溝部 仁
理事長・学長
理事長・学長
技術屋の時代
10年程前、ある雑誌に都はるみが歌謡ショーを開催した際、歌手ではなく歌屋(うたや)と自己紹介したことが記事になっていた。これを読売新聞が取り上げて激賞していた。映画人が、自らを活動屋と呼ぶのに似ていると思念する。我々は、『なんとか屋』と聞くと、『地上げ屋』などを連想して、あまり良い印象を抱かないが、これらとはまったく違う概念の言葉である。誰にも負けない技術力があるから、『○○屋』と称するのだと推察する。
本学の建学の精神は、『自立・自活できる人材の育成』を掲げ、教職員と学生がこれが実現できるように頑張っている。だから、平成27年度の就職率は、99.1%。そして、平成28年度は、100%を達成できたものと推断している。このためのスタッフと施設は、準備した。あとは、自身の努力と自覚しかないことを述べておきたい。