「進学ナビ職業図鑑」シリーズ
声優(2013.07.25UP)

どんな仕事?

●声だけで演技する役者
声優はその名の通り、声によって俳優のように演技をする職業です。テレビや映画の主人公や登場人物に合わせて、アニメなら声を加えて、外国映画なら日本語に声の吹き替えをします。声優は声を録音するため、スタジオで作業をすることが多くなります。スタジオでは、マイクの前に立って、舞台とおなじように演じるキャラクターの動きを頭の中でしっかり捉えて、その登場人物にできるだけ近い存在になりきって表現します。洋画の吹き替えやアニメの場合は画面を見ながら、画面に向かって話します。また、ラジオドラマなどは、どちらかというと俳優に近い考え方で演じます。画面を見ながらキャラクターに合わせる必要がないので、自分が持つ本質の部分を出すことができ、やりがいも吹き替えなどとは違うものがあります。ほとんどの場合、1本の映画を1日で録音するなどハードなこともあり、体力的にも万全でなければなりません。

声優の仕事内容

【打ち合わせ】
映画やアニメなど、キャラクターの性格にあわせて表現の仕方など前もって打ち合わせします。

【リハーサル】
画面やスクリーンを見ながら、演じるタイミングをチェックするなどのリハーサルをします。

【録音】
いよいよ本番です。キャラクターの性格になりきって声優としてベストの表現をします。

声優になるには?
【なりたい気持ちを大切にチャレンジ】
声優になるためには特別な資格は必要ありません。ほんとうになりたいというその気持ちが大切です。基本をしっかり身に付けたいというのなら声優を養成する専門学校がありますので、そこに入って基礎を学ぶというのもいいでしょう。また、狭き門ですが、プロダクションに入ったり、有名な声優に弟子入りをして、そこでプロの技を間近で見ながら直接勉強する方法もあります。さらに独学ということもできますが、プロになるにはいちばん厳しい道かもしれません。もちろん専門学校やプロに学んだからといって必ず声優になれるわけではありません。日々努力しながらチャンスを逃さず、前向きにチャレンジすることが大切です。

声優の現状・将来性

声優になりたい人の数に比べて、プロとして生活できる人はほんの僅かでしょう。しかし、近年、アニメや映画の作られる本数が多くなったり、テレビやラジオなどの放送局が増えたりと、昔よりは受け入れられる窓口が広がっているので、その分新人が起用されるチャンスも広がっています。さらにデジタル時代の到来で、インターネット上でのアニメや独自の映画なども登場し、さらに声優として活躍できるフィールドはひと昔前に比べてはるかに広がってています。このチャンスを逃さないように、努力を惜しまずに勉強することが大切でしょう。

●CHECK POINT!
養成所からプロダクションまでの直結システム
声優を養成する学校の中には、養成所とプロダクションが直結している例もあります。その養成所で優秀な成績を修め、才能があると認められた人には、関連のプロダクションから誘いがあり、新人として所属する道がひらけているところもあります。また、養成所を卒業した全員にプロダクション所属の機会が与えられる場合もあり、この場合はオーディションを重ねて、最終的に一人から二人採用するというのもあります。

お仕事DATA

【平均収入】
1本数千円から数十万円まで新人とベテランでランクも違い、1本数分のアニメから2時間ものの映画まで様々です。

【勤務時間】
サラリーマンのように決まった勤務時間はありません。1日で録音する場合は、朝スタジオ入りし、深夜までかかることもあります。

【必要資格】
声優になるために必要な資格はありません。日常生活が勉強です。

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