美容師
(2012.07.27UP)
ヘアスタイルは、トータルファッションの一部です。お客様の好みに合わせて、個性豊かなヘアスタイルを作り上げていくため、カットやパーマ、カラーなどを行うのが美容師の仕事です。
●コンピュータシステムの設計技術者
交通機関の運行管理や銀行のオンラインシステムなどいろいろな場所で利用されているコンピュータシステム。そのシステムの設計・開発から導入後のサポートまでを行う技術者が、SEと呼ばれるシステム・エンジニアです。
●システムの設計から導入後のサポートまで
まず、ユーザーの業務の流れや業務量などを正確に把握し、導入後の効果や予算などを考えて、最も効率よく業務が行えるよう提案します。システムの仕様が決まると、システムの設計を進め、ハードウエアの設定やソフトウエアに持たせる機能など、細かい内容を決めます。必要となるプログラムを作るための仕様書を作り、プログラマーに作業を指示します。プログラムが完成すると、それぞれのプログラムをコンピュータに組み込み、システム全体が正しく作動するかテストを繰り返します。システム導入後も、いつも順調に動くように、プログラムの改善や保守を行うのも大切な仕事です。
情報処理やプログラミングの知識が必要なため、工業高校や専門学校などで、情報処理の基礎的な知識を習得することが望まれます。コンピュータメーカーのシステム開発部門やコンピュータシステムを開発している会社などで働くのが一般的です。
通常、システム・エンジニアになるには、ユーザーとして業務知識を持った人がコンピュータの技術を習得してなる場合と、プログラマーなどのコンピュータ技術者がなる場合の、2つのなり方があります。
ハードウェア・ソフトウェア・通信回路をいろいろと組み合わせ、ユーザーの要求にかなったコンピュータシステムを設計する仕事です。
通常、企業などで新規システムを導入する際には、事前調査・分析など導入計画をたてるプロジェクトチームが発足します。
システムエンジニア(SE)は、このプロジェクトチームに加わり、企業内の業務の流れや業務量を調査・分析し、コンピュータ化の対象業務に対するコンピュータとネットワークの利用形態について概略を設計。導入するコンピュータが決定すると、本格的にシステムの設計を開始します。そしてコンピュータ化する業務の担当者と打ち合わせし、仕事を実地観察。伝票や書類の流れ・種類・形式・量などを正確に把握して、業務に適したシステムの機能を見い出します。
さらにハードウェアとオペレーティングシステムを選び、データやファイルの形式を決定。処理の流れを細分化してデータと制御の流れを明確にした設計書を作成するのです。
設計には、処理能力・信頼性・トラブル対策などを追究します。企業にとってシステムの構築は、高額を投資する大プロジェクト。それだけに、システムエンジニアの役割は重要だと言えるでしょう。
●CHECK POINT!
いろいろな社会システムを構築するシステムエンジニアコンピュータ技術の専門家であるシステムエンジニア。その知識・技術・能力が発揮されるのは、企業内部の業務だけではありません。
銀行のオンラインシステム・交通管制システム・ダム制御システム・放送システムなど、社会生活において責任の重い分野においても活躍しているのです。
さまざまなコンピュータシステムに精通するシステムエンジニアは、それぞれ自分の得意とする分野を持っています。システム設計のスペシャリストとして、現代社会に欠かせない存在となっているのです。
【打ち合わせ】
コンピュータシステムを導入する企業(クライアント)のプロジェクトチームに参加し、専門的な見解を述べます。
【実地観察】
システムを導入する業務を調査して、正確に把握します。この段階で使うソフトなどを具体的に決定します。
【機能を明確化】
システム設計書によって、今後プログラミングなどの作業が展開されるので、すべてを明確に表現することが重要になります。
お客様が何をしたいのかを聞き出し、あいまいなところを残さないようにしています。お客様が何をしたいのか聞きだせるように話術を身につけていきたいです。コンピュータに関する知識は、一生学び続けないといけません。仕事を進めるうえでは、お客様にわかりやすく説明できる力が必要になってきますね。
一つのプロジェクトだけでなく、いくつものプロジェクトを平行して動かしています。しかし、一つひとつの仕事で高い成果を出さないといけないのが、たいへんですね。柔軟な発想で問題解決をしています。勉強しながらシステムを作ることや、若手を育てていくのに苦労してますよ。
お客様に納めたシステムが、その後いろいろな人に使われて「すごく便利になったよ」という言葉をもらった時は、うれしいですね。やりがいを感じるのは、技術の最先端のことができること、いろいろなお客様が抱えている問題を解決していけることです。
情報化社会への進展は勢いが衰えず、コンピュータの利用はまだまだ増大していくことが予想されます。コンピュータにおける技術革新は目覚ましく、システムエンジニアには高度な専門的技術が求められます。
