測量士「進学ナビ職業図鑑」シリーズ

測量士が活躍している分野は、建設業、不動産業、測量専業会社の他、各官公庁など広範囲にわたっています。公共機関が行う基本測量や、公共測量は、必ず測量士・補が行わなければならないとされています。また、測量業者は、営業所ごとに測量士の有資格者を置くことが義務づけられています。建設の仕事は減っても、公共関係や、不動産の評価や境界確定調査などの仕事はあり、堅実性が高いです。

【平均収入】
未経験者では月収20万円ぐらい。経験者で最高40万円まで。独立は、順調な人で、月収70万～100万円ぐらい。

【勤務時間】
他の建設作案職種に比べてやや変則的ですが、交代で休みを取り、週休2日制を実施している所も増えてきています。

【必要資格】
測量士・測量士補の試験は、国土交通省国土地理院が例年5月下旬に実施している。試験の合格率は測量士試験が10％前後、測量士補試験が20％前後。