ブライダルメイクアップアーティスト「進学ナビ職業図鑑」シリーズ

【コミュニケーション】
結婚式では、新郎新婦だけでなく親族や式場関係者とも関わります。特に準備で忙しい新郎新婦に対して、打ち合わせ時から式当日まで精神面のカウンセリングも大切です。

【提案力】
どのようなメイクにしたいかなどのイメージを、新郎新婦からヒアリングしていく中でつくり上げていきます。衣装に合うメイクにするために、的確な提案力が必要です。

【技術力】
式当日では、限られた時間の中でメイクをしていきます。タイムスケジュールを把握し、進行に合わせたメイク施術をしていくには、確かな技術と経験が必要です。

メイクアップは、モデルのメイクやブライダル専門など、複数のジャンルに分かれる仕事です。花形職種のひとつになっていますが、厳しい世界でもあり、常に向上心を持つスペシャリストが求められています。また、ブライダル分野での将来性については、需要がなくなることはありません。今は式場の選択肢もたくさんある上に、ドレスやメイクを幅広く選ぶことができます。こだわる方は、メイクアップアーティストを呼ぶケースも増えました。技術があり、信頼できるブライダルメイクアップアーティストとして実績を重ねれば、マーケットは広いでしょう。

【平均収入】
フリーランスの場合は1本10万円というものもありますが、事務所に入った場合などは、月収18～20万円が平均です。

【勤務時間】
勤務時間は、特に決まっているわけではなく、その現場の状況によって数時間の場合もあれば1日かかる場合もあります。

【主な資格】
●美容師免許
●メイクアップ技術検定資格
●きもの文化検定
●パーソナルカラーコンサルタント資格