オリエンテーション
新しい環境に適応させる
オリエンテーションとは、「適応・順応・方向づけ」といった意味を持つ言葉である。主に新しい環境で行われる、解説や導入などがこれにあたり、教育機関では主に新年度に行われる。
学校における機会
新しい環境で行われる説明等々は、全てオリエンテーションと捉えることが出来る。例えば新しく初めたアルバイトでの初日などで行われる「研修」「説明」などである。ただ、教育機関においては、前述のように主に新年度、それも課程が複雑化する、大学・専門学校で用いられることが多い。
オリエンテーションの意義
新年度では様々な変更点が生じる。教室やクラス制のある学校では、クラス変更や、教室の移動といった大規模なものも考えられる。大学では、新しい学年での過ごし方、どのように研究を進めていくか、どのように履修計画を立てるかなど、今後のことを想定し、行動していかなければならない。そのため、説明や計画を立てるプロセスである、オリエンテーションは大変重要なものである。
参加について
授業と同様、通常は全員参加となる。また方針を理解する導入段階であるため、通常の授業よりも重要度は高く、やむを得ない事情を除き、出席すべき事柄であるといえる。また、変更点が少ないなど。カリキュラムによってオリエンテーションを行う必要が無い場合などは、設けられない場合も考えられる。
オリエンテーションの具体例
年度はもちろん、学期ごとで学生が取り組む内容が解説される。大学では開講される各授業の1回目は授業の概要や、評定基準を説明するオリエンテーションであることが多く、学生はオリエンテーションを受け、履修の判断材料とする。