土木施工管理技士
(2012.07.26UP)
高速道路や鉄道、橋、河川、公園など、私たちの生活基盤を作る土木事業。これらの土木工事で施工計画を作成し、現場での工程・品質・原価・安全管理などを行うのが土木施工管理技術者の仕事です。
●専門的に日常生活を介護し、指導する
福祉施設や在宅で、日常生活を営むことに支障があるお年寄りや障害者が、少しでも自立できるように、専門的に日常生活を介護し、本人や家族などに指導するのが介護福祉士です。
介護福祉士の活動の場は、福祉施設(福祉施設介護職員など)や自宅への訪問(ホームヘルパーなど)に分かれます。
●トイレの付き添い、入浴の介助など、日常生活全般にわたる介助
たきりや痴呆症のお年寄りのための福祉施設で働く介護福祉士の仕事は、トイレの付き添い、入浴の介助、食事の世話など、日常生活全般にわたります。
身体的機能回復のためのリ八ビリ介助では、理学療法士とともに、専門知識を生かして、機能を少しでも回復させるように努めます。
利用者の自宅を訪問して介護をする介護福祉士は、利用者に代わって、買い物・食事の支度などの「家事援助」、入浴介助や身体を拭く清拭などもします。
介護福祉士になるには、国家資格が必要です。国家資格を取るには、介護福祉士国家試験にチャレンジする方法と介護福祉士養成校(専門学校・短大・大学など)を卒業する方法があります。
一昔前は、介護福祉士養成校は、ほとんど専門学校の一人舞台でしたが、近年は、短大や大学でも、介護福祉学科やコースを設置する学校が増えています。
専門学校や短大の介護福祉士養成学科(教育期間は2年が多数)を卒業すれば、無試験で資格が取得できますから、これが介護福祉になるための一番の近道です。
【福祉施設】施設での介助
特別養護老人ホームなどの老人福祉施設、また障がい者福祉施設に勤務する介護福祉士は、食事・入浴・排せつなど身の回りのお世話をするのが主な仕事になります。
【在宅介護】利用者宅を訪問
地域の在宅介護支援センターに所属し、訪問先の家庭で介護サービスを行う介護福祉士も多くいます。身体的な介護のほかに、掃除・洗濯・調理などの家事援助も行います。
【助言指導】家族へのアドバイス
介護を必要とする本人だけでなく、介護の悩みやストレスを抱える家族を支えるのも大切な仕事。介護方法のアドバイスや指導をはじめ、精神的なケアも行います。
わが国は世界でも例がないほど、急速に高齢化が進んでいます。そうした社会を背景に、寝たきりや認知症の高齢者、また心身障がい者の人たちが、安心して介護を受けられるようにと制定されたのが介護保険法であり、その専門家が介護福祉士です。高齢者や障がい者は本人の1割負担でさまざまな介護サービスが受けられるようになり、介護サービスへのニーズも高まっています。また近年は、特別養護老人ホーム、老人保健施設などのほかに、少人数で家庭的なグループホームが増加。さらに介護ビジネスへ参入する企業も増えつつあり、介護福祉士の資格を持った人材の活躍の場はますます広がりつつあります。
【平均収入】
地域や勤務先によって収入はさまざま。福祉施設に勤めた新卒者の場合、常勤で諸手当込みで月収15~20万円ほど。非常勤の場合は、時間給計算のところが多いようです。
【勤務時間】
福祉施設での常勤の場合は、早番・遅番・当直など勤務時間はその日によって異なるほか、勤務はシフト制になっているところがほとんど。
【必要資格】
福祉施設では無資格で働くこともできますが、国家資格である介護福祉士を取得しておいたほうが、給与・待遇面で有利です。また、短期間の実務経験で介護支援専門員(ケアマネージャー)を受験できるので、ぜひ取得しておきたい資格です。
高校のとき、母が祖母の介護をしていた姿を見ていて「介護って大変だなあ」と思うようになり、それについて勉強したい、という気持ちになりました。専門学校のときは、実際に介護をする方が隣にいて、助言をするという実習が中心でしたが、現在は、介護士として自分で考え、仕事をしています。
