北原 泰邦
言語コミュニケーション学科
講師
言語コミュニケーション学科
講師
多角的な視点で日本の文化と文学を学ぶ-言語コミュニケーション学科
言語コミュニケーション学科では、社会で必要とされるコミュニケーション能力を身につけることを目的としており、「話す」「聞く」「読む」「書く」という能力を最大限に引き出すため、一人ひとりの目標に合わせた多彩なカリキュラムが展開されています。その中で、サブカル・日本文学フィールドでは、漫画・アニメなどのサブカルチャー文化の研究、小説・児童文学・詩や短歌・書道などの創作活動を中心に、学生個々が、「学ぶことの楽しさ」や「わかることの嬉しさ」を実感できる授業が行われています。
サブカルチャーは、今や新しい日本の文化として定着しており、アニメ論・マンガ研究などの授業では、サブカルを単なる娯楽の対象としてではなく、ひとつの研究対象として分析・考察することで、現代文化に対する視野を広げ、自ら考え抜く力を養っています。
また、日本文学の授業では、古典から現代の日本文学作品を精読し、小説の読み方の多様性や時代背景・文化的影響などを調査研究して、人と文学との関わりについて学んでいます。さらに小説や詩などの創作授業では、実践的な小説の書き方を学びながら、学生が主体となって卒業制作に取り組んでその成果を創作集にまとめています。
いずれの授業も、学生が課題に積極的に向かい合い、それらを研究レポートや作品として残すことで、学生一人ひとりが二年間の学びの成果を目に見える形で実感できるような取り組みをしています。