関関同立
関関同立
関関同率とは、関西の私立大学郡のひとつを示す通称である。関関同立の名称は下記の大学の頭文字で組み合わさっている。
(関)関西大学(大阪府)
(関)関西学院大学(兵庫県)
(同)同志社大学(京都府)
(立)立命館大学(京都府)
これら4つの大学は西日本の中でも難関な私立大学として知られており知名度も高い。
大学同士の交流
元々は大学野球のライバルとして成立した大学間の関係ではあるが、第二次世界大戦前からは学生団体や卒業生同士での交流もおこなわれている。現在でも、関西大学と関西学院大学は毎年、野球や他の各スポーツなどで総合関関戦を開催している。また、同志社大学と立命館大学も同立戦を毎年定期的に開催している。
関西四大学大学院単位互換制度
関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の四大学は、1998年に関西四大学大学院生の単位互換に関する協定を締結した。協定によって、各大学院の正規の大学院生(修士課程・博士課程・専門職学位課程)であれば、他大学院に履修を申し込むことが可能となった(一部講座をを除く)。他大学院で取得した単位も、自大学の単位として認められることとなる。選考料・履修料は必要ない。(一部実習や講習で必要な場合を除く)
関関同立の由来
関西六大学野球連盟での伝統の一戦、関関戦と同立戦が関関同立の起源である。当時、大学野球は絶大な人気があり、これら関関同立の試合は市民の注目を集める名物対決として定着したことが、4大学を合せて表現することになった由来といわれている。1970年代頃から偏差値ランキングが一般化し、この4大学が私立大学として最上位を形成することから受験候補としても人気がでるようになり、現在に至っている。