人材育成に長期間を要するため、優れたシステムエンジニアの確保が急務になっているのです。経済産業省の産業構造審議会の試算によれば、ソフトウェア技術者の育成を推進しても、今後多くのシステムエンジニアが不足すると見込まれています。引き続き需要が供給を大きく上回ることになるでしょう。優秀な人材が待ち望まれる職業なのです。
【平均収入】
28~40万円くらい。所属や手掛けるプロジェクトによって異なります。
【勤務時間】
11~12時間くらい。コンピュータ導入時や運用中に障害が発生した際には、深夜でも調査や復旧に駆け付けます。
【必要資格】
国家資格の「基本情報技術者」試験をはじめ、ソフトウエア、システム、プログラミングなどの技術とスキルを測る、さまざまな資格・検定があります。自分の目指す就職先・業界に適応した資格を取得しておきましょう。
ヘアスタイルは、トータルファッションの一部です。お客様の好みに合わせて、個性豊かなヘアスタイルを作り上げていくため、カットやパーマ、カラーなどを行うのが美容師の仕事です。
日本料理には懐石・会席料理のほか、天ぷらやうなぎなど、さまざまな料理があります。そうした料理を提供する日本料理店や料亭、旅館、ホテルなどで調理の腕をふるうのが調理師(日本料理)で、一般的には「板前」と呼ばれます。食材を最大限に生かしながら、おいしく、美しく、安全な日本料理をつくるのが、仕事です。
調理師の仕事は、レストランやホテルで調理の腕をふるい、工夫を凝らした料理をお客様に提供し、優れた料理に必要とされる味覚、嗅覚、視覚のすべてについてお客様を満足させることです。一般的に調理師(西洋料理)は、「コック」と呼ばれています。
子どもたちの保護者に代わって、ゼロ歳児から小学校入学前の子どもたちに基本的な生活習慣を身につけさせ、心身ともに健やかに育てる手助けをするのが保育士の仕事です。
3歳から5歳の幼児の心とからだの発達は、目を見張るものがあります。公立や私立の幼稚園に勤務して、こうした幼児たちを対象に、その発達を伸ばす幼児教育を行うのが幼稚園教諭の仕事です。教員は、園児たちを観察し、一人ひとりの性格や特質にあった指導をします。
化粧品売場の客や、結婚式場の花嫁、テレビや映画の出演者、雑誌やポスターなどのモデルの顔などにファンデーションや口紅などをつけて化粧し、その人の顔を美しく見せるようにするのがメイクの仕事です。
爪を美しく彩り、爪の美容サービスに携わる人がネイルアーティストで、ネイリストとも呼ばれます。手や足の爪の手入れやカラーリング、おしゃれ感覚にあふれたデザインを施す仕事をしています。職場は、ネイル専門のサロン、美容室などのネイル部門が一般的です。
高速道路や鉄道、橋、河川、公園など、私たちの生活基盤を作る土木事業。これらの土木工事で施工計画を作成し、現場での工程・品質・原価・安全管理などを行うのが土木施工管理技術者の仕事です。
学校や病院、劇場、ビルなどさまざまな建物を、その用途に応じて、設計図を作り、その設計図をもとに、建築現場で実際の作業員を指揮・監督するのが、建築設計技術者です。
いつまでも美しくありたい。これは女性にとって永遠の願望です。そんな女性の願いを叶えながら、肌を美しく整えるのがエステティシャンの仕事です。仕事は大きく分けて、カウンセリング、フェイシャルトリートメント、ボディケア、脱毛があります。
医療事務員の仕事は、診療の終わった患者について、点数(1点=10円)の早見表を見ながら診療・検査・投薬料などの内容をカルテ内の所定の欄に転記することです。転記とは、たとえば薬が投与された場合、投与したグラム数から何点かを早見表で計算し、その点数をカルテに記入することです。この点数をもとに、患者負担分...
私たちは、虫歯になった時、歯科医院で治療を受けます。治療では、歯が欠けたり抜けたりした部分を、金属やプラスチックなどでできた入れ歯や差し歯、詰め物で補います。こうした人工的な歯や詰め物を製作するのが、歯科技工士の仕事です。
歯科衛生士は、医師と看護婦・看護士の関係のように、歯科医師の治療を補助したり、歯の病気の予防にあたります。歯科衛生士の仕事は、歯科医師の指示で行われ、診療補助、予防処置、保健指導の大きく3つに分けられます。
福祉施設や在宅で、日常生活を営むことに支障があるお年寄りや障害者が、少しでも自立できるように、専門的に日常生活を介護し、本人や家族などに指導するのが介護福祉士です。介護福祉士の活動の場は、福祉施設(福祉施設介護職員など)や自宅への訪問(ホームヘルパーなど)に分かれます。
体の中の見えない部分を画像化するX線写真は、病気の早期発見などに欠かせません。X線撮影(レントゲン)をはじめ、幅広く利用されている放射線を、病院や検診センターなど医療の現場で取り扱うのが診療放射線技師です。
理学療法士は、病院やリハビリテーションなどに勤務し、身体に障害を持つ人、あるいは障害を持つ危険性がある人に対し、医師をはじめとする医療スタッフと協力し、運動療法や物理療法による治療、訓練、指導を行う専門家です。
体や精神に障害をもつ人たちが、医師の指示のもと木工、手芸、園芸などの作業活動を通じて、機能の回復を図り、自立的な生活ができるように訓練や指導・援助を行うのが、作業療法士です。病院だけでなく、地域の保健福祉の場でも活躍しています。