翻訳家
(2013.09.04UP)
翻訳は非常に広い分野にまたがり、政治、経済、ジャーナリズム、ビジネス、工学などの産業翻訳と、出版翻訳に大別できます。
●獣医師の実際
獣医師の仕事というと、犬・猫・小鳥など小動物を専門としてペットの治療をする「小動物臨床分野」が広く知られていますが、実はさまざまな分野に携わっています。まず、肉や牛乳を生産するための"家畜"あるいは"産業動物"と呼ばれる牛・豚・鶏などの診療と病気の予防・衛生管理の指導などを行う「農林水産分野」。ワクチン接種などによる伝染病の予防、人工授精や授精卵移植技術を用いた家畜の改良と増殖にも取り組みます。次に、私たちがロにしている肉や牛乳、あるいは魚介類など食品の安全性を確保するために、監視や指導といった業務を行う「公衆衛生分野」。BSEや鶏インフルエンザウイルスなどの検査も担当しています。そして、大学の医学部や民間の研究機関において、試験や実験動物の管理などを行う「バイオメディカル分野」。医薬品の開発や各種安全性・有効性の試験や遺伝子工学や生命科学の研究活動にも参加しているのです。このように獣医師は、動物の健康や生命をあずかる仕事をしているだけでなく、人の健康や社会生活にも密接に関わる重要な役割も担っており、社会的責任の大きい職業と言えるでしょう。
●CHECK POINT!【公務員の獣医師募集にはどう対処すればいいの?】
獣医師の資格を必要とする国家公務員・地方公務員の場合は、まず「獣医師国家試験」に先駆けて行われる「公務員試験」に合格しなければなりません。しかし、せっかく「公務員試験」に合格しても、「獣医師国家試験」に合格しないと採用されないので、この点に注意する必要があります。獣医学科在学中に、目指す分野や企業・官庁や自治体を具体的に決めて、その目標に合った準備を充分に整えることが必要になります。専門職として活躍の場が意外に多い職業なのです。
【農林水産分野】
牛・豚・鶏など、家畜の診療や病気の予防に努めます。異常のある牛から採れた牛乳などの出荷を防ぐことに努めます。
【公衆衛生分野】
BSEや鳥インフルエンザウイルスなどの検査や監視作業を担当します。食品の安全性を守っているのです。
【バイオメディカル分野】
研究所での実験動物の管理をします。大学の研究や薬品の開発などに欠かせない存在です。
ペット産業の上昇傾向を受け、活躍する場面が増えている「小動物臨床分野」ですが、ペット数の増加以上に志望者の増加もみられ、新規に開業することはなかなか難しいようです。一方、国民の関心が押し寄せている家畜や食肉の問題。BSEや鶏インフルエンザウイルスなども関連する「農林水産分野」と「公衆衛生分野」における獣医師への期待は高まっています。この分野の獣医師の大部分は公務員であり、採用に関しては国や自治体の方針によってさまざま。ガイドラインの強化など政府の取り組み次第とも言えます。「バイオメディカル分野」は民間企業からの需要が伸びています。
【平均収入】
国家公務員I種・地方公務員など行政職の場合、初任給20万円くらい。開業獣医師の場合、年収1,000~2,000万円くらい。分野によってそれぞれです。
【勤務時間】
24時間の交代制をとる担当もあれば、8時間くらいを平均に仕事する分野も。
【必要資格】
「獣医師国家拭験」に合格し「獣医師免許」の取得が必要。行政職の場合はさらに「公務員試験」にも合格する必要があります。
「動物看護師」「動物看護士」ー現在、どちらの表記も広く使われていますが、症状に応じて内科や外科・眼科・耳鼻科など専門医を選択する人間と違い、そのすべての症状を引き受け診察する獣医師をサポートする仕事。
その中で、ゲームのコンセプトやテーマを考える企画段階に携わる仕事です。新しくゲームが誕生する際に、テーマやストーリーに沿って、実際の制作作業に携わる仕事です。
インターネットのホームベージ制作には、「webディレクター」「webデザイナー」「webプログラマー」「webコンテンツブランナー」などが携わり、総括して「webクリエイター」と呼ばれています。
広告代理店やデザイン事務所などに所属する人もいれば、フリーランスで活躍する人もいるグラフィックデザイナー。主にポスターや雑誌広告、出版物などのデザインを手掛けます。