編入学

学年次の途中での入学

学年の中途で入学をすること。通常、入学は年度の初めに行われ、新入学として初年次より開始される。しかし、年次の途中、編入元となる学校から、編入先の学校へ入学することも可能であり、これが編入学と呼ばれる。但しこの場合、編入先の学校が同等である(高校から大学などの「飛び級」は不可能)ことや、編入試験の合格などが条件として課される。

編入のメリット

これまでの学歴を引き継げるという点が大きい。編入制度がない場合、学年途中で一旦退学し、次年度、別の学校に入学するという手順を取らなければならない。初年時からの課程になることはもちろん、新入学に向けた費用や受験対策など、大きな負担となる。それと比べると、編入学ではこれまでの学歴を考慮した上での処置が取られる。

編入学の具体例

編入学は大学で行われることが多い。学びたいことが途中で変わった場合や、その他諸事情による。また、中には他大学への編入を前提とした大学への進学を行うものもいる。合格できず、新入学できなかった場合に行われ、大学に在籍しつつ、志望校への編入学を志望するというものである。学歴の空白期間が発生しない、入学試験よりも編入試験のほうが難易度が低いというメリットがある。

短期大学から大学への編入

短期大学では大学への編入が卒業後の進路として存在する。この場合、短期大学二年間、大学二年間の合計四年間となる。大学付随の短期大学では、予め進路の1つとして大学への編入が用意されている場合も多い。

単位などの兼ね合い

編入の元となる学校で取得した単位は繰り越せる。但し、文字通り、全ての単位が繰り越せるというわけではない。学校の判断によって繰り越せるもの、繰り越せないものに分けられる。

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