2022年 卒業生
管理栄養士
燕市役所健康づくり課(燕市保健センター)
市が策定する食育活動を促進し健康づくりを支援する
現在のお仕事内容を教えてください。
主に食育推進計画関連です。市が策定している食育推進計画の目標値達成に向け、他課や様々な機関と連携し食育を推進しています。また、食生活改善推進委員の皆さんと共に、幅広い世代に向けて食育活動に取り組んでいます。他には、母子健診や一般健診、特定健診で栄養指導をすることもあります。
現在の職に就いた(目指した)きっかけは何ですか?
小学生の頃の給食がとても好きで忘れられず、私もおいしい学校給食を考えて提供したいと思ったのが管理栄養士を目指したきっかけです。現在の業務で学校給食に直接関わることはないですが、地域の方とたくさんお話しし、人の温かさに触れることができる今の職場で、管理栄養士として働けていることに大変嬉しく思っています。
仕事のやりがいを教えてください。
日々の業務の中で、小さいお子さんから高齢者の方まで幅広い世代の方と接します。お話を聞きながら相手に合わせた指導ができるよう心掛けていますが、「ためになる話が聞けてよかった」「今日聞いたことを早速実践してみます」など、相手の印象に残る指導ができた時や感謝された時はとても嬉しく、やりがいを感じます。
新潟医療福祉大学での学びで、特に今の仕事に役立っている・活かされているところや学べて良かったと感じたことはありますか?エピソードなどあれば教えてください。
「給食経営管理実習」です。調理実習事業を運営することが多く、その時のテーマや対象者のニーズに応じた献立の作成や、食生活改善推進委員が作成した献立に助言をする等、給食経営管理実習で学んだ献立作成方法が活かされています。また、20~30人分調理の食材発注や栄養計算等も業務の中で多々あるため、当カリキュラムで経験したことが活きていると感じています。
現職場は管理栄養士のほかに保健師、看護師、助産師が居り、様々な業務を多職種で連携しながら実施しています。対象者への指導や相談にはそれぞれの職種が持つ専門知識を組み合わせ、補い合って対応しています。チーム医療について新潟医療福祉大学で学び、今は現場でチーム医療の大切さを実感しています。
今後の夢や目標を教えてください。
常に新しく、正しい情報を対象者の方へわかりやすくお伝えすることはもちろん、対象者の話をよく聴き、共感し、話しやすい雰囲気を作りながら、相手を安心させることができる管理栄養士になりたいです。課を異動すると業務内容も一変しますが、その時の業務に責任を持ち、市民の方から信頼される行政栄養士になりたいです。