進学先の選び方「栄養士」
(2017.06.15UP)
なりたい職業で比較する進学先の選び方「栄養士の場合」
●大小さまざまな店で中華料理を作る
中華料理は、どんな食材でも使いこなす幅の広さ、おいしさ、気軽に会食を楽しめることなどから、私たち日本人の生活においても広く定着しています。
中華料理店には、ラーメンや鮫子などを中心とした小さなお店から、100種類以上の豊富なメニューがあるレストランまで、いろいろな店があります。そこで料理を作るのが、中華料理の調理師です。
●料理長を中心に共同作業で働く
調理師は料理を作るだけでなく、厨房の清掃、食材や調味料の点検、仕込みと呼ばれる下準備など、いろいろな仕事をこなします。料理長やチーフといったベテラン調理師を中心に共同作業で働く中で、若い調理師はその店の味を学んでいきます。
忙しさのピークは昼と夜。夜は宴会などが入ることも多く、料理長は料理を作る一方で、宴会の打合せや料理の確認などもこなします。
いくつかの中華料理店などで働いて経験を積みながら調理の技術を身につけ、腕を磨いていきます。
昼の忙しい時間が過ぎた後、調理場にある材料を使って新人の見習い調理師が簡単な料理を作ってまかないとすることが多く、これは新人が先輩たちに腕を認めてもらうチャンスにもなります。
高校を卒業して調理師学校に通った後、中華レストランに採用されました。仕事中は常に先輩にも後輩にも気をつかい、いかに仕事をやりやすくするかを心がけています。たとえば鍋を使っている人がいたら、その鍋の中のものの次の行き場としてボールを用意するなど、頑張っています。
独立して店を持ちたいという料理人も多く、若手を育てることも大切な仕事です。去年、私も一つの店を任されました。実際に店を任されると料理をもっと覚えたくなり、それ自体が目標になります。いろいろな人がいろいろな料理を作っているのを見ると、自分も刺激を受けます。
中学校を卒業してから、4つのレストランで修行を積んできました。料理人は料理を作るだけが仕事で自分の料理が一番だと考えてしまいがちですが、そうではありません。料理もサービスもそこで働いているほかの人たちも、みんな大切だと考えられることがとても重要なことです。
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