介護福祉士の需要
日本の高齢者人口が4人に1人の『超高齢社会』といわれる中、これから先さらなる高齢者人口の増加が見込まれています。
介護を必要とする高齢者は増えるものの、介護に当たる職員の中で専門知識と資格を持った職員は現状でさえ足らない状態です。
有資格職員の需要は拡大する一方で介護の質の向上のため資格の厳格化が進められました。
このため以前はヘルパー2級(現・介護技術初任者研修修了者)は取りやすい資格として高い需要がありましたが、現在では試験制を取り入れ取得する職員は大幅減少しています。
また、介護福祉士も、以前は実務経験3年以上であれば無資格者にも受験資格が付与されましたが、法改正により最大400時間以上の別途研修が必要、そして国家試験に合格が条件となりました。
介護は今、大きな転換点にあり、法改正による厳格化で”手軽に取れた介護資格”は消えつつあります。
だからこそ、関東福祉専門学校では、専門知識豊かな、より経験深い介護職員の育成に努めています。
基礎から育てられた職員は自信を持ち、卒業後の介護施設、障害者支援施設等でも高い信頼を得ています。
介護の現場で求められているのは確かに質の高い職員であり、本校はそれに応えるべく日々、努力しております。
介護職員の給与・待遇
多くのメディアで『きつい・安い・汚い』といったネガティブな報道が流れていることと存じます。
しかし、関東福祉専門学校は社会福祉法人として施設運営も兼ねる元気村グループに所属し、卒業生の施設就業において待遇を定期的に報告を受け、日々改善するよう働きかけています。
元気村グループ施設では新たに「ノーリフティング」=「持ち上げない介護」を新テーマに各施設に介護ロボットやスライディングボード等、現場で働く介護職員の身体への負担を0にすることを目標として、日々研修や勉強会を行い、新システムを導入しています。
いかに職員が働きやすい現場を作り上げる事を重要視しています。
グループ施設、および協力施設へ就職した卒業生の離職率は低く、継続した介護職員の就労を手助けしています。
また、介護福祉士の法改定が日々行われており、介護福祉士として10年働いた人には
手当を別途支給するなどの賃金改定が国家規模で行われております。
介護福祉士という職種は、現在の日本にとっては重要視されており、数年後には看護師となってくるのではないかと言われています。
就職・内定状況
介護施設からの求人が非常に多く寄せられます。
また、障害者支援施設、病院、介護関連企業からの求人が寄せられています。
卒業を控えた学生は、これらの求人の勤務地・給与・待遇を比較し就職活動を行っています。
講師によって4段階の就職指導が行われ、特に理由がなければ9割の学生が就職されています。
専門知識・経験のある卒業生は、さまざまな企業が求めいています。
経済状況の厳しいご家庭の皆様へ
介護関連の求人は、他業種より多く就職率が良い職種です。
進学が厳しい学生は高校卒業後、すぐに施設へ就職という方も少なくはありません。
ただ、最近の介護求人の傾向として、資格所持や専門課程卒を前提とした求人もここ数年見られています。
関東福祉専門学校では、母子・父子家庭、および様々な理由から進学が経済的に厳しい家庭の皆様に各種奨学金のご案内をしております。
日本学生支援機構といった全国規模の奨学生制度から、本校独自の授業料免除となる奨学生制度、また生活支援金が付与される奨学生制度を取り行っております。
進学して就職と、高校卒業後から就職の生涯賃金格差など、学生の未来のために進学をご相談しませんか?