「進学ナビ職業図鑑」シリーズ
音楽プロデューサー(2013.07.09UP)

どんな仕事?

●すべてを統括する重要ポジション
CDをリリースする場合などに、総合的な指揮をとるのが音楽プロデューサーの仕事です。企画プランニングの段階はもちろん、資金や人材管理といったマネジメント部分の責任者でもあり、クリエイティブな制作部分では各パートの連携を円滑に進める、極めて重要な役割。その上で、リリース予定のCDに対して、宣伝や営業活動をどのように仕掛けるかなど、広範囲にわたって携わります。その中でも、音楽プロデューサーの仕事として最近注目を集めている部分があります。それは、新人を発掘し、デビューさせ、プロモーションするまでの過程。アーティストの才能や魅力を最大限に引き出すのも仕事です。コミュニケーションを取りながら、プロとしての考えや意識を教育していきます。

音楽プロデューサーの1日

●PM1:00 企画会議
発掘したアーティストを、どのように売り出していくか、スタッフと打ち合わせ。時代が求めるアーティストの姿と、実像とを上手く合わせて戦略を練ります。

●PM4:00 レコーディング
すでにデビューしたアーティストのレコーディングに顔を出します。アーティストはもちろん、ディレクターなど現場スタッフとのコミュニケーションも大事。

●PM9:00 新人発掘
噂になっているアーティストを見るため、ライブハウスまで行きます。実際のステージを見て、観客の反応やアーティストのオーラ・魅力を見極めるのです。

音楽プロデューサーになるには?
【経験を積み重ねる】
企画から最終段階まで、ひとつの作品に携わるこの仕事は、営業や制作部門などを経験した上で、やっと到達できるエグゼクティブなポジションです。そのため、新卒でいきなり音楽プロデューサーになることは、ほとんど不可能と言えます。まずはレコード会社やプロダクションへの就職を目指しましょう。

音楽プロデューサーの現状・将来性

レコード会社・プロダクションへの就職ですが、人気があり競争率が高いのが実状です。就職が決まると下積み期間になりますが、ここで挫折ということも。また、どの業界においてもプロデューサー業務は確立されており、業界を問わずに手掛けている人もいます。経験と能力で、来たチャンスを確実に成功させれば、フリーランスとして高収入を得ることも可能です。

お仕事DATA

【平均収入】
月給制の会社が多いが、作品ごとにプロデューサー料が支払われる場合もあります。

【勤務時間】
一般的に時間が不規則で、勤務時間も長いです。

【必要資格】
特にありません。経験と実績、そして感性が問われます。

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