藤田ニコル-インタビュー
(2015.09.25UP)
メディアで活躍する先輩に聞くインタビュー企画。POPTEEN専属モデル、バラエティ番組でも活躍中の藤田ニコルさんです。
菊地亜美(写真左)
‘90年9月5日生まれ、北海道出身。芸能人を目指して’07年に上京。’08年、アイドリング!!!のオーディションを受けて合格。バラエティ番組にも数多く出演、’12年にはブレイクタレントランキング第5位に選出された。シングル「シャウト!!!」では初のメインボーカルを担当。自身初の出版本「※写真はイメージです」が絶賛発売中!
伊藤祐奈(写真右)
‘95年8月15日生まれ、東京都出身。’09年、アイドリング!!!4期生オーディションに参加、‘10年3月に行われた最終オーディションを勝ち抜き、正式に4期生に選出される。’13年、新ユニット「アイドリングNEO」に参加。11月13日にデビューシングル「mero mero」をリリース。
―「アイドリング!!!」vs「アイドリングNEO」の対決、盛り上がっていますね!
まさかライバル関係になるとは思ってなくて、最初は複雑な気持ちでしたね。
そうなんですよ! ずっと別々にリリース・イベントをやっていたんですけど、(伊藤)祐奈と後藤郁ちゃんはアイドリング!!!のメンバーだったから、ちょっと不思議な感じもあって。でも、ここで負けたら恥ずかしいですからね。絶対、勝ちたいです!
私はアイドリング!!!で4年間活動していたので、まさかライバル関係になるとは思ってなくて、最初は複雑な気持ちでしたね。でも、アイドリングNEOのメンバーはすごくパワフルでフレッシュだから、「私もがんばろう!」って思って。じつは今日(11月18日)、結果が出るんです。どうなるかまったく想像できないし、ドキドキですね…。
―楽しみにしています(結果はアイドリング!!!の勝利でした)
おふたりがエンターテインメントの仕事を目指したきっかけを教えてもらえますか?
「夢を見過ぎちゃってる子」みたいな感じだったかもしれないですね、もしかしたら(笑)
幼稚園のときに見ていた「おジャ魔女どれみ」というアニメがきっかけですね。“おんぷちゃん”というキャラクターが大好きだったんですよ。おんぷちゃんって学生でアイドルで魔女なんですけど、「アイドルってキラキラしてていいなー」って。5歳くらいのとき、おんぷちゃん衣装を着て外を歩いてましたから(笑)。
私も小さいときから「芸能界に入りたい」と思ってましたね。アイドルでも何でもいいから、とにかくテレビに出る人になりたいって。女優とか歌手とか、そういうこともよくわかってなかったんですけど、小学校5〜6年の頃からオーディションも受けていたんですよ。私が住んでいたのは北海道の田舎だったから、そういう世界を目指している人は私だけだったんです。「夢を見過ぎちゃってる子」みたいな感じだったかもしれないですね、もしかしたら(笑)
私はずっと「素敵な世界だなー」って憧れていただけで、行動には移してなかったんです。でも、アイドリング!!!が一般オーディションをやるっていうのをたまたま雑誌で見て、「やってみよう」と思って。だから、歌やダンスのレッスンもアイドリング!!!に入ってから始めたんですよ。それまでは何もやったことがなかったので。
―中学、高校時代、勉強もがんばっていましたか?
中学のときは正直言って、ぜんぜんやってなかったです。でも、高校生になってからはがんばるようになりましたね。「芸能界に入ってバカになったね」って言われたくないから、テストとかでもひとりで燃えてるんですよ(笑)。好きな科目は数学と倫理、世界史かな。暗記がけっこう得意なんです。
―世界史の暗記方法で何か工夫していることはありますか?
身近なことに例えたり、自分のなかで勝手に物語を作って覚えることが多いですね。たとえば19世紀のことだったら、アイドリング!!!の19番の橘ゆりかちゃんのことから関連づけたり…。
え、そういう覚え方なの?!
