豊田工業大学の大学進学情報
基本情報
本学は、トヨタ自動車の社会貢献活動として1981年に設立された大学です。
開学以来、トヨタグループその他各社のサポートのもと、産学一体となった教育・研究環境を整備してきました。
未知の課題に果敢に挑戦し、新しい道を切り拓くことのできる開発型技術者の育成を目指しています。
また、トヨタ自動車より大学運営寄付金を受けており、授業料は「年額60万円」です。
お知らせ「★一般入試の導入により受験機会が拡大」
一般入試は、本学が独自に実施する「数学、理科、英語」の筆記試験の得点で合否判定を行います。従来から実施の大学入学共通テスト利用入試は、共通テストの得点のみで合否判定。どちらの入試も併願が可能です。
※2026(令和8)年度入試では、共通テスト利用入試のA方式において「情報科目」を試験科目に設定します。
学費
学部・学科の学費
工学部 | 初年度学納金 984,300円 | 入学金:282,000円 授業料:600,000円 教育充実・環境整備費:100,000円 ※この他に保険料等が必要です。 |
地図・アクセス
アクセス
学校所在地
〒468-8511 愛知県名古屋市天白区久方二丁目12番地1
交通アクセス
・名古屋市営地下鉄桜通線「相生山駅」から徒歩約10分
・名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」下車、2番出口から市バス(幹原1号系統)相生山住宅・島田一ツ山行き「高坂町」から徒歩約10分
学部・学科
工学部
学費について | 初年度学納金 984,300円 入学金:282,000円 授業料:600,000円 教育充実・環境整備費:100,000円 ※この他に保険料等が必要です。 |
- 学べる学問
- 材料工学/電子工学/電気工学/情報工学/システム工学/制御工学/機械工学
先端工学基礎学科
募集人数 | 100名 |
概要 | 教員一人あたりの学生数は約10人という少人数教育環境を整備。企業より派遣される講師による多数の講義や、学内外での豊富な実験・実習により、新たな領域を切り拓く柔軟な発想力と応用力を身に付けた結果、就職決定率は毎年100%を達成しています! |
「機械システム」「電子情報」「物質工学」の3分野を全て学べるカリキュラム
複雑化・複合化する科学・技術に対応するために、3つの分野を横断的に学ぶという独自の概念「ハイブリッド工学」をベースにカリキュラムを構成。工学の基幹学問となる3つの分野を学ぶことで、柔軟な発想力や応用力、多角的な視点からの問題発見/解決力を育みます。
専門分野の決定は2年後期。大学で実際に工学を学ぶことで、高校時より広い視野で専門分野を理解した上で、自身が修得したい専門知識を深く学ぶことが可能です。
第2の専門分野(副専攻)も修得
「機械システム」「電子情報」「物質工学」を全て学ぶカリキュラムの特徴をいかし、自分の専門分野(主専攻)以外の講義を一定数履修することで、第2の専門知識(副専攻)の修得も可能です。
第2の専門性を身につけることで、自分の研究を別視点から考察したり、融合領域における新たな技術開発を行うなど、挑戦的な研究につなげることもできます。
奨学金
奨学金制度
貸与奨学金制度
学資の補填を必要とする学生に対し、所定の審査(経済的事情および学業成績等)のうえ、貸与奨学金を支給しています(無利子)。
【人数】制限なし
【内容】第1種(6万円)・第2種(4万円)・第3種(2万円)
【審査方法】貸与の可否および交付種別の判定にあたっては、家族の経済状況、標準生活費、学業成績等を考慮して決定する。
授業料免除
【緊急経済支援学費免除制度】
不慮の事由などにより経済的困窮となり修学が困難となった学生に対して、学費を免除する場合があります。
【人数】定員あり
【内容】半期分の授業料を免除
【選考方法】申請内容を考慮して決定する
おすすめポイント
専任教員1人あたり学生数は約10人の少人数教育
教職員や他学生との交流を密にできる少人数教育環境です。
実験・実習のグループは5~8人で編成。また就職指導などでも細やかな対応を実現しております。
研究室配属後は、全ての学生が優れた研究施設で最先端の実験装置に触れながら学べるという点も魅力の一つです。
各学年に豊富な実験・実習
工学を学ぶ上で大切なことは、学んだ工学知識を実験・実習を通じて体験的に理解することです。
本学では、各学年で実験・実習科目を充実させており、企業派遣講師による「トヨタ生産方式概論」などの講義ではモノづくりの考え方や仕組みなど豊田工大ならではの学びを受けることができます。
また、民間企業と共同利用している「クリーンルーム」では、1年次よりICの製造工程における要素技術の修得や、太陽電池の製作など実践的な実習に取り組みます。
世界トップクラスの企業で行うインターンシップ
学部1・3年次に全学生が必修科目として履修するインターンシップ。実習期間は1~1.5ヶ月、企業の製造・研究開発部門に赴き、企業より提供される実習テーマに取り組む本格的な内容です。
