(昼間・4年)
一人ひとりが望む暮らしを叶えるために生活能力の回復をサポートする専門家
身体や精神の障害を抱える人々が、障害があっても「もう一度したい生活行為(作業・こと)」を取り戻してもらうための治療や指導を行ったり、自分の力で主体的に生活できるよう、食事や家事など日常生活や仕事・余暇等、様々な能力の回復を目指して治療や指導を行う国家資格者です。
作業療法の「作業」とは、陶芸や木工などの特定の活動だけではなく、人が生きる上での行動・活動すべてを指します。
つまり、その人にとって「できる作業」を引き出し、一人ひとりが望む生活が円滑にできるようサポートするのが作業療法士の役割です。
ここがポイント
作業療法士科の学びのポイント
1.生活行為向上マネジメントを詳しく教育
日本作業療法士協会が、作業療法を正しく行うために開発した「生活行為向上マネジメント」。
本校は日本作業療法士協会より、「生活行為向上マネジメント推進協力校(全国で6校のみ)」と認められており、講義・模擬演習だけではなく、実際に作業療法利用者から面接を行っています。
2.多くの卒業生が支える豊富な臨床現場での演習
2020年度改定新指定規則で定められた臨床実習(24週間)以外にも、当科では卒業生の所属する多くの施設の協力を得て、臨床現場での演習を行っています。
対象者の思いを「聴き」「肌で感じ」「実際に見て」「関わる」ことで、座学や同級生をモデルにした模擬演習では経験できない専門的な知識・技術を身につけることができます。
3.米子市や近隣市町が行うヘルスプロモーション事業にも積極的に参加
米子市や近隣市町が行うヘルスプロモーション(21世紀の健康戦略)事業にも積極的に協力・参加し、健康づくり・健康教育・認知症予防・保育などの事業にも演習の一環として参加しています。
学費について
初年度納入金 1,500,000円 ※入学金含む
就職・進路
目標とする資格
作業療法士(国家試験受験資格)/認知症サポーター/福祉住環境コーディネーター/全国手話検定/あいサポーター