2008年卒業
中国東方航空 客室乗務員
外国の航空会社で日本人が働くことの意味
この職業を目指すきっかけは?
私は人と話すことがとても好きで好奇心も旺盛で、海外に行きたい! 多くの国の人と話をしたい! という思いから、客室乗務員という仕事を志望しました。飛行機の客室という限られた空間で日々多くのお客様と接し、毎日異なる乗務員同士で仕事ができるところに魅力を感じました。
現在の仕事内容を教えてください
中国東方航空で客室乗務員として勤務しています。仕事をしていく上で大切にしていることは「日本人らしさ」を忘れないことです。中国の航空会社なので、基本的に1便に日本人乗務員は1名の乗務です。中国人客室乗務員の中にいて、私ができることは、日本人のホスピタリティ精神やお客様の気持ちを察して行動できることだと思います。それが外国の航空会社が日本人客室乗務員を採用する理由であると思いますし、私たちが海外で働く時に期待される役割だと思います。日本人のお客様から「あなたがいてくれてよかった。ありがとう」というお言葉をいただけると、この仕事をしていて良かったと感じます。今後も日本人客室乗務員として、日本人らしさ、日本人の良さを発揮していきたいと思っています。
エアトラに入学した理由は?
エアトラに入学した理由は、学校見学の際に航空会社で長年勤務されていた先生方から経験談を聞かせていただいたり、留学制度やエアラインの授業が充実していること、そして先生方の放つオーラに一瞬にして心を奪われたからです。私もいつか先生方のようになりたいと思いました。
エアトラで学んだことで役立っていることは?
学んだ内容で現在も役立っているのは、「エアラインイングリッシュ」。乗務中に授業で学んだ英語をそのまま使用することが多々あります。その他にも航空機の原理を学んだ「エアライン概論」なども、機内でお会いした飛行機に詳しいお客様との会話で役立っています。
この分野を目指す人へのメッセージ
私はエアトラに入学して、先生方の母親のような親身な教えがあったからこそ、今の職業に就けたと思います。通学時間も帰宅後も客室乗務員になりたい一心で一生懸命勉強に励みました。先生方や同じ志を持った意識の高いクラスメイトと出会えたことが大きな刺激になり、支えになりました。皆さんも夢に向かって頑張れる、自分に合った環境を探してください。きっと、そこから夢の実現が始まると思います。