補欠合格
入学辞退者が生じた場合に合格となる人
補欠合格とは、その名の通り補欠での合格である。入学試験の合格者の中から入学辞退者が生じることによって、自身が学校に入学できるかが決定する。
入学者の辞退待ち
入学試験の合格者全員が入学するわけではない。中には、すべり止めとして入学試験を受けていたものも存在する。この人物が志望校に合格していれば、入学辞退者が発生する。その際に補欠合格者の入学が検討される。補欠合格の通知は入学試験後に行われるが、通知には大きく分けて2パターンが存在する。
補欠合格通知の種類1
辞退者が発生する前に通知されるパターンである。この場合は、入学辞退者が生じた場合、順次補欠合格から、「正式な合格」に繰り上げられていく。いわば「入学辞退者が発生した場合、合格となる」という意味での補欠合格である。
補欠合格通知の種類2
二つ目は、入学辞退者が発生後に補欠合格として通知されるパターンである。前述の補欠合格とは意味合いが異なり、「既に入学辞退者が生じて、その結果の合格である」という通知である。入学許可という意味においては、通常の合格と代わりはない。ただし、その選考のプロセスとして、通常の合格とは異なった、という意味合いが含まれている。
補欠合格の順番
順次繰り上げでの合格となるため、最終的に入学出来るか否かは自身の決められるものではない。どれだけ入学辞退者が発生するか、また補欠合格者の中で自分がどの程度の位置なのかによって、入学の可否が決定される。