卒業レポート2024 異文化理解力を取り入れた航空業界
2025年1月22日更新日
2年の中澤です ★
今回は、私の卒業レポートをご紹介いたします!
テーマは【異文化理解力を取り入れた航空業界】です 🌏✈️
どうぞお読みください 🤝🏻
私がこのテーマにしたきっかけは、将来働きたいと考えている航空会社が大切にしていることであり、多様性などの観点から知りたいと思ったからです。さらに、グローバル化が進むこれからの世界で生きていく私たちに欠けてはならないものだと考え、興味を持ちました。
異文化理解力とは、異なる文化背景を持つ人々と相互理解や協力を可能にする力です。自分とは異なる価値観を持つ人々や社会を理解し尊重することも大切です。このレポートでは、異文化理解力についての定義・異文化理解力の重要性・異文化理解力の現状を踏まえたうえでの理解力向上について考察していきます。
異文化理解力と聞いて異文化理解力の説明を出来る人はあまりいないと思います。私がレポートを書くにあたりアンケートを取ってみたところ、「異文化理解力」と聞いてすぐに答えられる人は半数でした。また、異文化理解力が分かると答えた方の回答では、多くの人が「海外のこと/文化を理解すること」と答えていました。
言葉の意味を理解したところで、内容を理解していなければ意味がありません。
異文化理解力は、なぜ必要か考えたことはありますか??
私の考える異文化理解力の必要性は、今のこのグローバル化が進む時代だからこそ必要であると考えます。1日の中で海外の方に合う確率は、体感ではありますが、10パーセント程度です。最近では、一般企業の多くの会社が外国人採用を行っています。
そこで、まず、異文化理解力が必要とされる第1の理由として外国人と円滑なコミュニケーションをとるためだと考えます。私たち日本人だけでなく双方の異文化理解力が必要です。ですが、理解することは簡単ではありません。生まれた環境、育ってきた環境、文化、食事や、服装同じものもあれば違うものがほとんどです。グローバル化が進む中で問題ともなる、『偏見』という言葉に目をつけました。
偏見とは、ある集団や個人に対して客観的な根拠なしに抱かれる非好意的な先入観や判断のことです。
偏見は、差別などに繋がるためあってはならないのだと私は考えます。
お互いに文化の違いをしっかりと理解し合うことが大切だと思います。
今回異文化理解力について調べたいと思った1番のきっかけはエミレーツ航空が多様性を大切にしているという点です。国籍宗教問わずどのような人でも採用するというところが魅力です。エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦の航空会社ですが、アラブ首長国連邦の客室乗務員は全体の3割にも及ばません。日本の航空会社なら大抵、9割はなくても8割は日本人クルーです。異文化理解力と多様性は、言葉は違うけれど多様性を受け入れるためには、異文化理解力が雇用する側、される側にも必要不可欠です。どの航空会社でも他国籍の客室乗務員はいるけれど、エミレーツ航空ほど多国籍な航空会社はないのです。また性別にも縛りのない採用を行っている所も魅力です。エミレーツ航空は互いに異なる文化を理解し合いながらお客様のために旅客機を飛ばしています。採用される人材としても互いの文化の違いを理解し合いながら成長できる人と記載がされています。

最後に異文化理解力は、グローバル化が進む世界を生きていくためには、必要不可欠です。その中でも、1番大切であると考えるのは、『言語』です。
国によって話す言語は違います。ですが、本当にコミュニケーションを取るために、正しい言語を使うことはいちばん大切だと私は思いません。なぜなら、話したい、伝えたいという気持ちがあれば、少なからずコミュニケーションはとることが出来るのです。
皆さんは、英語と異文化理解力どちらが大切だと思いますか?
どちらも大切です。ですが、同じ世界を生きる人間として、諦めずにコミュニケーションを取ってみること、それがいちばん大切であると考えます。一度英語が話せないからと諦めてしまう必要は絶対にありません。文化の違いをお互いに理解し合っていくことが何よりも大切で、これからの社会を背負っていく私たちには大切であると考えます。
これからの社会がさらに素晴らしく、国籍関係なく住みやすい世界になって欲しいと思っています。グローバル化がより良いものになっていくために自分ができることを常に考え、異文化理解力を高めていくために何ができるのかを大切に挑戦し続けていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました 🌟