エステティシャン「進学ナビ職業図鑑」シリーズ

エステティシャンになるには、学歴や年齢は問われません。人の体を扱う仕事のため、専門学校などで基本的な技術や技能を学んでからエステティックサロンに就職する人が多く見られます。入社後、一定期間の社内研修を受け、エステティシャンになります。
最近では、チェーン展開しているエステティックサロンだけでなく、美容院やスポーツ施設、ホテルの中にもエステティックサロンが見られるなど、活躍の場が広がっています。

【AM:11：00】サロン開店
一日の予約状況を把握します。そして、自分が担当するお客さまのカルテを確認。
今回のご要望を照らし合わせ、おすすめするコースを考えます。

【PM：1：00】お客さまご来店
まずはカウンセリング。お役様と相談してコースを決めます。視術中は、お客様に、よりリラックスしてもらうような雰囲気を心掛けます。

【PM:0：00】サロン閉店
最後のお客様の施術を終え、お見送りを済ませたのがPM0：00。完全予約制のサロンがほとんど。

今では接客にも慣れ、仕事に対する充実感があります。しかし、最初は緊張してお客様としゃべることもできませんでした。先輩がお客様と話をしながらイキイキと仕事をしている姿を見て、話をすることは大事だと感じ、会話を大切にするようになりました。

お客様の笑顔を見るのが楽しみです。私のマッサージを受け、笑顔で帰ってもらう。そのうち、お客様の肌が少しずつよくなって、「『最近きれいになったわね』」と言われたのよ」と喜んでいる笑顔を見るのが、うれしいです。また、自分の名前を覚えてもらうと、うれしいです。あまり人と会話するのが上手ではないのですが、先輩たちの姿をみて勉強しています。

エステティシャンにとって、目と手は重要な道具です。目で見て、手で触って、そして最後に機械を使って肌の状態を判断します。お客様の調子を読み取る力が必要です。手入れをして、お客様の肌に透明感が出てくると、こちらまでうれしくなります。