西川 瑠美さん
陶芸は自由自在に変化させられる面白さが魅力
美術科の高校でいろいろやって『陶』が一番自分の世界を表現できると思ったんです。『土』は面白い素材で柔らかくも硬くも表情が出せるし、平面でも立体でも自由に表現できるのが気に入っています。それに「焼いてみないとわからない」「思い通りにならない」ってことも魅力ですね。もちろん『炎』を自在にあやつって上手くコントロールできれば、もっと楽しいと思いますが。
美術を志したのは、子供のころから絵を描くことが好きだったからです。美術科の高校に進学し、高校2年生から陶芸を始めました。イラストや金工もやったのですが高校の卒業制作は陶芸を選びました。それでもっと本格的に陶芸をやりたいと進学を考え、学生の作品が魅力的で、学費が安いのも気に入って「奈良芸ならやれる」と入学しました。