埼玉工業大学の卒業生からの評判

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埼玉工業大学の評判(卒業生)

卒業生の声

戸島 幸誠さん

工学部 機械工学科 機械工学専攻
2021年度
山崎製パン株式会社
今日もみんなの「毎日のおいしさ」を支えています。
みなさんは、パンが好きですか? たとえば『ランチパック』なんて、いかがです? いま私が勤務しているのは、『ランチパック』などのパンの中に入れるジャムや惣菜をつくっている工場。そこでエンジニアとして、主に生産設備の保守点検を行っています。たとえば突然機械が止まってしまったとき、現場へ赴き対応します。
そもそも僕が食品メーカーに興味を持ったのは、大学に通っていたとき。ひとり暮らしを始め、自炊しているうちに料理をつくるのがどんどん楽しくなってしまって。あるとき、友人や先生に振る舞ったら「おいしいね!」って褒められたことがきっかけです。いまの仕事で大切にしているのは、思い込みで作業を進めないこと。現場にいる人から状況を細かく最後まで聞き取り、原因をしっかり特定してから作業に入るようにしています。
将来は、新しい機械の開発にも携わってみたいですね。そして、「おいしいね!」って褒められるパンを、エンジニアとしての立場からもっともっとお届けしていきたいです。

爲我井 浩平さん

工学部 生命環境化学科 バイオ・環境科学専攻
2020年度
東洋インキ株式会社
鮮やかな色を通して、この社会を明るく楽しく彩りたい。
この世の中が、白と黒のモノトーンでできていたら、どう思いますか? つまらないと思いませんか? あらためて考えてみると、この世の中に「色」があるって不思議ですよね。私が身の回りの「色」に興味を持ったのは、子どもの頃。以来、なんとなく「色」が気になってしまい、子どもながらに500色もの色鉛筆を集めたほど。それがこうじて、いまの会社へ。現在の仕事では、黄色や紅色などのグラビアインキを製造しています。グラビアインキは食品や生活雑貨のパッケージなど、私たちの身近なモノの印刷によく使われています。
大学時代に「化学工学」という授業を受けたのですが、そのときの知識がまさにいまの仕事に活かされることに。化学製品を生産するときの工程や、装置・設備を安全に運用するための学問なのですが、いまでもときどき大学時代のテキストを引っ張り出して読み返すことがあります。
今後の目標は、国内のみならず海外拠点でも幅広く経験を積むこと。そして願わくは、世の中がもっとカラフルになりますように。

外川 龍彦さん

工学部 情報システム学科 IT専攻
2021年度
株式会社ビー・エム・エル
自分のしていることが、医師や患者さんの役に立つ。 やっぱり嬉しいですね。
いま、社会のあらゆる分野でIT化が進んでいますよね。そのなかで、現在急速に進められているのが、私が携わっている病院などの医療分野です。仕事では、臨床検査システムの開発・保守業務を担当。施設の要望に合わせたシステムの改修や、新規プログラムの作成などを行っています。
私が医療分野に興味を持ったのは、大学での研究がきっかけ。AIを用いてX線画像から指の骨を検出する研究を行いました。この研究は、人工関節などの手術への応用をめざしたもの。自分がやっていることが困っている人の助けになることを実感して、医療分野で働きたいと思うようになりました。誰かの役に立てるって、やっぱり嬉しいですよね。業務では、日々進化するIT技術に対応して、まだまだ勉強することがいっぱい。でも、大学時代からプログラミングが好きなので、毎日楽しく取り組んでいます。
いまはシステムの一部ですが、いつかシステム全体の工程に携わることが目標です。

小池 洸基さん

人間社会学部 情報社会学科 経営システム専攻
2021年度
キヤノンシステムアンドサポート株式会社
自分の提案が、お客様の発展につながる。やりがいがあります。
大学時代に挑戦したレポートの最高記録は、西洋史の授業でギリシャについて書いた100枚!誰が見てもわかりやすいように、写真や図なども駆使して、こだわって書き上げました。だから、仕事でお客様への提案書や資料をつくるのだって得意。いま仕事では、主に中小企業を対象に、IT機器の導入から運用、トラブル時の対応など、業務のデジタル化やDX推進をサポートしています。「お客さまの進化を支援すること」が、会社のミッション。「モノ売りではなくコト売り」を意識し、お客様が望むソリューションを実現するため、常に最適な製品やシステムを考えて提案しています。
現在、入社2年目。社内の専門職である「ソリューションスペシャリスト(SS)」をめざして修行の真っ最中。先輩SSのなかには、知識も技術もスゴい人がいます。いまの目標は、その人に少しでも近づくこと。そして、いつか自分も後輩たちの目標となる存在に。そうなれたら嬉しいですね。

岩田 泰樹

人間社会学部 心理学科 臨床心理専攻
2022年度
埼玉県警察
現場経験を積み重ね、先輩たちに追いつけるよう日々努力しています。
子どもの頃、警察官である父親と駐在所で一緒に暮らしており、その背中を見て育つうちに自然と自分もめざすようになりました。
現在、私は交番勤務。管内のパトロールや110番通報の対応、交通違反の指導取り締まりなどを行っています。仕事ではさまざまな人と接することになりますが、相手を理解したうえで適切な対応を取る必要があり、そんなときは埼工大の心理学科で学んだ知識が役立っていると感じています。まだまだ経験が少なく勉強の毎日ですが、トラブルなどを解決して「ありがとう」と言われるとやっぱり嬉しいですね。
今後伸ばしていきたいのは、判断力。現場で素早く対処しなければならないケースがあり、先輩たちのスピーディで適切な判断にはいつも驚かされます。私も早くそうなれるよう、努力していきたいです。将来の目標は、刑事部に入り鑑識業務のプロフェッショナルになること。じつは現在、父親は鑑識課勤務。いまでも、その背中を追っています。