そうなんです。だから、他の人には教えてあげられないんですけど(笑)
そうだね(笑)。私、世間的には“(勉強が)出来ない”というイメージかもしれないけど、中学のときはめっちゃやってたんですよ!! 両親が厳しいっていうのもあったけど塾とかも行ってて。
あみちゃんが塾?! すごい!
中1から中3まではちゃんとやって、自分が入りたい高校にも入って。私が“おばかキャラ”みたいなことを言うと、地元の友達とかからは「あの高校に行ってたのに“おばかキャラでいいの?”」って言われることもあって。ただ、高校に入ってからはやらなくなっちゃったんですよね、勉強。高校がゴールだと思ってたから。
―大学への進学を考えたことは?
「仕事との両立が大変だろうな」って思っちゃったので。でも、サークルに入ったり、専門的な勉強もしてみたかったなって。
当時はまったく考えなかったです。「(大学に行ったら)仕事との両立が大変だろうな」って思っちゃったので。でも、いま振り返ってみると「あのとき、大学に行っても良かったな」って思うんですよね。ちゃんと仕事と学校を両立させている人もいるし、サークルに入ったり、専門的な勉強もしてみたかったなって。高校の頃って、「勉強できるのはいまのうち。出来るときにやっておきなさい」って言われるじゃないですか。そういうのがホントに信じられなかったんですけど(笑)、「あれは嘘じゃなかったんだな」って思いますね。たとえばクイズ番組で歴史の問題が出たときとか、「もっとちゃんとやっとけばよかった!」って。
―伊藤さんは心理学に興味があるそうですね。
大学に行こうかなって考えてた時期に「心理学っておもしろそうだな」って。人間が好きだから、もっと知ってみたいと思ったんですよね。
あ、そうなんですよ。
聞いたことないんだけど(笑)。そうなの?
はい(笑)。大学に行こうかなって考えてた時期に「心理学っておもしろそうだな」って。人間が好きだから、もっと知ってみたいと思ったんですよね。人間観察も大好きなんですよ。メンバーといっしょにいるときも隅っこでみんなのことを見てたりするし。あと、英語ももっと学びたいですね。
私もやりたい! ロケで海外に行くこともあるから、もっと喋れるようになりたいですね〜。
―これまでアイドルとして活動してきて、いちばん大変だったことは何ですか?
基本的に負けず嫌いなので、「次は負けない」という気持ちになるんですよ。
自分が伸ばせる部分はどこだろう?って考えたり…。
“仕事、学校、仕事”みたいなスケジュールのときはやっぱり大変でしたね。じつは今日も朝から撮影があって、学校がある子は制服に着替えて行ってましたから。体力的にはかなりきついと思います。
そうですね。でも、私は基本的に負けず嫌いなので、たとえば同期の子が前に出ていたりすると「次は負けない」という気持ちになるんですよ。自分が伸ばせる部分はどこだろう? って考えたり…。
私も負けたくないタイプです、まちがいなく(笑)。メンバー同士の仲はすごくいいんですけど、「これは仕事だから!」という気持ちもあったりします。「(メンバーは)仕事仲間」って言うと、ファンの方から「え、そんなふうに思ってるの? ちょっとショック」と言われることもあるんですけど…。
―プロとして活動している以上、仲がいいというだけではダメですからね。
そうですね。友達だからと言って、仕事を譲るというのはおかしいし。
―では、「この仕事をやっていて良かったな」と思うことは?
自分の人間としての幅が広がるような感じがあって。自分をしっかり持てるようになったし、心も強くなったと思います。
たくさんありますよ、それは。大人の人たちとたくさん話ができるのも、すごく良いと思います。話をさせてもらうなかで「こういう考え方もあるんだ」って気づいたり、「自分のこの部分を変えてみよう」と思うこともあるので。
男女、年齢を問わず、たくさんの方と出会えますからね。握手会でも本当に色々な方が来てくれて、そのたびに自分の人間としての幅が広がるような感じがあって。自分をしっかり持てるようになったし、心も強くなったと思います。
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