横澤 諒さん
2012年度卒
新宿なだ万賓館
2012年度卒
新宿なだ万賓館
調理師をめざしたきっかけは、祖母の影響でした。共働きの両親に代わって毎日の夕飯は祖母が作っていました。そのお手伝いをしているうちに料理が楽しくなりました。その頃から将来は「調理師になる」それしか頭にありませんでした。
体験入学のときに挨拶が他校と全然違ったことが武蔵野を選んだ一番の理由でした。料理人の世界は厳しいだろうと思っていたので学生の頃からきちんと指導している学校の方が良いと思いましたし、社会に出た現在もそれは確実に役立っています。
魚が大好きで魚を一番活かせる料理といえば日本料理だと思い高度調理経営科の日本料理を選択しました。授業の最初に桂剥きをするのですが、食材を丸く剥く桂剥きは日本料理の基本です。
その基本を学校でしっかり身に付けられたのは本当に良かったと思います。
入社したばかりの後輩は桂剥きを丸く向けない人も多いのですが、武蔵野出身の後輩はしっかりできているので授業の成果だと思います。
また、2年生の11月には保護者を招待して自分達が作った料理を食べてもらう「賞味会」があります。献立作成から自分達で行い、食材など先生と細かく相談してプランを練ります。自分が作った料理を親に食べてもらう賞味会は特に良い経験になりました。