(イギリス)バース・スパ大学/テキスタイル専攻へ留学予定
海外大学への留学を目指したきっかけ、また、日本外国語へ進学を決めた理由について教えてください。
高校2年生の時に、ニュージーランドに留学をしていました。美術の授業で、テキスタイルの先生からファッションデザインについて教えていただいたことがとても印象的で楽しかったので、また留学したいと考えるようになりました。
日本外国語のオープンキャンパスに初めて参加したのは、高校3年生の夏休み。美術の技術面やポートフォリオの作り方が分からず、どうしようか悩んでいた時でした。説明会では、先生が楽しく、優しく接してくれたのがとても印象に残っています。また、芸術的専門知識や、技術の基礎が学べ、さまざまな海外芸術大学の情報を得ながら自分らしい作品の創作ができそうだと思い、日本外国語への進学を決めました。
力がついた授業、印象に残っている授業について教えて下さい。
海外芸術大学留学コースでは、英語力向上とともに、アート&デザインのスキル、知識も同時に学べます。
「美術史、美術理論」では、高校で学ぶ世界史より深く専門的な内容で、色合い、構造、時代背景など多方面から多くの鑑賞点を学べます。時には、芸術に関するトピックでディスカッションやディベートを行うので、さまざまな視点から考えて議論するのが刺激的で楽しかったです。
また、スキル面では、前期にファインアートやデザインについて万遍なく触れ、自分に合う分野を模索します。後期には、イラストレーション、プロダクトデザイン、フィルムメイキングなど、より具体的な作品を作ります。また、自分の作品について発表する機会も多く、「作品を通して何を伝えたいのか」など今後の作品展開に向けた、貴重な振り返りの機会も豊富です。先生の的確なアドバイスと同級生たちが異なる分野でつくった作品を見て、たくさん影響を受けました。
日本外国語で学んで良かったと感じる点はありますか?
「海外芸術大学留学」という共通の夢を持つ友人と一緒に学びあえたことです。お互い違う分野を得意としていても、お互いアイデアを出し合って、それぞれ刺激を受け、そこから新しい発見につながるので、自分の作品にも反映させることができました。
留学したらどんなことを学びますか。また、将来の夢などあれば教えて下さい。
テキスタイルの技法はすべて興味があるので、さまざまな技法に挑戦したいです。自分の身の回りにある模様や形をファッションとしてデザインを融合させたり、布だけでなく、ガラスや木材などの素材を使ってデザインしてみたいです。
将来的には、「テキスタイル=ファッション、インテリア」という概念を取り払って、さまざまな分野と融合させながら、もっと幅広く活躍したいと考えています。