「進学ナビ職業図鑑」シリーズ
インテリアコーディネーター(2013.08.29UP)

どんな仕事?

●インテリアコーディネーターの実際
インテリアコーディネーターの仕事は、一言でいえば"快適で暮らしやすい家づくりのために、内外装材、インテリア用品、生活用具をはじめ住宅全般についてアドバイスを行い、コーディネートすること"です。具体的には、まず、設計者などと一緒に依頼主と会って、そのイメージを確認します。その上で内装に使う材料の質や色、照明の位置、家具の配置など考慮し、出来上がりの予想図などもつくって、依頼主や設計者と十分検討を重ねます。設計者は家を建てるためのハード部分の設計を担当し、インテリアコーディネーターはソフトの部分の提案を受け持つわけです。着工後は具体的に家具や照明を選定したり、細かい部分の調整をしながら、依頼主の好みに合う住宅づくりをしていきます。

インテリアコーディネーターの仕事内容

【打ち合わせ】
設計者、依頼主とともにイメージの確認をします。その上で内装に使う材料の質や色、照明、家具などを決めます。

【出来上がりの予測をたてる】
設計者、依頼主とともに十分に検討を重ねます。設計者に設計図を作ってもらい、よりよい建築物にするための提案をします。

【着工】
着工後は、具体的に家具や照明を選定します。細かい部分の調整をしながら、依頼者の好みに合う住宅づくりをします。

インテリアコーディネーターになるには?
【総合的に学ぶ】
適正能力としては、美的感覚に優れ、空間判断能力があることが大切になります。インテリアコーディネーターになるためには、まず関連企業に就職し、知識と経験を得ることが重要なようです。資格という点では、昭和58年より、経済産業大臣認定の「インテリア・コーディネーター資格試験」が行われるようになりました。25歳以上なら誰でも受験できる試験です。この資格はインテリアコーディネーターにどうしても必要な資格ではありませんが、持っていれば就職や転職、あるいは独立に当たって有利に働くと思われます。なお、インテリアコーディネーターの仕事は、建築や設計の部分とも密接なかかわりがあることから、「2級建築士」などの資格があれば一層仕事の幅も広がり、就職するにも独立するにも有利になると思われます。

インテリアコーディネーターの現状・将来性

住宅に対する要求は、昔とは比較にならないほど多様化しています。住宅すべての要素が住む人の好みやライフスタイルにマッチして、初めて“快適で暮らしやすい家”になるわけです。そのなかで、インテリアコーディネーターは注目の職業であり、多くの専門学校やコースが登場しています。インテリアコーディネーターの多くは、建設会社や家具メーカーなどのインテリア関連企業に勤務しています。「インテリア・コーディネーター」の資格試験制度が発足して10年足らずですが、資格者は確実に増える傾向にあります。

お仕事DATA

【平均収入】
リフォーム会社に就職した場合、20代の平均収入は15〜24万円くらい。能力によって異なります。企業によっては職務手当がつくこともあります。

【勤務時間】
住宅が出来上がるまで、あらゆる部分にタッチする必要があるため、労働時間は一般職よりやや長めという傾向。

【必要資格】
関連資格として、経済産業大臣認定「インテリア・コーディネーター」・「2級建築士」などがあります。

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