこうした」というデザインや映像編集はNG。
理由が作品に込められていないと、クライアントはもちろん、
それを届けたい一般の方にも「伝えたいこと」が届かなくなってしまうので…。
これからも様々な作品にふれたり、一見関係のなさそうな経験も
全てアイディアに活かしたりしながら、気持ちを動かせる作品を
多くの方に届けられたらと思っています!
日馬 陸也
美術デザイナー(アシスタント)
(有)ビアード
仕事をする上で心がけていることは?
現場で柔軟に対応できるよう、様々なケースを想定して準備をしておくことです。
例えば、予定では小道具の一部しか映らない場合でも、
360度どこから見えてもいいように仕上げておくなど、
より良いものを撮るために、美術担当として最大限のパフォーマンスを目指しています。
また、CM撮影時にはクライアントだけでなく、外部の企業も含めた多くのスタッフが関わっています。
撮影を円滑に進めながら、チーム一丸となって
納得のいくものをつくるために、身だしなみや気づかいも重要。
スキル以前に、こうした当たり前のことを当たり前にするという
感覚も仕事をする上では大切です。
山田 貴広
画家(焼き絵作家)
フリーランス(活動名:STRANGER ISLAND)
仕事をする上で心がけていることは?
生活する上で必ずしなければならないことではないため、
画家の絵を買うという行為自体が自由そのものだと考えています。
私の場合、電熱ペンというハンダゴテのようなペンで
木材を焦がして作品を描いていくのですが、
その人の環境に合わせて楽しんでもらえるよう、
作品サイズの展開にも気を配りながら制作しています。
そして何よりも「この人の絵が好き」という、
充実した感情を多くの人に持っていただきたい一心で取り組んでいます。
長谷川 芹香
フォトグラファー
(株)けんと放送
仕事をする上で心がけていることは?
自分が納得できていない状態で「完成」だとしないようにしています。
写真を撮影する際には、撮るだけでなく、(場を)つくったり、レタッチしたりと様々な工程があります。
納得のいくものをつくるため、私の場合は事前にイメージに近いものを調べ、
様々な写真を見るようにしています。
この情報収集が自分の引き出しを増やすことに繋がっていて、
撮影当日、より良い写真を撮るための重要なヒントに。
ただ、私の場合は準備をしすぎて、イメージ通りにいかないと焦ってしまうことが…。
人を撮影する場合は、そうした焦りや緊張がモデルに伝わってしまうので、
受け入れるための余裕を持つことも大切ですね。
あとは、自分が主導して現場を盛り上げること。
機材などのセッティングはもちろんですが、
雰囲気づくりもフォトグラファーの大切な役目だと思っています。
長井 龍雪
アニメ監督/演出家
フリーランス
好きな道での苦労なら 納得できる。
NCADでの学び、思い出
ナログからデジタルへの移行期だった在学中に、音楽や映像、写真、編集と幅広い知識や技術を学べたので選択肢が広がりました。Macの作業やソフトの使い方を覚えることができたので、早く仕事につながったのだと思います。時代に即した授業はもちろん、個性豊かな先生や友人と一緒に好きな分野を目指せました。
仕事をする上で心がけていること
「自分が作ったものが一番おもしろい!」と思って自信を持つこと。その一方で「自己満足のレベルを下げない」という戒めも持っています。向上心を忘れず妥協しなければ、作品は自分が思った以上のものになる。後悔しない仕事をすることが次につながっていくと信じています。
監督の仕事の魅力とは
監督業=アニメーション全体のとりまとめです。シリーズは本数も多く、1人では絶対にできない一大プロジェクト。脚本家、声優、編集の人たちと切磋琢磨しながら多くの人に楽しんでもらえるストーリーに仕上げます。その中には絵コンテの作業もありますし、尺(時間)のコントロールも必要です。アフレコで予想外のアクションがあったり、作曲がハマったりと、作品の精度が上がっていく瞬間はいつもワクワクします。アニメは基本的にスポンサー(出資企業)の制約が少ないので自由度が高く、個性を出しやすいという楽しさがあります。
後輩のみなさんへメッセージ
どんな分野でも苦労のない仕事なんて存在しない。でも、好きな道での苦労なら納得できると思います。むしろ自分をさらに高めてくれる、いい経験になる。その時その時、ベストを尽くすことが自信につながっていくと思うので、何事も妥協せず精一杯やってみよう!
coziさん(吉沢浩二)
フォトグラファー
studio Roop(スタジオループ)代表
夢を叶えるためには、とにかくチャレンジ! ムダな経験なんて、何ひとつないんだから。
現在のお仕事の内容を教えてください。
雑誌、フリーペーパー撮影(例)新潟美少女図鑑、Hukuhuku、AVAN 等
家族写真、婚礼写真、企業パンフレット、広告写真、タレントビジュアルなどのポートレイト中心の様々な撮影・写真展などの写真作家としても活動しています。
今、カメラマンに求められているものはどんなことですか?
携帯、スマホなどで誰でも簡単に写真が撮れる今では、「写真が上手い」のがプロではなくて「誰かの為に写真を撮れる人」が大事かと思う。技術的なことはあたりまえで、想いがなにより大事かと。
井上 聖巳
洋画家
NHKカルチャー教室
誰にも負けないくらい 努力を続けました。
現在のお仕事の内容を教えてください。
新潟市内のNHKカルチャー教室などで、油彩・水彩・パステル画の指導をしています。
仕事をするうえでの目標を教えてください。
作家として絵を描き続けることです。
画家を目指す方へメッセージをお願いします。
常に学び、発見する事を大切にしてください。
みやじまIKKOU
似顔絵師
似顔絵集団にこまる
お客様から「頑張ってね」と 声をかけられることが嬉しい。
仕事をするうえでの目標を教えてください。
お客様一人一人に似顔絵を描いて感動していただくことを目標にしています。
NCADで学んだことはどう活かされていますか?
NCAD時代は主にマンガやコミックイラストを学んでいました。そこでキャラクターの描き分けをする技術を身につけるために似顔絵の授業があり、顔のパーツの描き方を深く知ることができました。