「進学ナビ職業図鑑」シリーズ
映画監督(2013.07.17UP)

どんな仕事?

●映画監督の実際
監督は映画をどういう作品に仕上げるかということの総責任者です。クランクインの前には題材、ストーリー、台詞、スタッフやキャストの選定など映画製作に関わるほとんどの事に決定権があります。映画を1本製作するのに関わるスタップは、数十人から、大作といわれるものになると数千人という場合もあります。それらすべてのスタッフを統率し、自分のイメ一ジどうりの作品を創り上げるのですから、映画に関する幅広い知識と強いリーダーシップが不可欠です。また、プロとして映画を監督する以上は、ただ好き勝手に撮るのではなく、どうすればたくさんの人に見てもらえるかを考え、収益の部分も気にかける必要があります。

映画監督の仕事内容

【役者に演技指導】
映画の主役は役者の演技です。自分の頭の中に描く、作品に応じた演技プランをわかりやすく伝えます。

【現場での総指揮】
撮影現場では、助監督、撮影監督、照明、美術、大道具、特機など様々な役割を持った大勢のスタッフと協力していく必要があります。これらのスタッフに的確な指示をし、現場をまとめ上げていくのが監督の重要な仕事になります。良い映画になるかどうかは監督次第。責任感が問われます。

【編集作業を経て映画が完成】
撮影がクランクアップした後は、撮った映像を脚本に沿ってつなぎ合わせ、台詞や効果音、BGMなどを組み込む編集作業があります。ここでも監督が指示をだし、それぞれの専門家が監督の意向に沿った作品に仕上げます。

映画監督になるには?
【専門学校で学ぶ】
監督になるには、とにかく撮影の現場に助監督として入ることです。そのためには映画の専門学校を卒業し、学校に紹介してもらうのが近道です。最近主流になりつつある、CG合成やデジタルシネマなどを学べるのも専門学校の強みです。自主制作映画を上映し話題を集めてデビューという道もありますが、かなりの運と実力、資金が必要なためあまり現実的とは言えません。

映画監督の現状・将来性

【映画監督として活躍するまで】
映画監督になるには、長い下積みを経験する必要があります。映画の現場には、監督の下に多い時で7~8人の助監督がいます。そのなかでも上から3人はファースト助監督、セカンド、サードと呼ばれ、仕事の内容も明確に区別されています。最初はそのまた下の助監督として現場の雑用係からのスタートになります。絶対に映画監督になるという強い信念を持ち、努力を続けた人だけが監督としてデビューする事ができるのです。

お仕事DATA

【平均収入】
年収にして、300万~1000万円くらい。実力、知名度によって大幅に差があります。
【勤務時間】
早朝、深夜のロケや、編集作業など撮影中は不規則になります。
【必要資格】
特にありませんが、映画に関する幅広い知識と体力、下種みを乗り越える情熱が必要です。

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