N.S.さん
2年生の声 N.S.さん
和裁、楽しいですよ!
なんて今は言えるけど、入学するまで、裁縫なんてしたことないし、興味もなかったんです。おまけに飽きやすい性格で、今こうして続いている自分にびっくりしているくらい。
だから入学当初は楽しいなんて思えなかった。でもゆかたを縫えるようになってから、完成するのがうれしくて楽しくて仕方ないくらいになりました。
和裁に興味を持ったきっかけは漠然と、一生続けられる仕事で、誰にでもできないことを学びたかった。そして和服を着ている人をとても素敵だと思ったことも大きいです。
でも入学を決意したとき、母親はあまり賛成ではありませんでしたが、祖母が後押ししてくれました。
今は襦袢を主に勉強中しています。襦袢といっても、たくさん種類があるんですよ。
スムーズにできるようになったときは、すごくうれしい。ゆかたなら、1日1枚を目標にしています。自分の調子がいいときがあれば悪いときもあるから、無理せず和裁に向き合っています。毎月縫った枚数に応じて奨励金がもらえるのも楽しみの一つ。最近はひと月に縫える枚数が増えて、目に見えて自分の成長を感じられるのがとってもうれしいですよ。
和裁の学校に入学することを反対していた母親も今は喜んでくれています。