退学

退学

退学とは、在籍する教育機関を卒業せずに途中で辞めてしまうことをいい、卒業の前に在学関係を終了となる。大学を退学した場合、当然学業を修了したと認められないため高校卒業と変わりのない扱いを受けることになる。退学と一口に言っても、退学の理由はさまざまである。どのような場合も、いくつかの手続きを行う必要があり、主に学生証の返納などがある。

自主退学

何らかの理由で、自身や保護者の意思によって辞めること。
退学の手続きとしては、学校で決められた退学届けを提出、校長が承認すれば完了である。

懲戒退学(ちょうかいたいがく)

懲戒退学とは、懲戒処分の一つであり退学処分や放校や放学とも呼ばれる。
学校に相応しくないと校長や学長が判断した場合に、学校側から懲戒退学をさせることができる。この場合、本人の意思とは別に強制的に退学処分が執行される。大学においての懲戒処分の場合、学校の評判などを著しく損ねた場合などが多く、復学も認められないことがある。

満期退学

上記のような一般的に言われる退学とは「中途退学」であり、満期退学は、休学や留学などを行った期間を除いて大学院に5年以上在学したが修了できなかった場合など、修業が定められている期間より長く在籍したにもかかわらず、修了しないまま退学することである。大学院の博士後期課程などを自主退学した際などが多い。

退学と除籍の違い

除籍とは、学費未納などの理由で学校に置く籍を抜かれることをいう。学費未納の場合は、学費を支払うことで再度籍を入れることが可能な場合もある。在籍可能年数を超えた場合や休学後復学しなかった場合なども除籍になることがある。除籍は大学に入学した事実が消えるのではない。抹消されることは「抹籍」という。

退学による影響

一度大学を退学してしまうと、もちろん○○大学卒業とはいえなくなる。そうなると、希望の就職先にとって不利になってしまう可能性がある。

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