柴山 敬子さん
課題に追われ、鍛えられています
1回生の最初の頃は、ハンドワークの授業が多かったですね。線と面のトレーニングとか色彩とか。最初はこれでデザインの勉強になるのかと思いましたが、だんだんデジタルワークになってきて手描きの重要性がわかってきました。2回生になって、デザインの現場の仕事に近い<コミュニケーションデザインクラス>に入りました。企画や構想、人とのコミュニケーション力を学びたいと思ったからです。授業は次から次と課題が出されるのでもう必死でしたね。ほんとうに目にクマができるほど頑張ったんですよ(笑)。一番しんどかったのはWebデザイン実習です。奈良芸のホームページをグループでつくるという課題で、企画からWebサイト構築までやっていくんですが、皆の案をまとめるのが大変でした。グループワークでは、コミュニケーション力が大切ですよね。
卒業制作は『チロルチョコ』のデザイン。外国人のためのお土産バージョンです。取材や資料集めをするために関西国際空港やお土産店にも足を運びました。先生からは今までなかった斬新なモノ、それでいてリアリティのあるモノをつくりなさいとアドバイスをいただきました。
制作する上で心がけているのは、第三者の眼で見るということです。自分を客観視するのがなかなか難しいのですが、自己満足にならないよう”つたえるデザイン”を意識しています。
4/29更新
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