埼玉東萌短期大学の先生からのメッセージ
先生からのメッセージ
前徳 明子 先生
教授 紙芝居作家
「くらべっこ くらべっこ」のはじまり、はじまり~

先生の担当は?
主に教育実習に向けた指導を行っています。東萌で教鞭をとるかたわら、紙芝居作家としてデビューしました。
「くらべっこ くらべっこ」はどのような紙芝居ですか?
幼稚園教諭時代の園行事である“芋堀り”から発想を得たものです。お芋が一つひとつ違うように子どもたちも違っていい、みんな大切な存在であることを伝える作品です。
保育者のやりがいは?
保育者は日々の成長の喜びを子どもたちや保護者と共感できる素敵な仕事。「ありがとう」「ごめんね」「せんせい、だいすき」などたくさんの言葉や思いがパワーの源です。
学生に伝えたいことは?
子どもたちが安心して楽しみながら成長できる環境づくりを一緒に考えていきましょう。
浅香 勉 先生
教授
社会に求められているスーパーバイザーの育成に努めています

どういったご経験をされてきましたか?
私は、福祉系の大学で生活保護や貧困家庭といったテーマを学び、卒業後は児童養護施設で児童指導員を務めたり、保育士の養成に携わったりしながら長く子どもにかかわる仕事をしてきました。
そうした経験からどんなことを感じますか?
児童と保護者、さらには地域も含めたネットワークを築く力量をもった、いわばスーパーバイザー的な役割を担える保育士が求められているということです。
先生の授業で心がけていることは?
前述したニーズに応えるため、授業ではなるべく多くの具体的事例を取り上げ、実践的な指導を行うことで、現場で活躍できる人材の育成に努めています。
栗本 浩二 先生
教授 画家
未だに奥深い保育と子どもの絵画
幼児造形はいつからはじめたのですか?
大学生の頃、絵画教室のお手伝いをしたのが子どもとの造形活動の始まりでした。
幼児造形の魅力について教えてください
一般的な絵画指導と異なり、純粋さや思ってもみない表現が作品に現れる魅力的な活動です。子どもの表現が自分の作品制作にも影響を与えているように感じます。
絵が苦手でも大丈夫ですか?
授業では幼児教育で行う絵画・造形活動などを教えていますが、一番大事なことは学生自身がものづくりの楽しさを味わうこと。
入学当初は絵が不得意だという学生も、東萌で学ぶ造形活動は自己表現ではなく“子どものための学び”と理解すると、とても頑張って作品づくりに取り組むことができます。
みなさんも“子どもが好き”という気持ちを大切に、大いに学びを深めてください。