Dさん（活水女子大学）からの声

卒業後、佐世保市の公共施設「アルカスSASEBO」に勤務し、コンサート等の企画・運営を担当しています。演奏だけでなく企画・運営・広報なども行った活水での経験は、出演者と運営者の両者の立場をふまえる今の仕事の土台を学ぶことができたと言えます。
アルカスSASEBOでは、だれもが多様な文化芸術を楽しめることを目指し、鑑賞・参加・育成・創造等の様々な催しに取り組んでいます。そんな中、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、たくさんの催しが中止・延期となりました。コンサートや演劇は「3つの密」を避けられません。人に生きる力を与える場所である舞台が、一方では、お客さんも含めて、感染を広めてしまう場にもなり得ます。しかし来場されるお客様を見ていると、こんな時だからこそ、文化芸術は人にとって必要なものであると実感することができました。これからも、「文化のチカラ」を一人でも多くの人に届け続けたいと思います。