マークシート
テストの回答方式
マークシートとはテストの回答形式の1つ。その名の通りシートに書かれた長方形の枠を塗りつぶす、マークすることで回答する。
回答方法の詳細
俗にいう選択問題での回答となる場合が殆ど。問題用紙には回答の選択肢が記載されており、自分が正解だと思う番号の枠内をマークすることで回答する。数学問題の場合、0-9までの記入欄が回答の桁数分設けられており、直接回答の値を記載することも可能。
導入の背景
回答を終えたマークシートは、縦横の方眼上で、所定の位置が塗りつぶされたものとなる。これを機械で読み取らせ、所定の位置にマークされているか否かで、回答の正誤を判断することが可能。
メリット
多数の人間が受験する場合、受験以上に採点に人員的負担がかかることはもちろん、採点者のミスや、主観によって点数が変動することが考えられる。これらの問題点は、予め回答の選択肢を提示し、採点を機械で行うことによって解決可能である。尚、受験者にとってみては、通常の選択問題と同様に、わからない問題であっても、考えなしにマークした回答が正解と判断される可能性もある。極論、確率的に現実的でない話だが、全く試験対策を取らずとも、正解の位置にマークさえできていれば、その試験の合格も可能である。
注意点
機械で読み取ることを想定して、マークをしなければならない。所定の枠内からはみ出さず、しっかりと塗りつぶすことはもちろん、鉛筆など、筆記用具が指定されている場合もあるため、注意が必要である。また、問題用紙と解答用紙が分かれているため、マークの位置がずれていないかを注意する必要がある。正しい回答を導き出していたとしても、マークシートが1段ずれていれば、全て台無しとなるだろう。