エントリーシート

入試にエントリーするためのシート

通称「ES(イーエス)」。「エントリー」とは参加の意味を指し、「シート」は用紙を指す。つまり「参加申込書」という意味合いだが、高校生・大学生・専門学校生にとっては、「何らかの入試の書類審査」という意味合いで用いられる機会の多い用語である。

就職活動・入社試験

最も一般的な用いられ方である。入社を希望する企業の第一次審査、書類選考で用いられることが多い。この場合、判断を行う企業の都合上、独自のものが用いられる場合がほとんどである。内容としては、通常の履歴書と同様、略歴の記載に加え、企業独自の質問項目や、別途課題が与えられる場合も存在する。選考を通過出来る確立は応募者数にもよるが、大量の応募者を絞り込むという性質を持つため、選考を通過できない場合も多々ある。

入学試験

入社試験はもちろん、大学や専門学校の入学試験でも用いられる。エントリーシートは、学力ではなく本人の意欲を測るものであるため、AO入試など、入学意欲を重視する入学試験で用いられる傾向が強い。

主な質問内容

一言でいうならば、「自己アピール」である。「志望動機」(どうして入社・入学したいのか)、「自分の強み」「趣味・興味」といった人物像が見えるものが、基本的な質問である。大学・専門学校ではこのような自己アピール中心のものが多いが、就職活動においてはそればかりではない。「今の業界の問題点」「今年注目しているもの」「自身を色に例えると何色か」…など、本人の認識や情報感度、応用力が試される質問も見受けられる。

対策

面接のように、その場ですぐ反応を求められるものではないため、対策をとることは可能である。学校の教員はもちろん、家族や先輩、インターネットを通じてアドバイスを求める人も見受けられる。入学試験の場合、また学校資料に入試対策が掲載されていることもあるため、資料を確認するのも有効な対策方法である。

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