この実習を通して、それまで学んだ工学知識が産業界でどのように活用され、正解のない課題に対して、どのようにアプローチをすればよいのかを学ぶとともに、技術者はどのような役割を果たし、行動することが期待されているかを理解します。
【実習先企業】
トヨタ自動車、豊田自動織機、デンソー、アイシン、ダイキン工業、三菱電機 など40社以上
「モノづくり志向型データサイエンスAI教育プログラム」
文部科学省認定制度に、本学のデータサイエンス・AI教育プログラムが「応用基礎レベルプラス」として選定。自動運転やロボット、新材料開発などの最新の研究における実応用事例の解説を通じて、データサイエンスや機械学習の基礎知識を活きた形で学びます。また、企業活動で得られたデータの解析やAI機器の制作を演習として実施し、実際の問題解決プロセスなども修得できます。
学部4年間を通じて学べる英語教育
工学の世界の共通語である「英語力」の強化のため、通常の英語講義に加えて、3年次からは英語論文の書き方やプレゼンテーション、TOEFL対策講座なども履修します。
また「英語Step-Up Point制度」により、英語を利用する機会(TOEIC受験、英語スピーチコンテストなど)に参加することで得られるポイントを卒業までに合計で100ポイント得ることが求められます。このような取り組みを通して、継続的かつ実践的な英語力を修得します。
学生時代から世界に触れ、国際的な視野・感覚を身につけるため、本学では海外研修への参加を促進しています。大学が費用をサポートする海外研修もあり、毎年多くの学生が海外での学修経験を積んでいます。
※2024年度:学部生16%、修士学生25%が卒業・修了までに海外留学を経験
高校生の方へ
一般入試の導入により受験機会が拡大
一般入試は、本学が独自に実施する「数学、理科、英語」の筆記試験の得点で合否判定を行います。従来から実施の大学入学共通テスト利用入試は、共通テストの得点のみで合否判定。どちらの入試も併願が可能です。
※2026(令和8)年度入試では、共通テスト利用入試のA方式において「情報科目」を試験科目に設定します。
「帰国生徒入試」「国際バカロレア入試」
日本の高校とは異なる教育を受けた皆さんに受けていただきたい入試です。
2つの入試は同じ入試日で、試験内容も同じです。
【試験日】2025年11月22日(土)
【試験内容】筆記試験(数学、物理、英語)、面接試験
※筆記試験は学校推薦型選抜「公募推薦入試」と同じ試験です。
※詳細は、ホームページで適宜ご確認ください。
学校推薦型選抜「公募推薦入試」
豊田工大で学びたい意欲の強い皆さんに受験いただきたい入試です。
ホームページに、受験資格、入試結果、過去問題など掲載してます。
ご関心のある方は、ご確認ください!
【試験日】2025年11月22日(土)
【試験内容】筆記試験(数学、物理、英語)面接試験、書類審査
【出願資格】英検CSEスコア1980などあり
※詳細は、ホームページで適宜ご確認ください。
学校からご家族へ
授業料は60万円(年額)! 国公立大学並みの学費で経済負担を軽減
本学では、トヨタ自動車より大学運営寄付金を受けており、授業料は60万円(年学)に設定しています。初年度学納金は、授業料に加えて入学金(28.2万円)、教育充実・環境整備費(10万円)をあわせて約98万円。2年次以降の学納金は年額70万円です。
※その他別途、保険料等が必要です。
社会人基礎力を身につける学生寮「初年次シェアハウス型入寮制」
本学では、学部1年次は全員が原則として「久方寮」で1年間生活します。今までの生活環境や習慣を乗り越え、新しい自分自身を磨き上げていく基礎づくりの場として、学生寮での共同生活を重視しています。
門限などの厳しい規則はなく、共同生活における多くの仲間との語らいの中で、社会人としての良識やコミュニケーション力、自立した行動習慣などを身に付けていただくことが目的です。
就職決定率は100%
・工学における幅広い知識と専門性の修得
・少人数環境
・学生寮での生活や社会人学生との触れ合いの中で磨かれるコミュニケーション力
・インターンシップや海外研修などで構築されるキャリアビジョン …など
本学で過ごす4年間の中で就業力を身に付け、就職活動に臨むことが就職決定率100%に繋がっていると考えております。
【主な就職先】
トヨタ自動車、豊田自動織機、デンソー、アイシン、ダイハツ工業、SUBARU、マツダ、スズキ、日産自動車、本田技研工業、ヤマハ発動機、三菱重工業、クボタ、コマツ、ダイキン工業、日立製作所、三菱電機、パナソニック、SONY、三菱マテリアル、AGC、NTTドコモ、LINEヤフー、LIXIL、清水建設、TOPPAN、JR東海、豊田通商 他
願書・入試
学部:入試種別
・一般選抜(一般入試、共通テスト利用入試)
・学校推薦型選抜(公募推薦入試、指定校推薦入試)
・帰国生徒特別選抜
・国際バカロレア特別選抜
・社会人特別選抜
・社会人編入学試験
・外国政府派遣留学生特別選抜入試
・高専第3年次編入学試験
先生からのメッセージ
保立 和夫
大学の本来的使命のさらなる強化をめざす