「進学ナビ職業図鑑」シリーズ
CGデザイナー(2013.08.29UP)

どんな仕事?

●CGデザイナーの実際
コンピュータグラフィックによって、いろいろな画像を制作するのがCGデザイナーの仕事です。テレビ番組や映画、アニメーション制作、ゲームソフト開発やデザイン、広告(主にコマーシャル)など、さまざまな分野で活躍しています。CGデザインの作業は基本的に「入力」「加工」「出力」の3段階。「入力」では図形の情報を数値データに置き換えてコンピュータに記憶させます。次に「加工」ではデータを変えることによって原図を自由にデザイン。表現したい立体や空間をつくったり、色をデジタル処理するのです。そして「出力」では、できあがった作品をディスプレイに表示させたり、VTRやCD-ROMに落とすなどします。コンピュータソフトを自由に使いこなす高度な技術が求められるのはもちろんですが、要の作業となる「加工」ではデザイン力が問われ、芸術性の高い優れたCGを生み出せる能力も必要です。CGデザイナーは、このような映画やTVなどの「動画」を制作するほかに、広告ポスターや出版物に用いられる「静止画」を手掛ける場合もあります。それぞれ得意とする分野を持ちますが、ゲームソフトに関しては、より専門的に手掛けるデザイナーが確立されています。

CGデザイナーの仕事内容

【ゲームソフト会社】
ゲームソフトを専門にデザインします。ゲームの中に、より立体的な世界を創り出すことを目指します。

【メディア制作会社】
CMやテレビなどでは、映像を加工した新しい表現方法が求められます。人の目に触れる機会が多いのでやりがいも大きいです。

【フリーランス】
CMやテレビなどでは、映像を加工した新しい表現方法が求められます。人の目に触れる機会が多いのでやりがいも大きいです。

CGデザイナーになるには?
【就職にはCGクリエイター検定が有利】
コンピュータ技術を教える専門学校やデザイン学校で基本的な技術は学べますが、よりCGを重視して学ぶのなら、CGデザインの学校で学ぶと良いでしょう。就職先としては、映像制作のプロダクションやゲームソフト会社などがCGデザイナーを専門職として募集しています。CGデザイナーの仕事は資格がなくともできますが、就職をより有利にするには、CG-ARTS協会の「CGクリエイター検定」を取得しておいたほうがよいでしょう。1~3級まであり、3級は CG制作に必要な基礎知識と技術を試験。2、3級は「ディジタル映像部門」と「Webデザイン部門」があり、それぞれクリエイターに必要な知識やスキルの理解度を測る指標になっています。

CGデザイナーの現状・将来性

テレビなどのメディアから広告・ゲームソフトまで、あらゆる産業がCGを導入しています。そのため、CGデザイナーの必要性は高く、今後ますます専門職としての需要は伸びていくと思われます。特にゲームソフトの制作会社は、常に優秀な人材を求めています。コミュニケーション能力や社会性といったことよりも、作品の完成度が評価される実力社会。若くして大きな成功をおさめるCGデザイナーもいるのです。

お仕事DATA

【平均収入】
ゲーム会社に就職した場合、初任給で20万円くらいから。能力や担当部署によって異なります。

【勤務時間】
フレックス制が多いです。締切前は徹夜することも。

【必要資格】
CGクリエイター検定、画像処理検定などを取得していれば、就職の際に有利です。

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