発想法
ブレインストーミングとは良いアイデアを作るための発想法の名称。集団での会議に使用する。大学や専門学校では、授業の一環で用いられることが多い。企画や作品創りなどアイデアを練るために用いられる。
ブレインストーミングの特徴
何らかの議題に対して、参加者が自由に意見を述べ、多くのアイデアを作ることが特徴。他人の発言をきっかけに、また新しいアイデアを思いつくなど、誰かの発言によってまた新たなアイデアをひらめくこともある。
ルール
集団で行うため、守らなければならない原則が存在する。重要なのは、自由で斬新なアイデアを生むため、ブレインストーミングの場では他人の意見を批判してはならない点である。どのような発言でも許される場を作り、どのような発言でも批判は行わず、それよりもその意見に触発された、新しいアイデアを作ることを述べることを重視する。このように、発言による連想、アイデアの質より量を重視する。
アイデアの整理
ブレインストーミングの中で出されたアイデアは、整理整頓を行う必要がある。例えば、序盤に出されたアイデアと終盤に出されたアイデアが実は全く同じものであった、ということが考えられるためである。アイデアの整理にもブレインストーミングと同様、さまざまな整理方法があるが、提出されたアイデアの共通する部分を抜き出し、グループ分けを行うことが多い。
具体的なシチュエーション
会議室や教室など人数に見合った部屋で行う。提出されたアイデアを全体で確認する必要があるため、まとめ役がホワイトボードや黒板に記載していく、大きな紙を置いた机を全員で囲み、各々ペンで記載していく、というスタイルが取られる。後々に整理を行う必要があるため、付箋紙を用い、1枚につき1つのアイデア、というようにすると、後々の整理の際に扱いやすい。