この仕事をしていて、利用者の笑顔が一番うれしいです。車椅子で進むことが上手にできなかった人ができるようになったり、立っているのが不安定だった人がいつのまにか安定したときなどの変わり目を見ると、この仕事をしてきた甲斐があったとつくづく思います。
基本的な知識や技術を身につけるということは当然ですが、現状の技術に満足せず、常に勉強を心がけています。調理のこと、栄養のこと、さらには入浴法も勉強しました。入浴では、ただ介助法だけでなく、体調など身体の様子すべてを学ぶという意識が持てるようになりました。
高速道路や鉄道、橋、河川、公園など、私たちの生活基盤を作る土木事業。これらの土木工事で施工計画を作成し、現場での工程・品質・原価・安全管理などを行うのが土木施工管理技術者の仕事です。
学校や病院、劇場、ビルなどさまざまな建物を、その用途に応じて、設計図を作り、その設計図をもとに、建築現場で実際の作業員を指揮・監督するのが、建築設計技術者です。
いつまでも美しくありたい。これは女性にとって永遠の願望です。そんな女性の願いを叶えながら、肌を美しく整えるのがエステティシャンの仕事です。仕事は大きく分けて、カウンセリング、フェイシャルトリートメント、ボディケア、脱毛があります。
トリマーは、犬のための美容師です。トリマーとは、(犬の)毛の不要な部分をカットし、形を整える「トリミングをする人」という意味です。犬の全身の手入れもするため、「グルーミングをする人」はグルマーと呼ばれることもあります。
コンピュータを実際に動かすにはプログラムの設計が必要です。システムエンジニアが作成したコンピュータ全体の設計図に基づいて、流れ図(フローチャート)を作成し、コンピュータが作動するように、情報処理の手順をプログラム言語を使って指示していく仕事です。
交通機関の運行管理や銀行のオンラインシステムなどいろいろな場所で利用されているコンピュータシステム。そのシステムの設計・開発から導入後のサポートまでを行う技術者が、SEと呼ばれるシステム・エンジニアです。
結婚式を挙げたい人々から挙式の相談を受け、豊富な情報量と経験をもとに、要望に沿った挙式の企画・提案を行うのがブライダルコーディネーターの仕事です。
医療事務員の仕事は、診療の終わった患者について、点数(1点=10円)の早見表を見ながら診療・検査・投薬料などの内容をカルテ内の所定の欄に転記することです。転記とは、たとえば薬が投与された場合、投与したグラム数から何点かを早見表で計算し、その点数をカルテに記入することです。この点数をもとに、患者負担分...
私たちは、虫歯になった時、歯科医院で治療を受けます。治療では、歯が欠けたり抜けたりした部分を、金属やプラスチックなどでできた入れ歯や差し歯、詰め物で補います。こうした人工的な歯や詰め物を製作するのが、歯科技工士の仕事です。
歯科衛生士は、医師と看護婦・看護士の関係のように、歯科医師の治療を補助したり、歯の病気の予防にあたります。歯科衛生士の仕事は、歯科医師の指示で行われ、診療補助、予防処置、保健指導の大きく3つに分けられます。
体の中の見えない部分を画像化するX線写真は、病気の早期発見などに欠かせません。X線撮影(レントゲン)をはじめ、幅広く利用されている放射線を、病院や検診センターなど医療の現場で取り扱うのが診療放射線技師です。
理学療法士は、病院やリハビリテーションなどに勤務し、身体に障害を持つ人、あるいは障害を持つ危険性がある人に対し、医師をはじめとする医療スタッフと協力し、運動療法や物理療法による治療、訓練、指導を行う専門家です。
体や精神に障害をもつ人たちが、医師の指示のもと木工、手芸、園芸などの作業活動を通じて、機能の回復を図り、自立的な生活ができるように訓練や指導・援助を行うのが、作業療法士です。病院だけでなく、地域の保健福祉の場でも活躍しています。