ちゃんと相手に伝わっているか、確認しながらコミュニケーションを取る事が大切
ちゃんと相手に伝わっているか、行動に移せているのかなど確認しながらコミュニケーションを取る事が大切だと学びました。
日本映画大学を選んだ理由は?
友人に背中を押されてです。(笑)
目立ちたがり屋のシャイでしたから、部活(サッカー)を引退した後も芸能の世界に興味はあっても門を叩く勇気がありませんでした。しかし友人の前で歌を歌っていたら上手いと言われ、しばしば廊下の前でライブをするようになりました。そこで初めてちゃんと表現に関する知識をつけたいと思い、様々な体験ができ且つ、身体表現・俳優コースがあるという事でこの大学を受験しました。
身体表現コースで学んだことは?
表現の難しさです。根が目立ちたがり屋ですから、目立とうとするんですが、個性派揃いの顔ぶれなので、ただ居るだけ、前に出るだけでは存在できない事に気がつきました。
例えば主役のA君とBちゃんが会話して笑うという様な場面があるとしたら、僕は黙って何もせず睨み続けるという様なやり方でも目立てるんだと。逆を取るということを学びました。
勿論極端なやり方だけでは通用しませんが、共演者や関係者がいて、作品のテーマがあったときに、どう自己プロデュースするのか、その為に何が出来るのか試行錯誤する事の楽しさと難しさを学びました。
映画を通して学んだことは?
会話の重要性です。自分では普通だとか、この分野においては精通しているだとか、どこか過信があると何気なく分かった気になってしまいます。しかしいざ現場や実習に出ると自分の無力さや、相手の発していた事の真の意味に後から気づくといった場面が多々ありました。当たり前のことですが、忙しい時こそ着実に冷静に、ちゃんと相手に伝わっているか、行動に移せているのかなど確認しながらコミュニケーションを取る事が大切だと学びました。
将来の夢や目標は?
どこのフィールドで過ごしていくのかまだ不透明ですが、何処に行っても向上心を忘れず、新たな事を覚える、探すことの喜びを噛み締めて子供のように生きていたいです。欲を言えば映画大で学んだ知識を生かせる仕事がしたいですが(笑)
4/10更新
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