髙坂 鮎子さん
2016年卒業
医療法人知邑舎 岩倉病院
2016年卒業
医療法人知邑舎 岩倉病院
壁にぶつかった時、学校で学んだ基礎の大切さを実感。
私が理学療法士という職業を知ったのは、テレビドラマでした。「私もこの仕事がしたい」と直感的に思い、この道に進むことに。当時私は大学4年生で、卒業論文制作の時期に本学院に入学しました。卒論と理学療法士の勉強を両立するのは大変でしたが、先生方から学ぶ臨床現場の話や治療技術はとても興味深く、モチベーションを高めることができ無事大学を卒業することができました。国家試験に合格した時は、努力が報われたという気持ちでホッとしましたね。夢を叶えた今は、回復期リハビリテーションにあたる入院・外来の患者様の治療をしています。同じ疾患でも、症状が一人ひとり異なるので、なぜ立てないのか、なぜ歩けないのかを常に考えながら治療を行っています。毎日、患者様と真剣に向き合うことができるこの仕事がやっぱり好きですね。もちろん、臨床で悩むこともあります。そんな時は基礎に立ち返り、考えることを大事にしています。在学中に基礎を学ぶ必要性を教えてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。社会人1年目なので、自分の至らなさを実感する毎日ですが、今の自分ができることは全力でやるように意識しています。いろいろなことに興味を持ち、さらに経験を積み、できる限りの治療を患者様に行える、そんな理学療法士になりたいです。
5/23更新
1554校掲載中