翻訳家
(2013.09.04UP)
翻訳は非常に広い分野にまたがり、政治、経済、ジャーナリズム、ビジネス、工学などの産業翻訳と、出版翻訳に大別できます。
●専門知識を生かしてデジタル社会に貢献
コンピュータやデジタル家電、ICカードなど、小型集積回路(IC)や半導体チップは今や私たちの生活に欠かせないものとなり、これからも進化し続ける分野として期待されています。
この小型集積回路などを作るために、シリコンのプリント基板に描く回路を設計するのが、プリント基板設計者とも呼ばれる電子回路設計技術者の仕事なのです。たとえばIC作成には、設計・マスク製作・ウェハー製造・ICチップ製造・IC組み立て・製品検査など約200ほどの工程があり、それぞれの工程に携わる人々をIC製造エンジニアといいます。この一連の作業の流れの中で、基本部分となるのが設計といえるでしょう。実際の仕事は、設計というので図面を引く作業だと思いがちですが、近年はコンピュータに特殊な言語で条件を入力し、計算によって出た回路を半導体上に再現します。
人間が手で図面を描いていた頃に比べて飛躍的に進歩を遂げており、これからも進化する専門知識に対応していく力が必要になっています。
●CHECK POINT!【狭き門の就職、即戦力になることが大切】
大学院で修士課程を修めて、最新知識を身に付けていても就職は狭き門といえるでしょう。製品の開発は、ほとんどの場合が少数精鋭で行われるために多くの人材を必要としません。ですから、できるだけ専門性の高い知職を身につけ、コンピュータの世界に精通し、即戦力となる実力を自分のものにすることが大切です。そのために普段の勉強が欠かせません。
【仕事の依頼】
新商品に内蔵する電子回路の設計依頼があります。度重なる打ち合わせによって依頼内容を具体化し、どういった機能を付随させるかを決定します。
【設計開発】
コンピュータを使いプログラミング。依頼のあった電子部品がうまく作動するように、テストを繰り返しながら完成度を高めます。
【試作から製造】
設計をもとに試作品を作り、使用目的にあったものが出来たかどうかチェックします。合格なら製造へと流れます。
現在、電子回路設計技術者は、人間が設計するよりコンピュータの方が早く確実なため、技術者よりは高度な専門知識を持つ研究者に近い存在になっています。家電を中心にデジタル世界が大きく広がり、電子産業、半導体産業はますます盛んになってきています。技術開発も飛躍的に進む中で、海外との競争も激化しており、真に能力のある人材が日本国内でも求められています。これからはIC・半導体に関する最新技術と知識を持つことが必須条件になりそうです。
「動物看護師」「動物看護士」ー現在、どちらの表記も広く使われていますが、症状に応じて内科や外科・眼科・耳鼻科など専門医を選択する人間と違い、そのすべての症状を引き受け診察する獣医師をサポートする仕事。
その中で、ゲームのコンセプトやテーマを考える企画段階に携わる仕事です。新しくゲームが誕生する際に、テーマやストーリーに沿って、実際の制作作業に携わる仕事です。
インターネットのホームベージ制作には、「webディレクター」「webデザイナー」「webプログラマー」「webコンテンツブランナー」などが携わり、総括して「webクリエイター」と呼ばれています。
広告代理店やデザイン事務所などに所属する人もいれば、フリーランスで活躍する人もいるグラフィックデザイナー。主にポスターや雑誌広告、出版物などのデザインを手掛けます。