松村 夢
森ノ宮医療大学 看護学科
2017年3月卒業
大阪市保健所 感染症対策課/保健師
森ノ宮医療大学 看護学科
2017年3月卒業
大阪市保健所 感染症対策課/保健師
人と医療をつなぎ、生きがいや居場所をつくっていく。
元々は看護師をめざして大学に入学しましたが、保健師の先生が教えてくれた「公衆衛生」の授業で健康教育や保健指導に興味をもち、そこから保健師の道を決意しました。現在は、大阪市保健所の保健師として、市民の皆さんの健康づくりに邁進しています。結核などの感染症の蔓延を防ぐための疫学調査や接触者健診の実施、また、保健福祉センターが感染症患者の支援を行うためのマニュアル作成、支援体制の整備などの事業運営にも携わっています。以前、新型コロナウイルス感染症対策グループに配属されていたときには、感染者の療養に関する情報を集約した「療養のしおり」も作成しました。当時、自宅療養者に配布していたので、ご覧になった方もいるかもしれません。保健師自らが地域に足を運んで課題を見つけ、働きかけていくことができるのが保健師の魅力だと感じています。市民の中には、医療的な支援があることを知らない方、個々の事情で支援を受けていない方など、さまざまな方がおられます。人と医療、人と人をつなぎ、生きがいや、居場所をつくれるように、一つひとつ働きかけていきたいです。