CGデザイナー
(2013.08.29UP)
コンピュータグラフィックによって、いろいろな画像を制作するのがCGデザイナーの仕事です。
●パタンナーの実際
デザイナーがイメージした通りの服を形にするため、デザイン画から実際の寸法を出して型紙(パターン)をつくる仕事です。
パタンナーには高い専門技術と感性、実務経験、総合的な知識が必要と言われています。
デザイナーのイメージを忠実に図面化することのできるパタンナーは、その実力によってデザイナー以上の存在となることも。
有名なデザイナーが会社を移る際にパートナーだったパタンナーを伴って移籍するケースや、デザイナーの頭を飛び越えてパタンナーがヘッド八ンティングされるということもよくあります。
また、最近のパタンナーは、コンピュータによるパターンメイキングやマーキングなどの能力が求められる場合もあるので、コンピュータCADを使いこなせる必要性が高まっています。さらに、パターンをつくった後には、縫製や編み立ての現場できちんと指示を出すという大切な業務があるため、コミュニケーション能力も大切な要素。
腕の良いパタンナーになれば、日本国内だけでなく海外から招かれることもあります。
職人として感性の研ぎすまされたスペシャリストと言えます。
●CHECK POINT!
【パタンナーになるために求められる4つの資質】
(1)デザイナーのパートナーとしてデザインの本質を理解できる。
(2)素材や生地においても基礎知識を持っている。
(3)デザイン全体について幅広い知識がある。
(4)優れた専門技術が身に付いている。
これらの条件をふまえ、デザイナーのイメージに沿ったパターンづくりができるようになって初めて、一人前になります。
【デザイン画が上がってくる】
デザイナーがつくったデザイン画から、どんなイメージに基づいて描かれたのかを的確に掴みます。
【パターンづくり】
実際に立体的な表現を起こすには、どのようなパーツが必要になるかを考え、数字を算出。パターンをつくります。
【現場チェック】
縫製や編み立ての担当に細かい指示を出してチェック。ここでパターンが形に仕上がります。
アパレル業界におけるパタンナーの場合、社内でのポジションはそれぞれの企業によって違います。プレタポルテ型のマーチャンダイジング(商品計画)の場合はブランド別チームに所属したり、百貨店のボリューム商品の場合は生産部門のスタッフとして籍を置くなどさまざま。しかし、ポジションは違っても、パタンナーの役割は変わりません。デザイナーの感性をいかにしてパターンに表現できるかという一点に、全てがかかっているのです。服づくりの上で重要な業務を担当するスペシャリストとして、大きな期待と責任を背負った仕事を担っていると言えるでしょう。
【平均収入】
アパレルメーカーに就職した場合、専門職としての給与形態になっているので、一般職よりやや多いようです。初任給は18~25万円くらい。
【勤務時間】
アパレルメーカーに勤務した場合は、原則として8時間くらいです。
【必要資格】
特にありませんが、(財)日本ファッション教育振興協会の「パターンメーキング技術検定」を持っておくのも良いでしょう。
広告代理店やデザイン事務所などに所属する人もいれば、フリーランスで活躍する人もいるグラフィックデザイナー。主にポスターや雑誌広告、出版物などのデザインを手掛けます。
建築士は、建築物のデザインや構造あるいは設備などについての専門的知識や技術を生かしながら、建築物の設計、見積、積算などを行って計画を作成するとともに、建築工事の進行を監理し、また建築物の維持監理を行います。
快適で暮らしやすい家づくりのために、内外装材、インテリア用品、生活用具をはじめ住宅全般についてアドバイスを行い、コーディネートすることです。
医療とネットワーク・システムの両方の知識を持ったプロフェッショナルが「医療情報技師」なのです。現在、医療の現場ではこの「医療情報技師」が不足しているのが現状です。
カイロとはギリシャ語で「手」プラクティックは「技術」を意味することから、手技療法とも呼ばれます。主に脊髄の歪みを矯正することによって、各種病気の治療と予防を行うというもの。
高度な医療機器を操作する専門職として、臨床工学技士の資格が制度化されました。大病院などで多くの装置を扱うほか、人工透析などひとつの仕事を専門にする人もいます。
福祉事務所で働くケースワーカーは、そのような生活上の困難を抱えた人々の直接の窓口として、温かく相談にのり、福祉事務所内での面接や家庭訪問を行いながら問題解決や自立のためのサポートをする仕事。
ケアマネージャーは介護支援専門員とも呼ばれ、2000年の介護保険制度導入に伴って、介護が必要なお年寄りの要介護度を認定し、ケアプランを作成するための新たな資格として制定されました。
主な職場は都道府県庁や区役所、福祉事務所などの公的機関の福祉相談窓口、病院や保健所などの医療機関、高齢者や障がい者などの福祉施設など。社会福祉士の仕事とは、日常生活でさまざまな障がいや困難を持った人々を、物質面だけでなく精神的にも支えてゆくものです。